基本的人権や最低限の生活保障の為に、国民は税金という保険をかけている。
国家を保険会社に例えれば、今は総動員して、払い出しに奔走する時である。
一極集中の都会生活は、便利さはあるが、家庭という日常生活から「庭」を失なって、ただ寝るだけの「家」と、仕事場というスペースを往復する。
安部公房の「箱男」の面がある。
一極集中を、魚の群れとすれば、一網打尽は、後免である❗
遥か飛鳥の大宝-慶雲-和銅、奈良の霊亀-養老-神亀-天平-天平感宝-天平勝宝の時代を生きた聖武天皇(701~756)。
天然痘の感染で民がバタバタ倒れる不条理を目の当たりにして、一極集中を分散。
諸国に国分寺や国分尼寺を設置。
その要として奈良に東大寺を建立。
廬舎那仏という当時の青銅技術を駆使した巨大な大仏を納めた。
それほど、天然痘が大きな脅威であり、それを鎮めるには、沢山の祈りを受け止める巨大な仏様の鎮座を必要としたに違いない。
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