【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

2011年桜紀行③~深堂の郷:畑しだれ桜~

2011-04-19 | 折々の花~桜編~
今月の10日過ぎのこと信楽町観光課に
「信楽町畑の枝垂桜はどんな具合でしょうか?」と尋ねてみた
「ぽつぽつと咲き始めですねぇ」
(すると、まだまだ先やなぁ・・・)

ウ~~ン、見ごろは今日あたりかな?の、その日に会いに行ってきました

ウチからだとR24に出まして山城大橋東詰の交差点を右折R307をひたすら東へ東へ・・・
と言うても狸の置物が所狭しと置いてあるお店が道路の両側に並んでるところはちょっと行き過ぎでした。
道路地図を広げますとR522(県道)に入って行くとよさそうな気配
UターンしてR522⇒というところから山の方へ入って行きました
この道が車一台がやっとの道で向こうから車が来たらどうしよう・・・
ず~~っとバックして行き違い場所まで・・・
幸い向こうから一台も来ませんでした、こんな大変な山道を通ってあの桜に会いにみ~~んなが行ってはるんやろか????
どんどん山の中に入って行くので????ちょっと怖い??
丁度お地蔵さんの涎掛けを交換しておられるご婦人たちが居られてホッ
「あのう、スイマセ~ン、畑の枝垂桜に行くには?」
「この道を真っ直ぐ行かはったらええですよ」
やがて“都しだれざくら”と大きな看板が目に留まり、またまたホッ
この桜に会いに行くのはもう3回目なんです、なかなか場所が覚えられなくって・・・
後で聞くと「その道からここへ来はるのはあんまりおられませんよ」って。

深堂の郷:都しだれ


市の天然記念物  樹高/12m  樹齢約400年



枯れかけた桜を 住民の方々が保存会を立ち上げて守っておられる、とお聞きしました。
協力金200円とありました、駐車場は無料です。チャリン、チャリン・・・

「深堂の郷」とは“みどうの郷”と読んでました、違いました“ふかどうの郷”

桜の傍の看板には

都しだれ
この桜は都の原産といわれ、文献によれば平安後期平家滅亡の折、身寄りの人たちが都落ちの際、都をしのぶために桜を持ち帰り植えたと言われて居る。
又、伝説によれば平家の落人がこの里を開いたと言われて居る。
この地はもと西光寺の寺跡で万治元年(一六五八)に再建されたという記録があり、この桜は四百年以上経過して居ると思われる。
四世紀以上も美しい花を咲かせ、この小高い丘の上より、我が里を見守り続けてくれたのである。

こんな看板を読みながら写真を撮っていると何やら足に絡みつくモンが、
粗い目のネットでした、
保存会の方が「この桜の花が美味しいんやろね、鹿が来て垂れ下がってる花の先をこんなふうにしごいて食べよりますねん、普段は桜の周りにネットを張りますんやけど、今日はカメラマンさんが多いのではずしてますんや、2~3年先には花の先が地面にすれてる様子を楽しんでもらえるよう頑張って守りますよって」とおっしゃってました。

帰りしなはとりあえずR307⇒という標識を頼りに・・・
あっ!この道やわぁ~と覚えのある看板が目につきましてホッとしました。

【おまけ】



古木の幹から新しい枝が・・・








「葉の落ちし枝垂れ桜の細き枝遠き茜を透かせてそよぐ」(富小路禎子) 
↑道草さんよりいただきました。





2011年桜紀行④へ続く