ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

巴里シテ島の朝。

2024年07月28日 | 百伝。

昨日のパリオリンピック開会式、始めから終わりまでテレビで観ていました。

舞台会場は、セーヌ川。

尾道水道よりも川幅が狭いセーヌ川で魅せる演出舞台、フランス人のセンス、パッションかな?

若い頃にパリには二度、フランス本土では三度しか行った事がないのですが、懐かしい気持ちでテレビ観戦していました。

各国選手団を載せたいろいろ大小様々な船を観ながらの楽しいオリンピック開会式でした。

社会に出て働くようになると、自分が所属する企業組織を船に置き換える思考習慣がつきました。

大企業、外資に就職したならば巨船、外国船の乗組員、中小企業ならば大船小船の乗組員、個人事業主、自営業ならば手漕ぎの舟で進むようなイメージです。

職歴としては、巨船から小舟まで乗ったワーク・キャリアがあります。

が、大事なのはライフ・キャリアです。

夏休み、子供の頃、ジリジリとする真夏の陽射し。

子供の頃、何を夢見ていたのかな?

金メダルを目指すオリンピック選手?

波止場から海に飛び込んでは泳いで、肩の皮がヒリヒリ剥けてしまうぐらい毎日遊んでいた夏。

かき氷食べて、井戸の中で冷したスイカを頬張った夏。

蝉の声、道端から聴こえてくる盆踊りの音、リズム。

万古に座って潮の風を感じながら夕涼みをした夏。

ボートをオールを漕いだり、伝馬船を櫓を漕いだり、小舟は自転車操業みたいなものだけど、金が無くても楽しいものです。

自分の人生の船頭は、自分なんだからね❗

中島みゆきさんの宙船(そらふね)の歌詞。

♪その船を漕いでゆけ

♪おまえの手で漕いでゆけ

♪おまえが消えて喜ぶ者に

♪おまえのオールをまかせるな❗

さて、暫くオリンピック観戦の日々となる今年の夏。

体力、気力、健康が財産。

朗らかに穏やかに和やかに、強い気持ちで健やかにね❗

パリのモンマルトルの丘からシテ島までジョギングした朝が甦りました。

コーヒーとフランスパンを食べるのに持ち合わせの金が足りなくて、これしかない硬貨を掌に見せると、フランスバン半分渡された思い出です。

最高に親切美味な感謝の朝でした。