ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

2025 令和7年スタート

2025年01月04日 | 百伝。

明けましておめでとうございます。

昨日3日、今日4日と今年初めての休日です。

昨日、外は冬の氷雨まじり。

初詣に福井県勝山市に鎮座する日本一大きな越前大仏、そして、そのあとに永平寺町へ..

曹洞宗総本山永平寺へ初詣参拝に上がりました。

越前大仏は、長者番付日本一になった地元出身の方が40年程昔、故郷に建立したものです。

正月三が日は無料でしたが、、当時の参拝料が2000円か3000円だったかなぁ?

おまけに大仏さんの中に建立者の遺骨が入るという話もあって、福井県民のほとんど方がよいイメージを持っていませんでした。

これではイカン!と地元も考えたのでしょう。

現在、参拝料金は500円と大幅に下がりました。

おまけに最近は、SNSで映えるのでしょう。

毎日、外国人観光客も参拝しているとの事。

世界に誇る福井県立恐竜博物館、そして、創建717年に泰澄によって開山、中世の巨大宗教都市だった平泉寺白山神社とともに勝山市の観光の目玉になりつつあります。

 

新年早々、一番驚いたのはラジオ放送百年の元日午前3時頃、風呂上がりにNHKラジオの深夜宅急便をONにすると、今年始まりに聴く音楽が、ナント!ドンピシャッと「氷雨」のイントロが流れて来ました❗

「氷雨」は、遠い親戚の方が作詞作曲した演歌、故郷百島を想い浮かべました。

去年は、両親のお墓参りにも上がっていないので、初詣は百島曹洞宗萬松山西林寺へも繋がる曹洞宗大本山永平寺に参詣に上がりました。

永平寺は、1244年道元禅師が開創した禅の修行道場。

曹洞宗の大本山であり、参拝客も多く全国から集まった多くの雲水が厳しい修行の日々を送っています。

2階の大広間は「傘松閣(さんしょうかく)」という160畳の「絵天井の間」。

昭和の一流日本画家144名による230枚の天井絵がはめ込まれていて、まさに壮観です。

 

山門は二層の造りで下層には四天王「持国天」「多聞天」「広目天」「増長天」を配置、上層には「五百羅漢」が祀られて、釘や金具を一切使っていない木組み造り。

とりわけ、正月三日のみに行われる「歎仏会(たんぶつえ)」を参拝。

写真撮影は禁止でしたが、雲水の立ち位置、姿、唱経、見事でした。

歎仏会とは、お釈迦さまを中心とした仏様を讃える法要、「持国天」「多聞天」「広目天」「増長天」多くの仏様の名前を呼びます。

南無阿弥陀仏の浄土真宗では、讃仏会と呼ぶのかな?

因みに、浄土真宗、日蓮宗では、般若心経を唱えません。

南無妙法蓮華経。

南無観世音菩薩。

禅の聖地、永平寺で学べるのは、空の概念。

般若心経は、信仰というよりも真理の哲学かも知れません。

「色即是空=しきそくぜくう」は、仏教の根本教理。

「この世のすべてのものは恒常な実体はなく縁起によって存在する」という意味。

色不異空や不生不滅なも、実体はなく生じることも滅することもない・・といった教えです。

人生の意義は、幸福と快楽。

祈る時間とセックスする時間、人間はどちらを求めて生きてますか?

食べる時間も含めて、感情に追われ続けるコントロールかもしれません。

意味ある人生は、困難な環境でも満足、達成感あり。

無意味となる人生は、快適な環境でも不満足、疲労感あり。

もしも明日、地球が大爆発して消滅しても、宇宙は何ひとつ問題無く動いています。

「この世は虚構世界、人生も人生の器も空っぽ」

自然の振る舞い方が、最高の生き方かもしれません。

今年一年もよろしくお願い申し上げます。

合掌に感謝。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