【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

“京都から・・・音の贈り物”

2011-05-22 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート
東日本大震災復興祈願の為のチャリティコンサート

嵯峨薬師寺 住職様よりメールをいただきました。

各位

東日本大震災復興祈願のためのチャリティコンサートが私どもの寺で開催されます。
入場は無料ですが、入場料に代わる義援金をお願いしたく、よろしくお願いします。
薬師寺コンサートはしんどいので、もう止めることにしていたのですが、
大震災のチャリティだということでしたので、協力させてもらうことにしました。
(薬師寺は会場を無料で提供いたします。)
みなさんも出来ましたらご協力(参加)頂きたいと思います。
よろしくお願いします。


プログラム
祈り・・・そして、明日のために



フルートソロ:中野幸代さん

アベマリア、ベニスの謝肉祭、精霊の踊り、月の砂漠
坂の上の雲(久石譲作曲)、Tou Raise Me Up(ケルティック ウーマン)


クラリネットソロ:山本有紀さん

セレナーデ(ドリゴ作曲)、エターナリー(チャップリン作曲)
マドリガル(シモネッティ作曲)、ムーンリバー(マンシーニ作曲)


コントラバスソロ:江刺豊さん

コルニドライ(ブルッフ作曲)、G線上のアリア、


ヴァイオリンソロ:立松沙菜さん

ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ベートーベン作曲)



グリーンスリーブス(イングランド民謡)、星に願いを(デイズニーソング)カノン(パッヘルベル作曲)


ソプラノソロ:高畑園子さん

朧月夜、荒城の月、日本の四季(花、夏の思い出、赤とんぼ、ふるさと)

ピアノ伴奏:石路千夏さん、立松佐喜子さん、江刺倫子さん
最後に「ふるさと」をみ~んなで大合唱


「朧月夜」を選んだのは
菜の花は土壌を浄化します、燈油にも使われます
「荒城の月」を選んだのは
作詞の土井晩翠は仙台の出身ということで・・・
と、ソプラノ歌手の高畑園子さんはおっしゃってました。

また、東日本大震災の被災者への義援金は最初の頃はたくさん集まりましたが、だんだんと少なくなりはじめ、一人分の食料の分もずいぶんと減ってきているようです、長い目で応援していきましょう
今回の義援金は、京都新聞社会福祉事業団から現地災害対策本部に託し、被災されている方々に届けていただきます
(♪音楽のおもちゃ箱♪の代表:立松佐喜子さん)

いつも我が家の法事とかでお世話になってる嵯峨薬師寺
2008年 2009年 と薬師寺コンサートには、おじゃましてたんでコンサートでお伺いするのは久し振りのことでした


【おまけ】
> ご住職様 こんばんわ~~
お寺のお庭にある鬼瓦がいつも気になっていましたので写真を撮りました





何か謂れでもございますのでしょうか?

ご住職さまからお返事をいただきました。

庭にある鬼瓦のことですが、昭和50年に本堂屋根の大修理をしたとき、痛んでいた瓦を取り替えた。これはそのときのものです。その大修理のとき一番上の鬼瓦に
「元文五年(1740)十月 高田村瓦師 花野九兵衛」なる銘が見つかった。
この本堂は元禄16年(1703)に建築されたもので、寺伝によると当時は「ひわだぶき」であったという。
ところが現在は瓦葺き。
この鬼瓦の銘により、建築後37年経った時点で瓦葺きに改められ、現在に至っていることが分かった。

何故檜皮葺であった屋根を瓦葺きに変更したのか、その理由については記録がありませんが、私は防火のためであろうと考えています。檜皮葺は檜の皮ですから当然火災に弱い。
実際薬師寺は350年前、近火により類焼しています。

江戸時代以前、民家の屋根は板葺きが主流であり、火災が多かった。
幕府は火災を防ぐため、屋根を瓦葺きにすることを勧めた時期がありました。
薬師寺が檜皮葺を瓦葺きに変更したのも、そういう幕府の勧めによるものではないかと推定しています。

2021年5月19日 薬師寺ご住職さんより
5月19日(水) 6chテレビ 15:45~18:00(頃)
「キャスト」という番組の中で私どもの薬師寺が出ます。
というのは 庭師の小川勝章さん(12代小川治兵衛)の仕事の取材報道に
薬師寺の庭の工事の様子が取り上げられます。
私もインタビューをうけました。
ドローンによる撮影もしていました。
実際は何分間放映されるのかわかりませんが、
16:20くらいからの放送と聞いています。
時間がありましたら見ておいて下さい。

作庭の様子をじっくりと観させていただきました。