【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

映画鑑賞会【眉山】

2007-05-22 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート


"BIZAN"この響き、富士山(ふじさん)生駒山(いこまやま)昭和新山(しょうわしんざん)いずれもアカンのです。眉山はBIZANなんですよ・・・・

さだまさしさんの原作ということで、とても興味アリで職場の友人と観にいきました
先に観た人が「分厚いハンカチ持って行きや・・・」
その通り、泣かされました。しかも、号泣

娘だから 聞けなかった
母だから、言えなかった
そして今、私は
母の想いに たどり着く

東京の旅行代理店で働く咲子(松嶋菜々子)は、母(宮本信子)が末期ガンであと数か月の命と知り、故郷の徳島に帰郷する。
だが、父のことを話さない母とのわだかまりは募るばかり。
そんな中、自分を温かく包んでくれる医師の寺澤(大沢たかお)に自然に惹かれていく…。
余命いくばくもない母の看病をするために故郷の徳島に帰郷した娘が、母の切ない愛を知り、その本当の思いを理解していく。
“街全体が踊っている”と、この映画の監督が語る、阿波おどり。
クライマックスシーンの豪華絢爛で壮大な群舞シーンも見逃せませんよ・・・

宮本信子さん、私は好きです。
この映画では「神田のお龍」といって、気っぷのいい啖呵を言ってのけるシーンなんか胸がスーッと・・・・

松嶋菜々子さん、私はあんまり好きくないです。
べっぴんさんでスタイルとかいいのですが、ビジュアル的な良さに甘えてるようなカンジ
母が着ていたわさび色の着物を着るシーン(クライマックス・シーン)があるのですが、
う~~んって・・・
でも、暑い夏の日に父親を訪ねる時に着ていたワンピースは好きやなぁ(木綿の・・・)

父(夏八木勲さん)は娘だと気がつくのですが、名乗りあわないまま別れます
そして、阿波踊りの最後の見物に母を連れだして、東京から見に来た父と会わせるんですね。阿波踊りの群舞を挟んでこっちの桟敷とあっちの桟敷、
気がついて、見つめ合う・・・・

これを読んだぐらいでは涙は一滴も出ませんが、このシーンを観てただただ泣く、泣く、泣くすなわちアタマが痛くなるほど号泣


生の阿波踊り、いっぺん行ってみたいなぁ・・・
「踊る阿呆に 観る阿呆 同じアホなら 踊らにゃ損々」