【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

山野草を食する会

2011-05-04 | やましろ里山の会
京田辺市の木津川にかかる山城大橋のたもとでの山野草を食する会に参加しました。

まず、U先生と子供たちとで・・・野草を摘みに出かけました。
どの野草が食べられるの?
食べられないのは?
摘んできたのをきれいにお掃除して洗って仕分けします


土筆の袴を取るのは子供たち、結構辛抱強く取り組んでましたよ。

ナイロンの袋に野草を入れましてね、名前のシールを貼って名前が見えないように下に向けて置いときま
す。

「皆さんに野草の名前をあててもらいましょう」
散歩の時に顔なじみの野草たちです
レンゲソウ、クコ、スイバ、イタドリ、カラシナ、ワラビ、カラスノエンドウ、ヒメジョオン、ユキノシタ、ツクシ、セリ、ヨモギ、ノビル、ヤブカンゾウ、おまけは大きな生シイタケ
10種類以上もありました。



ノビルの白い丸い根っこは湯がいて酢味噌和え

ヤブカンゾウの新芽も酢味噌和えに・・・
ワラビは灰汁を取っておひたしに
他の野草はすべて天ぷらに・・・
おまけに頂いた大きな生シイタケは焼いてポン酢で
小さなシイタケは天ぷらに
カラスノエンドウの紫のお花がそのまんま、天ぷらのころもに透けて見えてました。
彩よろしく美味。
ユキノシタは裏がエンジ色のが美味しいですね。

七輪で炭火で大きなお鍋で次々に天ぷらを揚げていきます。



たくさんたくさん作ったのに、あっという間にたいらげましたね。


手作りの食器でいただくと、いっそう美味しい・・・



「半採り半残し」  竹内智恵子

山の採り物はなぁ
コゴミ ゼンマイ タラノ芽
ウド ワラビ シドキ シオデ
いっペぇ有っと思っても
みぃんな採っちゃなんねぇ
根こそぎ採りゃ
あとん為にゃなんね
半分採って 半分残し
来年(れえねん)の分に残しとけゃ
それが山の仁義だでゃ
茸だどって
育(おが)り過ぎだんは残しときゃ
そこから 又来年の茸が出る
欲張って
我ばかり いっペぇ採っても
その年だけの背カゴ大尽
マツフサ コタワ マタタビ
山ブドウ 山リンゴ
みぃんな そぅだでゃ
ちいっとでも残しときゃ
山のケモノや鳥達が
冬場のエサ
あっちゃ こっちゃの山で糞をすりゃ
そこから 叉木が育つ
山の採り物は
山ん神の恵みだで
山さ住む みんなのもの
半採り 半残しが仁義だゃ

↑ 道草さんからいただきました。