Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

コヨーテ・アグリー

2011-04-10 | 外国映画(か行)
★★★☆2000年/アメリカ 監督/デヴィッド・マクナリー

「バーのシーンが最高」

ソングライターを夢見てニューヨークで一人暮らしをするヴァイオレットは、生活資金を稼ぐためにクラブ・バー“コヨーテ・アグリー”で働くことにした。そこでは、弁護士や女優を目指している女性バーテンダーたちが、カウンターの上でセクシーでエキサイティングなダンス・パフォーマンスを繰り広げていた……。

ジェリー・ブラッカイマー製作なんだけど、彼「「フラッシュ・ダンス」も手がけてたんだ。知らなかった。ジェリー・ブラッカイマーと言えば、完全にパイレーツ・オブ・カリビアンのイメージなんだけどねー。

この作品は主人公がバイトするバー「コヨーテ・アグリー」でのイケイケダンスシーンがとっても良くて、それだけを見る映画かな。アガリ症のソングライター志望の女の子が成功するまでのストーリーは、ホントどうでもいいくらいつまんない。まあ、定番パターンだから、ストーリーなんかどうでもいいのかな。

この話のつまらなさをすっかり帳消しにしてくれるのが、バーカウンターの上で繰り広げられるナイスバディな姉ちゃんたちのダンス。プロだね。重いジンのボトルを両手でグルグル回したりしてさ。カッコイイの。客もノリノリでハメを外しまくって、大騒ぎ。予告編なんかで見た時は、例えばポールダンスしているお姉ちゃんがいるような男に性的興奮を与えるためのバーかと思ったんだけど、違うんだよね。そこがとても気に入った。会社帰りのOLがブラジャー外して、ブンブン振り回したりするんだよ。女子がこれだけハメを外せるようなところって、日本じゃゲイバーくらいしかないでしょうよ。アメリカのこういうところは好きだなー。で、踊っている女の子たちには決して触っちゃいけない、とか、客とは付き合っちゃいけない、とかその辺のルールはちゃんとしてるワケ。こんなバー、日本にあったら絶対行くんだけどなあ。