ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百を巡る。

2020年08月20日 | 百伝。
今日は、大きな病院での定期診断日でした。

患者さんや利用者さんに、不安感を与える医師、看護師、介護士は、よくないですね。

今日は、大きな病院で、ちょっと注意。

言葉も大事ですが、その言い方も大事です。

されど、方言、訛りは、その言い方にも影響を与えます。

元気そうにみえても、持病を抱えているのが、人間の心です。

子供の頃に暮らした百島、特に泊地区は言葉使いが荒くて、本村や福田地区の言葉は上品に思えました。

あの界隈でガラの悪い地域といえば、尾道の吉和、福山の鞆、三原の旭町・・・すべて漁港です。

漁師が、~してください。頼みます。と丁寧な言葉のやり取りでは、魚は逃げてしまい、漁の仕事は出来ません。

だから、高校に入学すると、案外、漁港界隈の連中との言葉の波長が合った記憶があります。

東京で働き始めた20代になると、言葉は文字通りの羅列、インパクトの強さが求められました。

海外に出て外資系で働き始めた30代、40代になると、英語力という伝える力が必要になりましたが、would you? とか please! を付け加えれば、すべてが大丈夫という勘違い。

稼ぐには、スマイルという表示が大事となります。

自営業を経て、50代からは介護の世界。

人生でもっとも大事なことは、自分を介護する事です。

今は、福井市。





周りでは、あまり評判がよくない福井市の広報戦略ポスターです。

東京の実績のある有名な広告マンに頼んで作ったとのこと。



福井市は、自分から何をアピールすればいいんだ?

県庁も、市役所も、JR 駅も、図書館も、デパートも、スーパーも、大病院も、映画館も、書店も、必要とするほぼ全部、徒歩20分圏内にあります。

郊外の方でも、車で30分圏内で、ほとんど用が足ります。

利便性ならば、東京生活よりも、ずっとコスパが高いのです。

福井市は、既にスーパーコンバクトシティなのです。

雪景色も色彩りとなります。

今は、福井県。

隣りの府県からの幹線道路の県境の全てに、福井県は、歓送迎の看板を設置しています。





僕が知る限り、隣県は何も設置していません。

福井県人として、誇らしく思います。

幸福度、学力、体力、貯蓄高・・・日本一の福井県。

・・・ほんとうに日本一かな?

「いまの時代、自分からアピールしなきゃ❗」

・・・と、福井市の今年からの市政指針です。

百を巡る知と地に、福が届きますように。