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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

幕末の七夕。

2017年07月01日 | 千伝。
12年前の熱い夏、小泉内閣時の郵政改革の是非を問う衆議院の国政選挙が行われました。

広島6区の尾道では、亀井静香さんに挑んだ堀江貴文さん(愛称ホリエモン)の衆議院選挙でした。

同じく、地元福井1区では、首にタオルを巻いて、無名の女性立候補者が必死で動き回っていました。

世襲制の候補でもなく、「福井のおっかさんになります」と声を絞り出していました。

12年後の今、自民党の政調会長等々を歴任したあと、現在の防衛大臣となっている稲田朋美さんです。

都議選での「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」との応援演説・・地元の福井県議選でも言えたのかな?

一時、日本初の女性宰相の可能性も示唆されたり、背伸びをし過ぎたのでは?

この方、はじめに国政よりも地方議会から出発すればよかったのにと思います。

う~ん、その一方で当時、その逆もありと思える逸材なのに、国政デビューよりも県知事への道を優先したために政治家を諦めた方もいました・・残念。

・・人生も様々です。

福井県選出の代議士先生たち・・下着泥棒容疑の元復興大臣、背伸びをし過ぎる防衛大臣。

「福井の為に馬車馬の如く働く」と誓ったのではありませんか?

・・福井の先人の足跡を見よ!

さて、今日は、県立図書館に参りました。



土砂降りの雨、雨あがりの晴天・・幕末の時代を想い描きました。



福井の歌人「独楽吟」の橘曙覧も、幕末の志士達も、七夕の短冊に願い事を書いたのだろうか?

土佐の坂本龍馬が惚れた男・・幕末の福井藩士三岡八郎。

薩摩の西郷隆盛が惚れた男・・幕末の福井藩士橋本佐内。

いつか、NHK大河ドラマの主人公は、幕末の福井藩絡みになると期待します。

図書館の玄関入り口の近い所に、福井藩士三岡八郎(のちの由利公正)が起案した「議事之体大意」が掲げられています。

明治維新の指針となる「五箇条の御誓文」の起案です。



由利公正の大意:
一 庶民志を遂け 人心をして倦まさらしむるを欲す
一 士民心を一にし 盛に經綸を行ふを要す
一 知識を世界に求め 廣く皇基を振起すへし
一 貢士期限を以て 賢才に讓るへし
一 萬機公論に決し 私に論するなかれ





木戸孝允(長州 桂小五郎)の修正した「五箇条の御誓文」参照;
一 廣く會議を興し 萬機公論に決すべし
一 上下心を一にして 盛に經綸を行ふべし
一 官武一途庶民に至る迠各其志を遂け
  人心をして 倦まざらしめん事を要す
一 舊來の陋習を破り 天地の公道に基くべし
一 知識を世界に求め 大に皇基を振起すべし



作詞/権藤はなよ 補作詞/林柳波 作曲/下総皖一
ささの葉 さらさら
のきばに ゆれる
お星さま きらきら
きん ぎん 砂子
五しきの たんざく
わたしが かいた
お星さま きらきら
空から 見てる♬

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