ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

安全神話

2022年04月25日 | 空木宝剣

カムイワッカ  知床の海  羅臼岳

北の海 第一管区海上保安本部(小樽)。

小樽から、遠く離れた、道東知床オホーツクの海での、海難事故。

知床遊覧船 KAZU 1が遭難したとの事。

コロナ禍、自粛していた観光も、withコロナで、やっと人流を得始めた矢先の悲劇。

「板子一枚下は地獄」と称された船乗りの家では、汁かけごはんは、船が沈むという縁起でご法度。

海神ポセイドンが、嫌うというので、ヘビの話も船ではご法度。

広島は第六管区海上保安本部。

瀬戸内海も、団塊が子供の頃(1957年)の事。

瀬戸田耕三寺参りの第五北川丸が、定員オーバーで、百数十名もの死傷者を出した沈没事故があった。

それ以降、巡航船は定員には厳しくなった事を覚えている。

戦争も災害も、忘れた頃にやってくる。

忘れえずして、アタラクシアを願う、この切なさよ。

NHK今日は何の日によると、JR福知山線脱線事故(2005年4月25日)から17年との事。

海も陸も、人の移動手段に瑕疵(かし)が生ずると起こる事故。

安全神話は、忘れた時に崩れる。