ブログ開始初期の頃視聴した作品には、一覧を作り忘れているものが多々あります。
気付いた作品から、作ってはいるのですが、内容は伴わないけれど記事数だけは多いこのブログゆえ、漏れもあります。
もし、お気づきのことがあれば、コメントでもお知らせいただければ幸いです
ただ、一つお断りしておきますが。
記事と全く関係の無いコメントは、申し訳ありませんが、削除させていただきます。
毎年同じようにめぐって来るのに、全く慣れた感じがしない正月準備。
必要な分だけ用意しようと、メモを持って買い物に行きます。
が、何でもかんでも値上げしてて、驚くような値札にびびってしまう私です。
おまけに、今回は娘一家がちょいといつもより早めの帰省ということで、気は急くばかり。
昨日からおせちの準備を始め、今日、本格的に製作開始。
途中経過が、これ
面倒だったので、定番の二色卵は止め、オードブル風にゆで卵を作りました。
ごまめと、黒豆、きんとんと並べ、孫たちに摘まんでもらおうと思ってます。
雑な出来なので、見せるモノでもありませんが・・・。
煮物は、お鍋に入ったままで、何度か煮返してます。
冷蔵庫には、酢カブと数の子、八幡巻や練り物たちが出番を待ってます。
で、疲れた時の甘いオヤツはこちら
いつもの、スーパーのフードコートです
晩御飯は、昨日の残り物で済ませようと企んでます
レビュー一覧は、こちらから。
もうねぇ、泣けますよ、ホント
気が強くて負けず嫌いで、自己チューなギルチェの涙は、胸を締め付けられる思いがします。
ジャンヒョンの頬に流れる一筋の涙にも泣かされます。
ク武官は、とても良い人です。
初めてギルチェに会った時から、当時には珍しく芯の強い女性だと、惹かれていました。
死んだジャンヒョンを想い続けている事も分かっていましたが、それでもギルチェを家族も含めて支えていきたいと思っているのです。
ギルチェも分かっていました。
それでもギルチェはク武官を夫としては考えられないのです。
「私が微笑めば優しい妻になると思い、優しければ良妻になると殿方は思うようです。腹黒くても妻になれば変わると思うようですが、私は変わりません。私の笑顔は好んでも、腹黒い面を好む方はいない筈。ですが、私の好ましい面だけを得ることは出来ません。ですので、私への未練はお捨てください。」
なるほど・・・と思わせられたギルチェの言葉です。
ク武官は、ギルチェがジャンヒョンを忘れられないままで良いと言いました。
それで、受け入れることにしたのかな・・・。
その後、ギルチェは偶然リャンウムに会いました。
リャンウムは、ク武官から、婚約者が自分の歌を気に入っていると聞かされ、“婚約者”が気になって調べたのか、本当に偶然会ったのか・・・。
ギルチェは、リャンウムに尋ねました。
ジャンヒョンは苦しまずに死んだのか・・・と。
リャンウム、ジャンヒョンは死んだことになっていると、初めて知りました。
元々、リャンウムは、ギルチェを嫌っていました。ジャンヒョンにはふさわしくないと思っていたのです。
嫉妬ゆえだと思います。
リャンウムは、ジャンヒョンをギルチェと同じ気持ちで見て来たようですから。
だから、誤解したままにさせようと思ったのです。
ジャンヒョンは死んだ、ギルチェに何も言い残したことは無い、清に別の情人がいたから・・・と言いました。
ギルチェ、この言葉でク武官の求婚を受け入れる最終決断をしたのは間違い無いでしょう。
仁祖は、世子の帰国をホンタイジが許可したことに裏があるのではないかと、必要以上にびびってます。
もしかしたら、自分が代わりに連行されるのではないか・・・とか。
ここまで世子が優遇されるのは、既に王と認められているからじゃないか・・・とか。
実際、臣下たちは、立派に務めを果たしている世子への信頼を厚くしています。
