【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

サザンカ(山茶花)ツバキ科

2020-11-28 | 折々の花
借景とは、遠くの山や隣家の木々などを自分の庭の一部に見立て、楽しむことをいう。ぶらぶら歩きで目を喜ばせるのも、同じようなものかもしれない。きのう、サザンカの赤い花がほころんでいるのを見た。
冬の始まりを告げるようにサザンカが咲き、寒さが厳しくなってくれば、お仲間のツバキの出番となる。わざわざ寒い季節を選んで咲くのには理由があると、植物学者、多田多恵子さんの著書『したたかな植物たち』に教わった。鳥たちを上手く誘うためだという。
サザンカと同じくツバキも、虫ではなく、鳥に花粉を運んでもらう鳥媒花である。鳥のエサとなる虫がいなくなる冬はむしろ狙い目で、たくさんの蜜を用意し、ヒヨドリやツグミなどを待つ。何より赤は、鳥たちを引き付ける色なのだという。
冬を彩る赤といえば、マンリョウの小さな実もある。色で鳥を誘うのは同じだが、味はいま一つらしい。実の赤さにつられて食べるものの、まずくて飛び去る。だからこそ種子を遠くまで運んでもらえると、多田さんは書いている。
この季節に、あの色に、ひとつひとつ意味を込めているのかと思うと、植物たちがいじらしくも思えてくる。「万両の万の瞳の息づきて」永方裕子
冬は、自然の風景だけでなく、人の服装もモノトーンになりがちで、まちなかには黒っぽいコートが目立つようになる。だからセーターだけ、ネクタイだけでも鮮やかな色を身につけるのも悪くない。何よりも、自分の目を楽しませるために。
2019年11月18日 朝日新聞 天声人語


2020年11月18日         2020年11月24日

ある日のことA子さんからの写メの中にクッキリハッキリ赤い花があった(11月18日)、バラかな?バラは年に2度咲くっと聞いた、今頃咲くわ。咲いてた場所はどこなん?看板がちらっと見えてる、うんうん見覚えあるわ。っと日曜日のグラウンドゴルフの帰りしなカメラ提げて行ってみた。コレだコレ(11月24日)サザンカよね。
サザンカの考察こちら

愛知県鳳来寺山で撮ってました





2020年11月27日