ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

加賀市百々町。

2020年08月18日 | 日本の百々巡り。

福井県と石川県の県境から、国道8号線を下って車で約10分前後。

「村の食堂屋」さんのある交差点を右に進むと、山肌に張り付いたような小さな百々町があります。



小さな集落で約20世帯、人口も数十人なのに、町単位で存在しているのが不思議でした❗

集落に入ると道は狭くて、いつのまにか住居の庭に入っていました。

そこの70歳前後のご主人に、百々町の謂われを尋ねましたが、「ここで生まれ育ったが、知らない」とのこと。

ただ、ちょっと読めない変わった地名で、昔、ここに城があったと聞いているとのことでした。

僕の知る百々の謂われを伝えると、「とてもいい話を聞いた❗」と喜んでいました。

百々町の鎮守、白山神社を参拝。



加賀市内には、大聖寺、山代、山中温泉と、なかなか観光資源も多く、レディ・カガでの街起こしやらユニークです。

女優の森光子さんが、自らの国民栄誉賞、放浪記の舞台セットも、山中温泉に寄贈しています。

尾道よりも、加賀市の山中温泉の方が居心地がよかったのでしょう。

さて、神社からの眺めがよかったです。





北陸新幹線の延伸工事も見えます。

帰り道、神社の下に、今年春オープンしたばかりの古民家風カフェ兼ダイニングバーがあります。



こういうと、大変申し訳けないのですが、片田舎の百々町には場違いのような雰囲気のある都会風の隠れ家ワインバーのような雰囲気を醸し出しています。





ブーケというお店です。

店内で、オーナーの若いご主人とお話もできました。

もともとは、北海道小樽の方だそうですが、落ち着いた雰囲気のある方でした。

いと珍しいコーヒーとケーキをいただきました🎵

とても美味でしたよ❗



ちょっと、僕も若返った気持ちになれました。

コロナ禍の今、経営多難かもしれませんが、ブーケには、踏ん張ってほしいなぁ❗

加賀市百々町・・・いいね❗