【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

環境美化作業 (九月第一日曜日)

2007-09-02 | 日記
午前8:00に地区集会所前に集合。
一軒に付き必ず一名参加のこと。
タオルと軍手が支給されます。
自分達が住んでるところの美化作業です。
つまり草抜き、溝掃除、植木の伐採、用水路の掃除等等。

この地に住み始めてもう30数年になります。
最初は「道つくり」という名称でした。
農家人が中心で田んぼの周りの用水路や畦道の草抜きです。
ところが、急激な宅地開発がすすみ、そこここのプチ開発の住民も参加するようになりました。
この町は、上下水道の開発が遅れて、この地域の全戸が水洗になったのはつい5~6年前のことです。
引っ越してきた頃は地道で雨が降れば泥道、晴れれば砂埃、家庭排水が道路に溢れる有様。
碁盤の目に宅地が開発されて、上下水道も完備という役場の青写真もしばらく実現なく取り残されたような地域でした。
やっと、上下水道も完備され、道路も整備され、ちょっとは環境もよくなったでしょうか。

地道のときの草抜きはタイヘンでした。
こんな場所に生えてる草の強いこと・・・・
今は下水のマンホールを掃除するのもラクチン、雨水で流れたちょっとしたゴミとちょっとの砂を引き上げるだけ、
草抜きもアスファルトの端っこにちょこっと生えてる草をぬいたらおしまい。

ですが、なんせ暑い時期なんで、そらシンドイですわ・・・・

でも、普段、お顔を合わさないご近所さんと久しぶりのご対面・・・・
作業しながらちょっとした近況報告の場に・・・・

子供達も、子ども会の組織の中で、空き缶拾いなど顔晴ってます。

2時間ほど顔晴って、菓子パンとペットボトルのお茶がご褒美。

「すっきり、きれいになってこのまんま、皆さんでウチの庭の草抜きやってもらったら、アッというまにきれいになるやろな・・・・」と、終わったときの誰もがもらす感想です。

そうや、思い出しました。
30数年前、庭にスコップで溝を掘って、ウチの人糞をまいた事がありました。
トイレを簡易水洗にしていたため、
容量が多くなり、引っ越す前に住んでいたところと比べるとなんと、10倍もの汲み取り料金。
長男(小学校低学年の頃)と一緒に定期的に庭の一角を掘ってはまいて埋める、今では考えられないことですが・・・・
ですから、ウチの植木は元気、元気・・・・

もう、ウチの周りも畑でしたから、農家人は人糞を肥料にしていましたね。
まさに田舎の香水状態・・・・・

でもでも、かえるの大合唱、飛び交う蛍、やかましいほどの虫の音、空き地の大きな柿の木・・・・自然を満喫していました。

こんなん、今はどこへいったんでしょうか・・・・
たしかに家は増えてにぎやかになったけど。