情けない王の代わりに、世子を担ぎ出そうと考えているのではないかと、被害妄想は膨らむばかり。
やっぱり、仁祖は王の器じゃないね
でも、目の前に現れた世子は古い服を着て、顔の皮膚も荒れてる感じがします。
とても優遇されている立派な世子には見えませんでした。
仁祖はそれで少し安心したようです。
これ、ジャンヒョンの助言でした。疑い深く狭量な仁祖ゆえ、どんなふうに受け取られるか分からないと思ったようです。
ほっとした仁祖は世子を抱きしめて泣きました。
臣下たちも、ほっとしたようです。勿論、ジャンヒョンやピョ内官も・・・です。
これでジャンヒョンはやっとギルチェに会いに行けるようになりました。
あれこれ想像してどうしてもにやけてしまうジャンヒョン。
なのに、目の前に現れたのは、新婦となろうとしているギルチェでした。
この日は、婚礼ではなく、婚礼の前に新郎が贈りものを新婦の家に届けに行く日でしたね。婚約を宣言するような意味合いでしょうね、きっと。
あまりにもショックが大きくて、ジャンヒョンはそのまま踵を返して帰ってしまいました。
そして、用意した美しい靴を火に投じたのです。
しかし、一番美しい靴だけは燃やせませんでした。
そこに、ギルチェがやって来たのです。
男無しでは生きられないのですか?だから、耐えられなくて嫁ぐのですか?と、ジャンヒョン。
そう言われたら、つい、言い返してしまうのがギルチェ。心にもない露悪的な言葉をジャンヒョンに投げつけてしまいました。
ジャンヒョンだって、自分を忘れて清で別の女性を傍に置いたのでは?と。
「私はあなたが亡くなったと思って・・・。」
というギルチェの言葉が、ジャンヒョンは引っ掛かりました。
ジャンヒョンは、チョンチョニから、その辺りの事を聞きました。
どれほどギルチェが泣いたか、苦しんだかを知りました。
他でもないリャンウムがそう言ったのだから、疑う筈無い・・・とチョンチョニは言いました。
ジャンヒョンの詰問に、リャンウムは、あの時に戻っても同じことをすると言いました。
ギルチェはジャンヒョンを不幸にすると思うからと。
「私にとってどんな女だと」
と、ジャンヒョンは言いました。
リャンウムに暴力を振るう事はありませんでした。突き放した感じです。
きっと、リャンウムにとっては、その方が辛いでしょうね。
ジャンヒョンとギルチェの想いはすれ違います。
お互いのことを責めてしまうのです。
もう遅いと言うギルチェを、ジャンヒョンは抱きしめました。
機会をくれ・・・と。
「舟を用意する。一緒に逃げよう。」
ギルチェは迷いました。
ある夜、ク武官や家族たちと祝宴を開いている時、席を外したギルチェの前にジャンヒョンが現れました。
私を忘れて生きられるのか?と、ジャンヒョン。
他の男と幸せに生きられるのなら、身を引く・・・と。
そうでないなら、一緒に行こうと。
ジャンヒョンは、ヨンジュンから、ギルチェを苦しめるなと釘を刺されていました。
ギルチェは義理堅い人で家族とやっと幸せに暮らせるようになっていて、その家族を捨てていくことは出来ないだろうと。
ジャンヒョンも分かっています。
しかし、もう、自分が我慢することは出来ないと思ったのです。
今この手を取らなかったら、もう二度と現れる事は無いとジャンヒョンが言いました。
流石にギルチェも嫌だと思ったのでしょう。
なのに、またギルチェの悪い癖が出てしまいました。
心は求めているのに、ジャンヒョンの言葉が信じられないと言ってしまったのです。自分はずっとジャンヒョンだけを待ち続けていたのに・・・と。
リャンウムの言葉が嘘だと知りませんからね、ギルチェは。
ジャンヒョンは、ギルチェの想いを確信し、感動したようです。
行こうと言いました。
その時、ク武官がギルチェを探しに来たのが分かりました。
ばれると思ったら、ウネがク武官を呼び止めてくれたのです。
