ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

三つ子の魂、百まで❗

2019年02月03日 | 百伝。

邪気を射る❗

今日は、鬼は外。

鬼(おに)は、「き」とも呼びます。

邪気は、邪鬼。

射るは、炒る。

豆は、魔滅。

大豆は、病気や災いなどの「魔」を滅ぼす力があるとのこと。

今日は、平成最後の節分。

炒った豆で、邪気を追い払いましょう。

平成とは?

内(うち)平(たいら)かに、外(そと)成(な)る。国内が平和で、他国との関係もうまくいっているという願いが込められた地平天成(ちへいてんせい)。

➡平成となりました。

まさに、家の中は穏やかで、世間も平和で安定しているという「福は内」です。

人災、天災の多発、パソコン、スマホの登場、インターネット社会での生活変化、日本の平成時代でした。

明日は、立春。

立春、立夏、立秋、立冬の前日が各季節の節分となり、これを四立(しりゅう)と言います。

平成から新元号の風潮しかり。

世界広しといえども、これほど言霊精神を生活文化として大切する国はありません。

子供の頃の節分の日には、兄と一緒に、百島の泊地区内のあっちこっちに鎮座するお地蔵さんやらお稲荷さんにも、お豆を供えて歩きまわった思い出があります。

三つ子の魂百まで。


節分・立春。

2019年02月03日 | 千伝。

春は、梅、桜、桃、色とりどりの花が咲きだすので、一番よい時季です。

夏は、ギラギラと暑くても、涼しい風が吹くと心地よく、一番よい時季です。

秋は、夜空に星がまばたき、月も美しく冴えるので、一番よい時季です。

冬は、一面真っ白な雪が降り積り、別世界に心躍るので、一番よい時季です。

・・・良寛さんも、一茶さんも、同じことを言われています。

「大変なのは、どの人も同じ。人は、自分の不幸しか見ようとしない。他人の不幸までは見ようとしない。」

「人間の心は、猿のようなもので落ち着かない。欲望の樹から樹へ次々と飛び回っている。」

「心の持ち方で、この世は、地獄にも、極楽にもなる。」

お金があっても、給料が多くても、他人から「ああしなさい。こうしなさい」と命じられながら、仕事をこなすだけの人生に喜びを感じる人は、ほとんどいないでしょう。

自分の心を落ち込ませて生きていくのであれば、貧しさとは、お金がないというのではなくて、意欲を失っている状態を示します。

それを、貧乏神と呼びます。

追い払いましょう。

今日は、節分。

鬼は外。

福は内。

明日は、立春。