今日は、広島県西部では、第30回全国都道府県対抗男子駅伝の催事が行われていました。
一方、広島県東部の百島では、1441年(嘉吉の乱)を契機に追手から逃れる訓練として、600年ほど延々と続く「百島御弓神事」が催されたとの事。
本来は、毎年1月11日に各地区から四十二歳の年の男が弓を射る百島御弓神事でしたが、人口減少、過疎の為、いつからか日曜日に行われるようになりました。
因みに、西日本地域、とりわけ瀬戸内海沿岸では、500年ほど由来のある御弓神事を「百手ももて(百々手)神事」、「百手(百々手)祭り」と呼ぶ事が多いです。
何ゆえ、百島の先人の方々は、御弓神事を「百」の名の通り先駆けて元祖「百手(百々手)神事、祭り」と呼ばなかったのか?
当時は、桃島と呼んでいたのかな?
(写真提供:京泉盛勇さん)
百島の御近所の京泉さんから、海藻を育てることによってCO2削減に繋がるという情報も頂戴しました。
世界各国は、植物のうち、海藻・海草による吸収量については算定方法が確立されていないなどの理由で、国連に報告していないとの事。
日本政府は、そこで先駆けてワカメやアマモなど海藻・海草の種別の吸収量と沿岸部の藻場面積を基に国内全体の吸収量を算定する方法を考案するとの事。
海面下の海の森である「藻場」の造成は、ビジネスチャンスかもしれません。
余談ですが、海草と海藻の違い?
水産庁のHPから抜粋。
海草とは、海中で花を咲かせ種子によって繁殖し、海中で一生を過ごすアマモなどの海産種子植物のことをいいます。比較的浅いところに多く、海底深くに生育することはありません。
海藻とは、海で生活する藻類のことで、胞子によって繁殖します。海藻の根は栄養吸収のためではなく、岩に固着するためのものです。葉色によって緑藻・褐藻・紅藻の3種類に分けられます。世界に約2万種の海藻類があるといわれ、食用にされるのはコンブに代表される褐藻に多く、全部で約50種程度といわれています。
これまた余談ですが、福井では「一升瓶に詰め込んだもみわかめ」を販売しています。
良質の天然わかめを天日干しで乾燥させて、手もみした「もみわかめ」です。
口の小さな瓶に詰めると乾燥剤が必要無いとのことです。
健康食品、ご飯にふるかけると、大変美味な福井の「もみわかめ」です。
京泉さん、海山、百島での狩猟採集、天晴れです。
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