ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

チューリップ。

2022年04月28日 | 百伝。

高校3年生の夏休み、父がチャーター契約していた貨物船に横浜港から北海道網走港まで乗船しました。

辺境の断崖が延々と続く北海道の知床半島をぐるりと海から眺めた貴重な体験でした。

人工美やら文明とは隔絶したような知床半島の厳しい自然環境。

17歳の時の強烈な思い出です。

さて、知床観光船遭難事故の連日のニュースに心が悼みます。

出来れば、行方不明者の捜索を目の前にある国後島のロシア側に協力も頼みたいのに、今のウクライナ侵攻の国際情勢では難しいのでしょう。

どこの国も、どんな地域にも、愛国心、郷土愛が無ければ、不毛の大地となります。

瀬戸内海、太平洋、オホーツク海、海は同じ海でも、各々異なる海の役割があるのかもしれません。

ワーズワースの言葉です。

「自然は、それを愛するものの心を裏切ることはけっしてない」

チューリップの花言葉は、国ごと、花の色ごとに変わるみたいですが、まとめると「おもいやり」だとの事。