Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

女神の見えざる手

2017-11-06 | 外国映画(ま行)
★★★★☆ 2017年/アメリカ 監督/ジョン・マッデン

(映画館)

銃規制法案の可決を巡るロビイストの物語にアクションシーンは一切ないが、
その駆け引き、攻防戦そのものがアクション。
右に左にぐいんぐいんと振り子が揺れる物語に引き込まれ130分があっという間に終わった。
何よりスーツにピンヒールのJチャスティンが超カッケー!
といいますか、見た目のカッコ良さは置いておいても
彼女の私生活の徹底した合理主義がすばらしいよ。見上げた根性だよ。
とにかく寝ずに働く!そのために薬飲む!
彼氏とか仕事するのに邪魔!だから、エスコートサービスで性的な欲望は処理する!
はっきりしてて、いいわぁ。そんな彼女の人生は無味乾燥としていて可哀想かって?
ふざけないでよ、最高じゃないの。彼女にとってのエクスタシーは政敵を落とす瞬間なんだからさ。
「2」作って欲しいわあ。