Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

終の信託

2013-09-10 | 日本映画(た行)
★★★★ 2012年/日本 監督/周防正行
(WOWOWにて鑑賞)

「死に際は自分で選べるのか」

期待せずに見たせいか、それなりに満足感。
相変わらず草刈民代は下手ですが、下手なりに監督が一生懸命カバーして撮ってるのがわかりました。妻なので当たり前だけど。
医者と患者の関係を超えて信頼しあえるのは悪いことではないけど、
やはり自分の意思次第で人の命を終わらせることができる立場として、
彼女のやったことは正しかったのかどうか、考えさせられますね。
呼び出されて、受け答えしているうちに逮捕されちゃうもんなんだ…という
検察の恐ろしさも伝わりました。力作。 しかし、尺が長すぎる。