Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

オー・ルーシー!

2019-10-19 | 外国映画(あ行)
★★★★ 2017年/日本・アメリカ 監督/平柳敦子

かく言う私も某英会話教室で「ジェニファー」と呼ばれていた経験があるので、このむずがゆさはマジで人ごとじゃない。私は常々英語を話すことを「アメリカスイッチを入れる」と言っているのだけど、まさしく異なる言語を話す事=人格の入れ替わりなんよね。だからジョンにハマる節子の気持ちは痛いほどわかる。まあ、痛い女を演じたら右に出る者なしの寺島しのぶに南果歩と役所広司という豪華な布陣。そして久々に見た
ジョシュ・ハートネットが期待通りちょっと情けないでもイケメンのアメリカ人を好演。何とも不思議な手触りの映画なんだけど、それがいい感じの個性になってて面白かった。