ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

笑いと涙と眠り。

2022年01月04日 | 易行難行修行

お正月は、今年のスタート。

正月三が日は、ずっと働いていました。

元旦の初仕事は、大正11年1月1日生まれの満百歳となった男性の起床のお手伝いでした。

百歳おめでとう❗

その贈る言葉に、車椅子の座り心地なのかな?

「自分でも驚くわぁ。もういくつ迎えられるかな、お正月。眠い。眠い。」という呟き。

お正月は高齢者の施設で、沢山歌って、御節食べて、書き初めをして過ごしました。

今日、正月四日。

今年初めての休日。

時々、雪まじりの氷雨が降っています。

自律神経によくない悪天候です。

小さなストレスだなぁ❗

ほんとうは、百島へ帰省したかったなぁ。

お墓参り、それから茶臼山城跡へのユックリ探検も。

百島でゆっくりと過ごしながら深呼吸できる時間。

百島帰省代わりに、映画マトリックスでも観に行くつもりです。

命の「生きる」という最大目的は、「眠る」ことかもしれません。

心と身体は、繋がっています。

誰もが、うつ、うつ病になる簡単な方法があるとの事。

毎日毎日、百回千回と「ため息」ばかり続けると、必ず鬱々状態となるようです。

つまり逆に、「笑う」と身体によいことがあるのは明らかです。

でも、ずっと、そう、「躁の状態」も困るけどね。

その一方で、笑うよりも、寝たり泣いた方が、よいこともあるようです。

とにかく、ストレスを放出排出する事が大切だとの事。

資本主義社会は、隠れたイジメ社会、奴隷制度と似たようなものだから、スピードアップ、効率化、利潤追求の世界は、自律神経も乱れて呼吸も浅くなります。

そんなストレス過重社会を避けないと、自分の健康寿命を縮めてしまいます。

小さなストレスを積み重ねると、大きなストレスとなります。

正直に言えば、高齢者ばかりの介護の施設現場に居ると、あまり長生きしたくないという気持ちになる事は、多々とあります。

ため息混じりに、幸せな余生だとは到底思えないのです。

ほぼ全員の高齢者が、愛情溢れる家族の中に戻りたいのです。

それが難しくなったのは、生活維持の為の経済効率優先の資本主義の弊害。

人生百年、百歳まで生きている高齢者は、ゆっくりと話す、ゆっくりと動く人が多いようにも映ります。

早く喋る高齢者、速く動く高齢者は、健康人生を過ごしているように映るけれども、案外と百寿まで届いてはないのです。

スポーツ選手の人生、寿命の例が、分かりやすいです。

命の脈拍の数は限りがあるというのは、昔からの逸話だと考えていましたが、案外正しい事実かもしれません。

長い生きしたいのならば、ゆっくり長い呼吸して、ゆっくりと脈々と生きる。

真逆に生きたいならば、「人生は興奮だ❗」です。

「この人生」をどう生きるかは、基本は身体。

体は、動く乗り物。

善い笑い、好い涙、良い眠りを日常生活の目標としましょう。

今年の初日の出を、まだ拝んでいません。

今年が、皆様のよりよい実り多い一年に成りますように。

踏ん張りましょう。