ウネは察していました、ギルチェがジャンヒョンと会ってることを。
ジャンヒョンはギルチェの手を取って駆け出していました。
ギルチェも逆らいませんでした。
一緒に必死に駆けたのです。
靴が片方残されていました。
それを、ク武官が見つけたことから、大騒ぎに。
まだ不穏な世情だったので、何者からギルチェが拉致されたと思い込んでしまい、兵を動員して捜索し始めたのです。
ジャンヒョンとギルチェは、遠くの宿屋に泊まることに。
やっとかぁっ・・・と思ったら、邪魔者が
ウネがチョンチョニと共に現れたのです。
チョンチョニは、クジャムからこの計画を知らされていました。一緒に行こうと誘われていたのです。
ギルチェは、ウネに背中を押され、ジャンヒョンと一緒に行くことにしました。
しかし、父親が自分のことを心配しているとチョンチョニから聞くと、やはりこのまま行ってしまう事は出来ませんでした。
最後に一目、父親に会ってからと思ったのです。
これが、ギルチェとジャンヒョンの運命を分けてしまいました。
父は、ギルチェを探し回っていました。
しかし、ギルチェが行こうとしたとき、正気に戻ったのです。本当は既に正気になっていたのかもしれません。
もう私の心配はするな・・・とギルチェの頬を撫でました。
その時、ク武官が川の向こうに現れました。
家族思いのギルチェは、父親のところに必ず現れると考えていたようです。
しかし、近づこうとしたク武官に、ギルチェは首を振って近づかないように示しました。
ク武官はそのままギルチェを見送ったのです。
優しい人です。
ギルチェは戻りました。
新居に戻ったク武官は、そこでギルチェを見つけました。
この時のク武官の表情が良かったです。
ジャンヒョンはずっと船着き場でギルチェを待っていました。
しかし、結局ギルチェは現れず。
ク武官のところに行ったことを確認し、そっとその場を離れたのです。
チョンチョニが追いかけて来てギルチェから・・・と荷物を渡しました。
手紙と靴が入っていました。
“少し心が揺らぎましたが、全てを捨てられるほどあなたを恋い慕ってはいません。私への情が残っているなら、全てを忘れてください”
ジャンヒョンは手紙と靴を川に捨てました。
クジャムと二人、舟で行くジャンヒョンを、ギルチェは一人遠くの丘から見送りました。
泣けた~っ
ギルチェの想いの強さ、深さが辛いです。
ジャンヒョンを見送っていたのはもう一人いました。
リャンウムです。
リャンウムは、遠くにギルチェの姿を見つけました。憎しみのこもった目に見えました。
2年が過ぎました。
ジャンヒョンはまだ捕虜を捕まえる仕事をしています。
そこで、以前から同じ仕事をしていた者と再会しました。女性のようです。
レビュー一覧は、こちらから。
ギルチェは、後悔していたでしょう。
自分の気持ちをちゃんとジャンヒョンに伝えなかったことを。
布団の中で泣きました。
ジャンヒョンが他の朝鮮人と同じように処刑されなかったのは、リャンウムのおかげだったようです。
以前、リャンウムの歌で心を動かされたホンタイジが、今回もリャンウムの歌声を耳にし、ジャンヒョンの事を思いだしたようですね。
で、呼び出したのです。天然痘の一件を確かめるために。
ジャンヒョンが、全てをヨンゴルテに話してあると言ったため、ホンタイジはヨンゴルテにジャンヒョンが間者かどうかを尋ねました。
ヨンゴルテは、間者ではないと答えました。
そうじゃないと、間者の疑いがある者を、これまで使っていたことになり、それはヨンゴルテ自身が疑われることになってしまうからでしょう。
ジャンヒョン、流石です。咄嗟にそんな手を思いつくなんて。
ヨンゴルテは、ジャンヒョンを殺すことが出来なくなりました。信じたわけではありませんが。
