ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百日紅(さるすべり)。

2021年09月04日 | 空木宝剣

サルスベリ ピンクの花と 白い花

庭に植えないほうが良い樹木に、桜、藤、サルスベリがあるという。

桜と藤は、枝を伸ばしたほうが、花が見事なので、個人の狭い庭には、不向きかも知れない。

サルスベリはどうかというと、蔦もからまぬツルツルの木肌に、子供が登って落ちる危険性と、試験などに滑ることを掛けての事らしい。

動物と違って、樹木は、その場所に根をはり、天に向かって幹を伸ばし枝をはる。

藤のつるなどは、まるで、その先に目でもあるかのように、触指を伸ばす。

昔のご隠居は、欲得の社会から卒業して、植物と対話できるほどの感性を持ち合わせていたかも知れない。

百日紅の花言葉は、雄弁、愛嬌、不用意、そして、潔白。