【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

【折々の花】六甲高山植物園PARTⅡ

2007-05-30 | 折々の花
六甲高山植物園の今の一番人気は何と言っても「クリンソウ」ですが、
カワイイお花はほかにもいっぱいありました、だから、いっぱい撮ってきましたよ。


コマクサ(ケシ科)北海道、本州中北部
粉白色をおびた神秘的なアクアブルーの葉。
あでやかなピンクの美花。両者の調和がすばらしく、気品に満ちています。
何故か岩場に咲いて他の植物を寄せ付けず、孤高を守ります。
高さは約10㌢、花は約2㌢。
どことなく子馬の顔に似ているので駒草です。


クロユリ(ユリ科)北海道、本州中部以北
高山地の草地に生える多年草。
北海道では低地でも生えます。

高さは高山のもので10㌢、北海道では50㌢にもなります。
葉は3~4枚づつ何段か輪生して付け、先端に黒紫色の径3㌢ほどの花が1,2輪下向きに咲いています(可憐!!!)

♪くーろゆりは~ 恋の花 愛する人に捧げれば 二人はいつかは結ばれる♪
この歌が歌える人・・・ハ~~イ(*^_^*)


オオバオオヤマレンゲ(モクレン科)中国(東北部南部)朝鮮半島
オオヤマレンゲと言えば知る人ぞしる奈良県大峰山系に咲く落葉低木ですが、
このオオバ・オオヤマ・レンゲは日本産に比べその名の通り葉っぱが大きく、
雄しべの赤い葯が鮮明で、花被片の白とのコントラストが鮮やかです
径5~9㌢にもなる純白の芳香のある花がやや下向きに咲く様はこの花もまたまた可憐!!
オオヤマとは大峰山のこと、レンゲとは花被片が重なり合い、蓮を思わせるところからの名前です


サラサドウダン(ツツジ科)北海道 本州 四国
山地に生える落葉低木、涼しい場所を好み、高さは4~5㍍。
枝先から可愛い釣鐘をいくつもぶら下げます。
花には紅色の筋が入り、これが更紗(サラサ)模様。
ドウダンとは燈台が転じたモノと言われ、トウダイがドウダンに転化したのだと説明されています。


フタリシズカ(センリョウ科)北海道 本州 四国 九州
野や浅い山に多い多年草。高さは50㌢にもなります。
和名は小さな白花が点々と付けた花穂が2本出るので二人静。
また能楽の題目「二人静」からとも・・・・
一方で元気のいい株は3本から5本も花穂をあげるものもあります。
いくら物静かな女性でも、これだけ寄ったらさぞ、かしましいことでしょうね、ですって・・・・


ハナイカダ(ミズキ科)北海道南部、本州 四国 九州
山地の林中に普通に生える高さ3㍍ほどの落葉低木
雌雄異株で雄株は数個、雌株は1~3個、葉の中央に淡緑色の小さな花を付けます。
花の軸が葉と融合したためにこのような特徴的な姿となる。
和名の「花筏」は花や果実がこのように付く様子からです。
この植物園では7月頃、葉の上に黒い丸い実が可愛らしく乗っているそうです。

時間がくれば、ボランティア・ガイドのお姉さんが園内を案内してくれはります
ピタっとくっついて必死でメモる私。
そしてプラス、六甲高山植物園ガイドブック・・・・

海抜865㍍の六甲山山頂付近に位置する六甲高山植物園は、
北海道南部に相当する冷涼な気候です。

そういった気候を利用して世界の高山植物や寒冷地植物、六甲自生植物やその他の山野草など、約1500種が栽培されています。

園内には、高山植物を収集したロックガーデンや渓流沿いの湿地、ブナの木陰などそれぞれの植物環境に合わせて野生に近い状態で植栽されています。