ジャンヒョンに、間者ではない証拠を示せと言いました。その方法は、逃げた朝鮮の捕虜を捕らえるということ。
その頃、捕虜を捕まえてお金を稼ぐのを生業としている輩もいました。
ジャンヒョンたちは彼らと競うように捕虜を捕まえました。
同じ朝鮮の民を捕まえる事を、ジャンヒョンは決して喜んでしたわけではありません。
葛藤し、苦しみながらも、ヨンゴルテたち清の者に疑われないために命令に従っていただけです。
せめて、捕虜たちを必要以上に傷つけないように捕らえることだけを気を付けていました。
捕虜の中に、以前からジャンヒョンと親しくしていたヤンチョンもいましたが、まだ再会出来ていません。
ジャンヒョンの働きを、ヨンゴルテは満足そうに見ていました。
ジャンヒョンから賄いをもらい、徐々にヨンゴルテは取り込まれていってます。
ジャンヒョンは着実に清で力と財力を蓄えていきました。皇室に賄賂を贈る事で、地位も確立して行きました。
しかし、つまらないと思いました。
ギルチェに会いたいと、思い続けていました。
世子は、ジャンヒョンの動きを聞き、自分や朝鮮、そして王を清に媚びて生き延びようとする卑怯なモノに貶めたと思いました。
ジャンヒョンを呼び出し、叱りつけました。
国の両班ですら、仁祖が無能だから敵に頭を下げたと馬鹿にし、出仕も怠るようになっていると聞いていましたからね。
誰も、仁祖が悩み苦しみながらも民のこと、国の事を考えているということを分かっていないと怒りをジャンヒョンにぶつけました。
ジャンヒョンは言いました。王が無能だから戦いに負けたのではないと。
ホンタイジたちは、生きるためなら、全てを投げうつ者たちなんだと。生きるためなら、兄弟や息子、妻を殺すのも厭わない者たちなんだと。
だから、世子の命など、何の躊躇もなく奪ってしまうかもしれないんだと。
だからこそ、皇室に繋がりを作っておくことが重要だと言いたかったのでしょう。
「卑屈にならず、大いなる勇気をもって敵を直視し、大胆に生きるべきです。生き延びて、良き日を迎えねば。」
世子は、まだまだ自分の考えが浅いと思い知らされたようです。
これ以降、世子は堂々と清側と対峙するようになりました。
言葉も勉強するようになりました。
世子が堂々と役割を果たしていることを聞いた仁祖は、喜んでいるのかと思いきや、清にすり寄っていると言う捉え方をしたようです。
世子の必死の思いが、仁祖に伝わっていません。
ギルチェたちは、食べるモノにも事欠くようになっていました。
ウネは大切にとってあった親の形見の服も売りました。が、ほんの少しの麦にしかなりません。
そんな時、ギルチェはク武官に再会しました。
ク武官は鍛冶場を持っていました。代々受け継いできたモノでした。
武官は自ら武器を用意しなくてはいけなかったようです。
しかし、その頃、清に武器を造る事を禁じられてしまっていて、仕事がなくなった職人たちは手持無沙汰に過ごしていました。
それを見たギルチェは、戦いで奪われた真鍮の食器を造る事を思いつきました。
気の荒い職人をまとめる事なんて両班のお嬢さまに出来るのかと言われましたが、ギルチェは出来ると言い切りました。
当時、金や銀と違って、銅銭は二束三文の価値しかなくなっていました。
まだ綿布の方が価値が高かったのです。
ギルチェは、まず、ク武官から貰った綿布を、銅銭と交換する商売を始めました。
それによって集まった大量の銅銭を元に、職人たちに真鍮の器の制作を指示したのです。
ク武官は最初反対しました。
まだ生活に困っている民が、そんな高価な真鍮の器を買うはずが無いと。
しかし、ギルチェは両班だからこそわかる気持ちを説明しました。
両班の女性は、祭祀を重んじるので、戦時中真鍮の器を奪われた今、粗末な器を使うしかない状況を悲しく思っているに違いないと。真鍮の器を手に入れるためには、持って逃げた装身具を売る事も厭わない筈だと。
