【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

節分PARTⅡ

2007-02-05 | デジカメ紀行
万燈籠は静かで幻想的な雰囲気。
本殿、回廊だけでなく、広大な境内の約3000もの燈籠すべてに灯りが
ともされるのです。

一の鳥居から本殿までの参道は両脇の燈籠の灯りが頼りです。


おおぜいの人々が真っ暗な参道を手に提灯や懐中電灯をもって歩いていくんです


みんながざわざわおしゃべりしながら歩いてはるから、こわくはありません。
参道の両脇には献燈紙(献燈した人の名前入り)という薄紙が貼られた、にわか燈篭がず~っと続いていました。

闇のなか、本殿の朱色の柱がほのかに浮かび上がり、回廊に沿って吊り燈籠、足下の通路に沿って小さなろうそくがきれいに並んで光の道筋をつくってくれていました。
(どうしても、私のウデマエでは朱塗りの本殿が浮かび上がりませんでした)
吊り燈篭はかなり古く年代モンがずら~り、昔の年号とか、名前がすかし彫りでほどこされていて「武運長久」が目立ってました。


侍の時代だったんでしょう。
昭和、平成となると「家内安全」「商売繁盛」等等・・・

宮司さんの思いやりか、はたまたお行儀の悪い参拝者か??
吊り燈籠の中を観ることが出来ました。


暗い闇の中、カップルの寄り添う姿はお似合いです。
提灯を撮らせてもらって、女の子の携帯でツーショット撮ってあげました。

春日大社万燈篭は中元(8/14~8/15)と節分の年2回催されます。
私はキーンと寒い節分の方が好きです。

【光の中をただ歩く・・・】
ことばを尽くして情景を説明しようと思ってもたったこれだけ、たくさんの灯りの合間を歩いて 帰るだけなんです。
暗闇の中の燈籠の灯りが何故か心に残りました。