きょうもうららかないいお天氣 (*^^*)
庭の姫君たちも ご機嫌麗しゅう
可憐です
豊かさと儚さが同居する えもいわれぬ風情
・・・・と なるべくきれいに咲き残っているところを選んで写したんだけれど、実は 乙女椿の花は そろそろおしまい。
これからは いよいよ桜ですね。
明日また家に帰るので、南紀の桜が楽しみです♪
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分離と統合。
わかりやすい表現なのですが、堅苦しい感じがちょっと苦手。
貴秋は 「行って かえる」 という言い方が好きです。
「かえる」 がひらがななのは、「帰る」 「返る」 「還る」 など いろいろな字が当てはまるから。
「行き」 は、本来の自分から どんどん離れてゆくこと、ほんとうの自分でない要素を どんどん身につけてゆくこと、これが 「分離」 。
「かえり」 は、「行き」 で身につけたものを じっくり見直して、役目の終わったものを手放し 本来の自分に戻ってゆくこと、これが 「統合」 。
人の世の巡りは、拡張と収縮、暑さと寒さ、明るさと暗さ、など さまざまな対立要素の行き来を繰り返すことで 成り立っています。
分離と統合も そのひとつ。
そして今は、「統合」 の時期だと 貴秋は思っています。
私の勝手な感覚では、バブルのころが 「行き」 の絶頂期で、それが弾けたあたりで 「かえり」 に転じたような氣がしています。
以前と同じようにしているはずなのに なぜか今はうまくいかない、苦しいと感じるなら、それは 流れが変わったためかもしれません。
ニュースを見ていても、今までのように隠し事ができなくなった、今までのように儲けられなくなった、今までのようにうまくなだめて収められなくなった、など さまざまなきざしが見てとれます。
そのため、全体に世の中が悪くなっているような印象を受けますが、見ようによっては これはいいことなのかもしれません。
ごまかす、見栄を張る、ウソをつく、そんなやり方がいくらまかり通ったところで、ほんとうに幸せになれるはずがないもの。
そんな無理が通じなくなる流れは、ほんとうの自分でなくなるということがどういうことか じっくり味わったところで、本来の自分にかえれる 大きなチャンス。
無理やり幸せや豊かさを演出するような偽りをやめて、自分がほんとうに望んでいるのはなんなのか もう一度見直し、心の底からいい氣分になれるほうに 舵を切りなおす時期が来ているんじゃないかな。
大好きなことに没頭しているとき、美しいものを美しい おいしいものをおいしいと すなおに感じてうれしくなるとき、心の中に不安のかげりは見えません。
バブルに象徴されるように 「行き」 の道のりが お金をたくさん使って 外へ繰り出し 派手に浮かれ騒ぐほうへ進んでいったのなら、「かえり」 は その逆、内から満ち足りて お金も物も必要以上にほしいと思わなくなり、足元に最初からあった豊かさに氣がついて、それぞれのやり方を尊重しつつ 地道に楽しくやっていく、そんなほうに向かって歩き出す時代が来ているんじゃないかなぁ。
。。。。な~んて思いつつ、おはぎの仕上げにかかる貴秋なのでした (*^▽^*)ゞ
p.s. おはぎ完成!