ギルチェは職人たちに陰口をたたかれながらも、自分も必死になって働きました。
煤で顔が真っ黒になっても、気にしませんでした。
そんなギルチェの姿を見て、ウネもじっとしてはいられず、手伝いました。
やっとのことで作り上げた真鍮の器なんですが、売りに行ったパンドゥネの夫が賊に騙されて全て奪われてしまいました。
悔しくてたまらないギルチェは、パンドゥネの夫にその者たちの居場所を聞き、押しかけて行きました。
しかし、既に売り払われていて、一つしか残っていません。
おまけに、男たちに襲われそうになってしまいました。
助けてくれたのは、ク武官。
ギルチェはそれでも諦めませんでした。
その一つの器と、ウネの父の祭祀のために残していた器で商売しました。
両班の奥様に会い、装身具と引き換えたのです。
そして、その装身具を妓楼で妓女たちに売りました。
ギルチェは、両班のお嬢さまというプライドも捨てました。誰に何と言われようと、陰口をたたかれようと、なりふり構わず金儲けをしたのです。
惚けてしまった父はもう頼りにならず、幼い弟を立派に育てなくてはいけないし、妹もちゃんとした支度をして嫁がせなくてはいけないと思ったからです。
機転の利くギルチェは、清の人が生姜を高く買っていると知ると、作り手のいなくなった生姜農家から畑を借りて生姜を作り、高く売りました。
そのおかげで、ウネたち家族は勿論、職人にもお給金としてお米をたくさん分けてあげる事が出来ました。
もう、ギルチェのことを悪く言う者はいなくなりました。
ギルチェの手腕を高く評価し、ついて来てくれるようになりました。
ク武官は、すっかりギルチェに魅了されてしまいました。
両班の娘なのに、見事な手腕で家族を救い、商売まで繁盛させているのですから。
ギルチェは、ウネと共に、聖人とあがめられる儒者チャン・チョルを訪ね、ヨンジュンを釈放するために力を貸してほしいと頼みました。
最初は、無理だと突っぱねていたチャン・チョルですが、2人の必死な態度と、ヨンジュンの信念を知り、動きました。
仁祖の元には、ヨンジュンを釈放してほしいと言う嘆願書が多く届けられるようになりました。
ヨンジュンは釈放されました。
ヨンゴルテは、まだジャンヒョンが間者かもしれないと言う疑いを捨てきれていません。
ただ、役に立つ者だから、捨てられないでいるのです。
が、初めてヨンゴルテも誠意を示しました。
世子が仁祖を見舞う目的で朝鮮に行くことをホンタイジに進言したようです。
朝鮮では、家臣たち一同が大喜びでこのニュースを聞きました。
ところが、仁祖はまた一人ひねくれた受け取り方をしてます。
世子が帰国する間、どうも元孫が代わりに清に行かなくてはいけないようです。
それを不満に思っているのです。
おいおい・・・
ク武官がギルチェに求婚しました。
が、ギルチェは、聞かなかったことに・・・と一旦断りました。
ク武官は、ギルチェがジャンヒョンを想っている事を知っています。死んだと分かっていても、忘れられないでいることを。
ジャンヒョンが世子と一緒に帰国して来ました。
ギルチェと約束した美しい靴をたくさん持って。
しかし、ジャンヒョンがギルチェの元を訪ねた日は、なんと、ギルチェとク武官の婚礼の日だったのです。
見間違いかと思いました。
しかし、花嫁と言われたのは、確かにギルチェでした。
ジャンヒョンとギルチェ。
呆然と見つめ合いました。
涙がこぼれそうです。
泣けます、ホント。
ずっとすれ違うの
混んでるかと思ったケーキ屋さんが、案外すいてて、ちょっと拍子抜けしました。
例年だと、デコレーションケーキの箱が積み上げられてる光景が見られたと思うのですが。
やっぱり、値上げのせいでしょうか
びっくりするほどお高いですもんね
お客さんを見ると、ショートケーキを人数分買ってる人が多かったです。
