【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

かぎろひ

2007-01-07 | 日記

「ひんがしの野に かぎろひの立つみえて かえりみすれば 月かたぶきぬ」

万葉歌人の柿本人麻呂が、宮廷狩場の”阿騎野”を訪れて詠んだといわれます。

この歌が詠まれたとされる旧暦11月17日望月の日に毎年開催されているのが「かぎろひを観る会」です。

 旧暦の11月17日は毎年その日付がかわり今年は1月5日でした。
会の催しは35回目です。

 全国から万葉ファンをはじめとする観客が集う大きなイベントです。
奈良県大宇陀市の役場の近くの”かぎろひの丘万葉公園”で日の出前5時頃からコンサートとか大とんどとか結構盛り上がっています。

私はずっと、この「かぎろひ」に憧れていました。
丁度オーロラに憧れるように・・・・・

夜中の2時過ぎに家を出てこのイベントに参加したことがありました
もう10年以上も前のことです。
芋汁が温かくておいしかったのが記憶にあります。
「今回はかぎろひ現象は現れませんでした」という挨拶でふっと丘全体の緊張がほぐれました。
遠くからツアーで来たり1000人以上集まったと聞きました。
東京から毎年参加されてるという人もいはりました。

大宇陀市高見山系で日の出一時間ほど前にオレンジや薄紫色で東の空を彩る”かぎろひ”は神秘的な陽光です。
厳しく冷え込んだ晴れた日にわずかな時間に水蒸気が太陽光線が乱反射して起きる自然美です。 (物知り手帖より)

ですから、床の間の花生けの水が凍るくらいの夜明け前です。


↓「かぎろひを観る会」に参加したときいただいた記念の写真です ~今年の(1/5)【かぎろひ】は出現せず~と奈良版に載っていました。

次の旧暦11月17日は今年の12月26日です。
「かぎろひを観る会」に参加希望・・・
「かぎろひを観る会」でかぎろひが観れたのは僅か4~5回だったようです。
2月ぐらいまでかぎろひは観れるそうです。

でも、地球温暖化現象がこの「かぎろひ現象」をじゃましてるんで
す。