【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

セミの抜け殻【空蝉】

2007-07-30 | 

セミの抜け殻・・・
ほんの今さっきセミちゃんが抜け出たようなリアルな抜け殻
詳しくはこちら

Wさんがわざわざウチまで持って来てくれはったもの
それは、セミがまだ殻の中に入ってるんです。
足が宙を掻くように動いてます
「ウチに居てたんよ、明日の朝あたりセミになるんと違うかな?と、思って」

金木犀の葉っぱに置いてやりました。

翌早朝はスゴイ雨音で眼が覚めました。
「そやそや、あのセミちゃんは?」
なんと葉っぱには居ません。下の落ち葉の中に居ました。

たぶん生まれたてでしょうね・・・


ちょっとお腹も見せてちょうだい・・・・
その後、パッと離すと飛んで行きました。


『源氏物語』五十四帖の巻の一つ。第3帖。に空蝉が登場します。

十代の頃の光源氏が知り合い、影響を受けた女性たちの一人である。
名前の由来は、求愛に対して一枚の着物を残し逃げ去ったことを、源氏がセミの抜け殻に託して送った和歌から。

空蝉は後ろ盾となる父を早くに亡くし、後妻を探していた伊予の介の元に妻として引き取られて、地味で堅実な生活を送っていた。
あるとき、彼女の噂を聞いていたことから方違先で興味本位に忍んできた源氏と情を通じてしまう。

魅力的な源氏の求愛に惹かれながらも、身分が釣り合わない立場であることを理解しており、二度目に寝所に忍び入られた時には一枚の着物だけを残して逃げ出し、その後、いくら掻き口説かれても、靡こうとはしないまま、夫に従って京を離れた。
皮肉にも、驕慢な貴公子であった源氏にとって、空蝉の拒絶が彼女を忘れられない存在にした・・・・

昔も今も恋のかけひきは、変わらへんのんやなぁ・・・・