【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

天声人語 6月23日 沖縄慰霊の日

2020-06-23 | 絵手紙
今日は6月23日 沖縄慰霊の日
75年前に沖縄の地で戦争に巻き込まれた人々が、いかにむごい死に方をしたか。なかでも集団自決ほど、つらい気持ちになるものはない。米軍に捕まれば虐殺され強姦される。そんな恐怖が国家により日本兵により植え付けられていた。
自然洞窟のガマが避難所になり、読谷村のチビチリガマには約140人が逃れた。「コロサナイ。デテコイ」との米兵の声に応じることなく、自ら火を放つなどして6割が死に至った。しかし同じ村にある別のガマで多くの命が救われたことはあまり知られていない。
約1千人が逃れたシムクガマである。ノンフィクション作家下鴨哲朗さんの『生き残る』によると、ガマの入り口に米兵が立ち、投降をを呼びかけたところまではチビチリガマと同じだった。
「自決すべきだ」との声も出たが、ある老人の行動が流れを変えた、手ぶらで外へ出て米兵と話をした後、みなを説得した。老人は元ハワイ移民で英語もできた。普段は何かと日本兵にたてつく存在で、「非国民」と言われていたという。
戦時下の日本は死に向かって歩かされるような社会だった。鬼畜である敵を殺し、自らも死ぬことが国民の使命とされた。敗色が濃厚になっても戦争終結を決断できなかったのは、命を軽んじるがゆえだろう。沖縄戦はその縮図である。
移民帰りの人が投降を促した例は、他にもいくつかあったようだ。日本社会が単色に染まるなか、外からのまなざしを失わないことの大切さを思う。
きょうは沖縄慰霊の日。朝日新聞朝刊一面 天声人語 2020-6-23

【おまけ】
長男が勤め先の会社からパイナップルを6個いただいて帰ってきた
「ピーチパインっていうねんてぇ、エエ匂いしてるやろ、冷やしたら美味しいらしい、まずは仏壇にお供えしてくるわ、おじいちゃんも、お父さんもパイナップル好きやったもんなぁ」
わんちゃんとしては「ピーチパインって?」早速ネット検索、こちら

そして絵手紙を・・・



いただいた箱の中に入ってました、ご参考までに
農園ファイミール


ひと昔前にパイナップル描いてましたこちら