★★★☆ 1976年/アメリカ 監督/アラン・J・パクラ
すいぶん昔にトライしたのだが人物関係がさっぱりわからず、なんと途中でリタイア。どんなにつまらなくてもだいたい最後まで見る事が常だが、本作はレアケースだった。それが10年ほど前。で。昨年、ペンタゴンペーパーズを見たのを機に、いつか見直そう、見直そうと思っていたので、がんばって再観賞。いやあ、それでもしんどかった。人物関係も事件の背景も全然語られないんだもの。ペンタゴンペーパーズでワシントンポストの記者陣の気骨を注入されていたので、今回はふたりの記者のブンヤ魂に感情移入できた。新聞記者って、ほんと地味な仕事だよね。でも、その積み重ねこそが大事なんだと思わされた。