だから、老夫婦がショートケーキを2個だけ買うのに気が引けることはありませんでした。
今回買ったのは、チーズケーキ。
軽いクリーム&スポンジで、甘さも控えめ。
今日のおやつにぴったりでした
ご馳走様でした
レビュー一覧は、こちらから。
ヒョンミンの提案を断ったドジュン。
新ソウルタウンのメインとなる筈のデジタルメディアシティーは、入居する会社が見つからないまま、計画は頓挫しそうです。
流石に落ち込みました。
オ・セヒョンは諦めようと言いましたが、ドジュンはそうはいきません。
このままでは、ソンジュンが後継者となり、自分たちがスニャンを買うと言う計画も終わってしまいます。
が、すぐに次の手を思いつきました。
先日ヤンチョルがユンギに渡した財団の中に、スニャン病院がありました。
スニャン病院のVIP病棟に入院している患者のリストもありました。
そこに、思いもよらない人物の名前を見たことを思いだしたのです。
デヨングループのチュ会長です。
チュ会長は、よりによって自分のグループの病院ではなく、スニャン病院に入院していました。
それはすなわち、スニャン病院の医療レベルが高いと言う証拠です。
それが表ざたになったら、どうなるか・・・。
突然訪ねて来たドジュンにそう言われ、チュ会長は激怒。
チュ会長は、ヤンチョルに抗議しようとしましたが、ドジュンが止めました。
祖父には内緒で来ていると言いました。
そして、今後も知られたくないと。
「デヨン物流がスニャン運輸を抜き、業界1位に返り咲く方法を進言しに来ました。」
売却しようとしている通販チャンネルを購入し、その商品の宅配をデヨン物流が担う事で、傾きかけているデヨン物流を立て直す事も出来るとドジュンは言いました。
チュ会長、その提案を飲みました。
ドジュンの条件は、メディアシティーセンターに入居すること。
恐れることなく真っ直ぐに自分を見つめて話すドジュンの策を信じたのです。
ソンジュンとヒョンミンは結婚することになりました。
周囲からは、敷かれたレールの上を行くようにごく自然に・・・と思われているようですが、2人の中にはそれぞれに悶々とする思いがありました。
結婚式は盛大に執り行われました。
ヨンギと妻は満面の笑みで招待客を迎えました。
ヤンチョルが既にソンジュンに後継者教育を始めたと知り、この良き日のプレゼントが正式な後継者とする意思表示だと確信しているからです。
ドンギもファヨンも、悔しいけれど、同じ予想をしています。
が、ドンギは最後の最後まで諦めたくはありません。
それには、ソンジュンのミスをヤンチョルに訴えるしかありませんでした。
例の、不正な不動産投機をしたのは本当はソンジュンだったと言う証拠を手に入れたのです。
しかし、ヤンチョルは既に知っていました。
ソンジュンが跡取りだと、改めてドンギに釘を刺しました。
花嫁の控室にソンジュンが来ました。話があると言いました。
なんと、ソンジュン、ヒョンミンとドジュンが会っているところを目撃していたのです。
丁度、電球がショートして火花が散ったのでドジュンがヒョンミンを庇った時でした。遠目には二人が抱き合ってるように見えたでしょう。
ヒョンミンはドジュンを好きなんだと気付きました。
指摘されて、流石にヒョンミンも動揺しました。
動揺するヒョンミンを、ソンジュンはさらに傷つけました。
カッとして結婚を止めようとしたヒョンミンに言ったのです。
「君は絶対に破談には出来ない。プライドは捨てられても、ヒョンソン日報の一人娘と言う商品性は捨てられないから。君だって僕を男として選ばなかっただろう。同じだ。フェアプレーでいこう、俺たち。」
結局、ヒョンミンはそのまま式を挙げました。
ただ、戸籍だけは汚さないでとソンジュンに言いました。どういう意味?入籍はしないってこと?
