Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

キャロル

2017-11-17 | 外国映画(か行)
★★★★☆ 2016年/アメリカ 監督/トッド・ヘインズ

(WOWOW)

初めて会ったときの「見つけた」と言わんばかりのKブランシェットの眼差しの凄さよ。
宝塚男役さながらの立ち姿、振る舞いの凛々しさにやられた。
そして、1950年代のNYの街並、衣装、何もかもが美しくて溜め息。
見つめ合うことで愛を紡ぐ極上のメロドラマを堪能。
この年、主演女優賞はブリーラーソンがとったけど、これはケイトブランシェットでしょう。
格が違いすぎるわ。何も言わなくても立ってるだけでいろいろわかるし伝わる。この貫禄は何なのだ。