ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

焚き火と餅つき

2011年11月06日 | 百伝。
街には、クリスマスツリーが飾られ、年末年始の勤務表日程の準備も進めなければならない時季になった。

ずいぶん前に、俳優の渡哲也さんは、「趣味は、焚き火です」と答えておられた。

とても、共感した。

二十歳前後の冬休み、東京から百島に帰省すると、泊の浜辺で焚き火をすることが楽しみだった。

人間は、明るい方へと吸い込まれて行く。

太陽に向かう、ひまわりのように。

結局、仕事のために人間があったり、人間のために仕事をつくったり。

要するに、退屈しない愉快な日々が過ごせれば最高ということで、社会があるのではないかと思う。

祭りのように、普く人間が集まるにはどうしたらよいか考えることが、仕事だと思う。

餅つきもなくなったが、振り返って考えると・・あんなに面白いものはないかも知れない。

「パチパチ パチ」と焚き火の音、「ぺったん、ぺったん」と餅つきの音が懐かしい。