ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

田毎

2007年03月18日 | 千伝。
道元禅師は、田毎の月(たごとのつき)といって、水を張った田んぼが十個区切られたていれば、十個の月が映る・・という。

つまり一個しかない月であるが、区画された田んぼ全部に平等に映るということです。

太陽や月や星や自然は、人間や動物に対して隔たりのない存在であるので、問題は、人間自身が、自分の太陽や月や星に呼応し、感謝しているか否かで、ツキ(月)がついたり、つかなかったりするのでしょう。

自分が見ているのは、自分だけの月であり、自分だけの太陽です。 

男は月に吠え、女は太陽神アポロを拝めば、運勢は向上するのでしょう。
向上とは、上にあるものに向かうことです。