【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ニワゼキショウ

2009-06-02 | 折々の花~散歩道で~
ニワゼキショウ(庭石菖) アヤメ科
別名:南京文目(なんきんあやめ)

クリックしてみやしゃんせ~


このちっちゃな清楚なお花が大好きです
純和風のお花なのかな?
なんと、北アメリカ原産、1890年頃に渡来、アチャー・・

直径2㌢に満たない小さな星のよう・・・・
高さは10~20㌢。

このお花が咲いてる所、たいがいは明るい草地に元気に咲いてます。
ニワゼキショウの花はとても、か弱いです。
一輪ざしに・・・と、思い、摘んで帰りましたがウチまでもちませんでした。
花は、受精すると一日でしぼんでしまう、そうです。
それでも、元気です、次から次へと咲いてます。

名前は文字通りで、庭に咲くセキショウに似た植物の意味。
…のはずなんですが・・・・・
どれどれと思ってセキショウなる植物を調べてみると、全然違うじゃあ~りませんかぁ・・・・

ニワゼキショウはアヤメ科で、ご覧のような6弁の花を咲かせる。
一方のセキショウはサトイモ科で、花はといえば細いヤングコーンのような地味ぃなものが葉の間からちょろりぃと出ているだけ~
同じサトイモ科のカラーの、白の苞を取った真ん中の花穂をハイ想像して下さい。
(詳しくはこちら)

「ニワゼキショウとセキショウ、似てますかねぇ?」
「ニワゼキショウの、すうっと伸びた葉がセキショウの葉に似てるやない?」と言われました。
「そうなん??」
「そうなんよ、北アメリカから明治に渡来した折に、ニワゼキショウの小さい剣状の葉から当時の人が『うん、これはセキショウに似てますな』と言うたんよ」

ニワゼキショウにはナンキンアヤメ(南京文目)の別名があると聞きました、
分類からいえばこっちの方が正しいんでしょうが、私的にはやはりニワゼキショウと呼びたいですねぇ。

やっぱり南京よりは庭の方が良いじゃない?