【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

若草山焼き

2007-01-14 | デジカメ紀行

一般に信じられているのは、春日・興福寺と東大寺の領地争いがもとだといわれています。
若草山焼の起源の一説は、双方の境界関係が表面化した宝暦10年(1760年)、奈良奉行がこの事件を5万日預かると仲裁し、関係者立会いで山を焼いたのが始まりと言われています。
また、一説には、この若草山にひそむ猪を追い払うためとか、あるいは害虫を焼き払うためとか、さらには春の芽生えを良くするための原始的な野焼きの遺風を伝えたものとかの起源との考もあるようです。
いずれにしても勝手気ままに焼くと付近の堂塔伽藍に延焼する恐れもあるので、毎年日を決めて焼くことになったものでしょう(関係者さんより )

さて、本来なら今年は1/7(成人の日の前日)が山焼きだったんですが、前日の雨と当日の強風のため今夜、山焼きがありました。

 5時50分に合図の花火が打ち上げられました。
冬の花火もいいもんでした。200発です
(花火の写真は関係者さんより)

6:00に点火されじわじわ~っと広がっていきました。
興福寺の境内から撮った風景です。
まさに山火事そのもの・・・

若草山の山焼きは単純に山を焼くだけかと思ってましたが
実際には春日大社の聖火から松明に火を移し、若草山麓まで火を運ぶ聖火行列や、山焼きの無事を祈る祭典がとり行われた後に花火そしてラッパの合図と共に火が入れられます。
来年はぜひ、麓まで行ってそんな様子を観てみたいですね。

 

早い目に奈良公園に行きまして、
鹿の母子とご対面この子鹿ちゃんはおそらく去年の春に生まれたんでしょうね・・・・