【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

ハヤブサ

2011-05-07 | 野鳥
4月に歩く会でハイキングに行ったとき大きなレンズのカメラで構えてはる人がいはって
「何を狙ってらっしゃるんですか?」
「ハヤブサでんねん」
「えっ!ハヤブサですか?どこにどこに?」
「あそこの岩の陰でんねん」
「ハヤブサがそこから見えるんですか?」
「いいやね、今ちょうど抱卵中であんまり動きはないですなぁ」

「餌をやるころには親鳥が動き回るから撮れるかな?その頃にいっぺん行ってみましょう」
と、いうことで現場に着くともう、こんなカンジで・・・



「噂によると、12時半ごろにお父さんが帰って来るみたいですよ」
「じゃぁ、あと4~50分ほど待ってみますか?」

「ちょっとお父さん呑気でんなぁサボってるようにも見えますなぁ」
だいぶんと離れた鉄塔の一番上の端にじぃ~っとしたマンマです
双眼鏡で覗いて観るわんちゃんですが「どこに居るの?」みたいな・・・
遠いのでスズメぐらいにしか見えません。

忘れたころに飛び立って頭上を旋回したりします
その度にちょっとしたざわめきとカメラの方向が変わります
「アレ!お母さんが出てきた出てきた、しびれ切らして出てきよったわ」
と、言う間もなく一斉にシャッター音が響きます




双眼鏡を覗くわんちゃんなんですが、レンズの中には空ばっかりが入ってハヤブサはなかなか見れませんのです。
ま、肉眼ではるか上空を旋回するハヤブサを眺めてました。
黒っぽく見えてカラスより大きく見えました。
実はハヤブサはハシボソガラスよりは小さいそうです。
餌としてはハトや小さな鳥たち、小動物等々。
飛んでいる鳥を襲って捕える、これがハヤブサ流・・・
アッ!と言う間なんです、まったくぅ~~
飛翔力って?ひょっとして200~300k/hはあるかも?だ、そうです。
そんなことでハヤブサにカメラを向けることは諦めました
約2時間もの間、双眼鏡で覗いてました
もちろん、その間にお弁当食べたりしましたけど・・・・・

「ハヤブサの写真、撮れなくて残念でしたね。1枚プレゼントします」



アリガトウです。

はるか上空に見える黒っぽいハヤブサしか見てなかったわんちゃんです。
こんなにキレイな模様とは・・・・・

お父さんが捕ってきた獲物を空中でお母さんに渡すシーンが・・・
  こちら  

後で教えていただいたんですが
ハヤブサって自らは巣を作らないそうです、ふつう藁とか土とかせっせと運んで作りますよね、
ところがハヤブサは岩陰とか崖っぷちに卵を産んで抱卵して孵すようです、
時には他の鳥の巣にちゃっかりおじゃましてしまうのもアリとか・・・

ハヤブサは、京都府でも、環境省でも、絶滅が危惧される種に指定されています。 
保護を目指さなければ、絶滅するかも知れないという・・・
そんなこと聞きました。