【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

宝塚観劇【大坂侍】【ダル・レークの恋】【エリザベート】

2007-05-24 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
宝塚大劇場と同じ屋根の中に小劇場宝塚バウホールがあります。
「時代の先端を行く作品を作り出していきたい」という思いを込め、1978年に開場されました。

現在は宝塚歌劇の次代を担う若手スターが主役を演じることが多く、スターへの登竜門としての役割も担っています。キャパ500人

と、いうバウホールで只今、月組「大坂侍」上演中
主役の霧矢大夢(キリヤンことキリヤ ヒロム )くんが私的にはちょっと気になる存在で・・・・・
月組の2番手スターさんです。歌が上手い、お芝居もいい、ダンスもね・・・


時は幕末。大坂では江戸とは違い貧乏侍より金持ちの商人が尊敬され「士農工商」が「商工農士.」と逆転している・・・・
あらゆる出来事がお金が絡んで紛争の糸口やら解決への糸口やら、ホンマに銭金抜きでは収まらない、この町に住んでいる人々の物語り
 勤王砂漠、男の友情、親子の情愛、兄弟愛、武士道、江戸と大坂の違い、銭金の話、そして恋・・・・.

原作は司馬遼太郎さんの「大坂侍」
《おもろうて やがて かなしき・・・・
   どぎつうて ときに はんなり・・・・》

大阪弁も皆さんまともだったので安心して観れました。

もう半分の月組は
「ダル・レークの恋」梅田芸術劇場(昔のコマ劇場)
月組トップの瀬奈じゅん、彩乃かなみコンビ
「昔、春日野八千代さんが演出・主演で上演しはった宝塚の名作中の名作なんやから」と友人が言うので一緒に観に行きました。

みんな出てくる人達、ターバン姿でした。
インド北部カシミール地方のダル湖の湖畔を舞台にした、貴族の娘と騎兵大尉とのラブ・ロマンスでございます・・・・
身分制度がキツイんですわ・・・

あさこさん(瀬奈じゅん)は歌、ダンス、お芝居と3拍子揃ったスゴイひと
見応えのある「ダル・レークの恋」でした。

そして宝塚大劇場は雪組「エリザベート」
今回で6組目の再演です。

死に神閣下トートが黄泉の世界からやってきて、エリザベートに恋をする。
なんともはや不思議なミュージカルです。

このミュージカルは華々しいダンスシーンはあまりありません
歌が勝負です。今回、雪組の水夏希さん努力は認めましょうか・・・・

なんといっても私は宙組ズンちゃん (姿月あさと)のトート閣下が脳裏から離れません
本場ウイーン版の「エリザベート」のメンバーと歌い合わせても決してひけをとらなかったということを私は目撃してるんですから・・・・

この「エリザベート」でルキーニという役はとても個性的な役で宙組の時はワタルくん(湖月わたる)月組はキリヤン(霧矢大夢) 今回雪組ではキムちゃん(音月桂)
このキムちゃんにおおいに期待してます、私は・・・

「エリザベート」「大坂侍」あと一回づつ観に行くという最近宝塚三昧の私でございます。
といってもまだまだヒヨコ。
もっともっとスゴイ人が私の周りには、いはるんですよ・・・・