百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百の幸福。

2020年05月17日 | 百伝。

政府の新型コロナウィルス特別措置法に基づいた緊急事態宣言も広島県、福井県含めて39県に解除指示。

それでも、国民に対する3つの密を避ける旨の要請は続きます。

去年の猛暑の夏、熱中症予防のため、家には留まらず、なるべく日中は、冷房の効いた図書館のような公共施設や商業施設に行こうと全国で呼び掛けがありましたが、まるで嘘だったような今。

これからは台風、地震・・・災害列島日本、電気も水道も止まれば、人口密度の高い都市生活は、一般市民にとっては大変です。

大都会の通勤通学の満員電車に乗ることもないであろう大方の政治家、メディア、上流階級の皆さんは、一般の市民生活に寄り添うのは無理があるのかもしれません。

さて、4月の自殺者数がかなり減少したとのこと・・・学校にも行けない、会社にも行けない、HOME  STAYが、理由だとか?

ちなみに臨時休校中、外出自粛の最中でも、中学生高校生の妊娠が増えて、学校側も保護者も頭を抱える問題も増えたとか?

学校が始まり、仕事が始まり、経済が動き出すと、ストレス増大で、自殺者数が一気に増加するという心配の声もあります。

勉強嫌いで向学心も無かった自分の身に置き換えてみると、子供の頃ならば尚更です・・・こんなに長い間、学校が休みならば、嬉しくて仕方なく幸福倍増だったでしょう。

百島は、遊ぶのには子供の楽園でした。

若かったサラリーマンの頃でさえも、今のような非常事態の状態で出勤の必要もなく在宅勤務になると、嬉しいだろうなぁ。

「はやく学校に行って、友達と一緒に勉強したい」と言う児童をニュースで見かけますが、イジメと無縁か、二宮金次郎のような子供なのかなぁ?凄いなぁ!と感心します。

・・・学力格差の拡大も問題だとか。

教育方針も国土強靭化もオンライン化生活も国家百年の計。

最近、ちょっと驚いて思い出した事があります。

新聞コラムで「疫病除けアマビエ」の記事が載っていました。

このアマビエも、蘇民将来も、最初の伝承地は、備後の国。

百島での子供の頃のお話です。

昔の子供たちは、アチコチ、キョロキョロと興味深く人を見ていました。

今の子供たちは、ゲームかスマホばかりコチコチになって下を向いています。

いい意味で、薪を背負いながら本を読んでいる二宮金次郎を思い浮かびます。

これからの話は、余りにも遠い昔話ですから、憶測でメルヘンチックに思い出しています。

百島の砂浜をYちゃんと歩いていると、妙なカラスと出会ったことがあります。

多分、今思うと、猿のような顔したカラスのような?妙な鳥のような?・・・妖怪かな?

はたまた、神様の化身だったかもしれません。

しばらく、あとについて歩いて追って来ましたが、こういう子供の頃の思い出は、楽しいです。

ファンタジーならば好いかも、なおさら楽しくて、幸福も百倍となります。

百島を取り巻く海の声、聞こえますか?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