記念写真の撮影をする頃になって、ようやくドジュンが現れました。
チュ会長が、突然、式場にやって来ました。
ドジュンが訪ねて来たことをヤンチョルにばらしちゃったよ
ドジュンの提案を飲み、デヨン物流をメディアシティーセンターに入居させるということも。
ドジュンはソンジュンに挨拶に行きました。
ソンジュンは、スニャンに歯向かったことを無謀なことだと言いました。
ところが、その時、知らせが入ったのです。デジタルメディアセンターに入居する会社が決まったようだという。
形勢は逆転しました。
ドジュンが言いました。遅れたのは、その契約のせいだと。
ソンジュン、愕然としました。
流石のヤンチョルも、チュ会長の話にショックを受けました。
ドジュンを甘く見てはいけないと、改めて感じたようです。
ヤンチョルは病の症状を自覚するようになっています。
思わずよろけたりして、運動能力の低下も感じていました。
ヤンチョルは、イ秘書室長に、スニャン病院長にこの病について口留めするよう命じました。
誰にも知られてはならないと思いました。スニャンのためにも。
家族だけの祝賀会が開かれました。
ヨンギは、ヤンチョルにお祝いの言葉を・・・と頼みました。
その場にいる誰もが、ヤンチョルが結婚祝いにソンジュンへの事業承継をすると思っていました。
しかし、ヤンチョルがソンジュンに渡した“結婚祝い”の封筒に入っていたのは、辞令。それも、物流倉庫の現場責任者に任命すると言う内容でした。
全員が、驚き、ヤンチョルを見つめました。
大人として責任をとりたいと、以前、ソンジュンはヤンチョルに言った事がありました。
ヤンチョルは、新ソウルタウンへの不正投機、デジタルメディアセンター建設工事の受注失敗の責任を取れと言いました。
「それが大人だ。」
そして、ヤンチョルはもっと大きな決断を口にしました。
「今日からスニャンには、長子承継の原則は存在しない。」
金で株を買おうが、実力で経営能力を証明しようが、好きにしろ。私よりスニャンを大きく出来る者に経営権も物産の株も全て譲る・・・と。
私が最も愛する子供が誰か分からないのか
「スニャンだ。」
ヤンチョルはそう言って、席を立ち、出て行きました。
力尽きた感じがします。
ソンジュンは激怒し、ドジュンにつかみかかろうとしました。
が、ヒョンミンが倒れたので、結局そのまま会はお開きとなりました。
チュ会長の言葉がヤンチョルの脳裏を過りました。
チュ会長は、ドジュンが50年前に初めて会った時のヤンチョルに似ていると言ったのです。
息子の中にヤンチョルはいないが、孫はそっくりだと。
そして、ドジュンの言葉も。
ドジュンは、言ったのです。
ヤンチョルが孫の自分に対してもスニャンが持つ全権力を使ったように、自分もあらゆる手段を使ってスニャンを買うと。
ドジュンは、ヤンチョルの宣言で家族関係が変わってくると思いました。
ヒョンミンは仮病でした。
あの場でソンジュンがドジュンを殴ったら、どうなるか分からないと思ったのです。自分に火の粉が降りかかってくる恐れもあると思ったのでしょう。
何より、ヤンチョルの宣言で、自分の居場所を守らなければならないと言う闘志がわいてきたように見えます。
ソンジュンの妻という立場が変えられない今、その場を何としても守らなければならないと。
しっかりしろと、ソンジュンの背中を叩いてやりたいと言う雰囲気です。
イ秘書室長が、ヤンチョルの意向を受け、ヨンギ、ドンギ、ファヨンに系列会社の担当を割り振りました。
ヨンギには、物産と電子、グループの副会長に加え、ヤンチョルと同じ決定権を委ねることに。
ドンギには、グループの副会長に就任し、重工業、化学、証券と資産運用会社を。
ファヨンには、百貨店とマート、ホテルを流通グループに分離して託すことに。
「会長は能力を試しているのです。」
と、イ秘書室長は3人に言いました。
そして、分離するために、本社と流通グループ間の債務問題を整理すると言いました。
ファヨンは、かなりの額を本社に返済しなくてはいけなくなりました。
ファヨンはその資金をどうやって融通しようか、悩みました。
ヨンギにもドンギにも頼めません。
オ・セヒョンしかいないのでは?と、チェ市長が言いました。
でも何だか悔しいのでしょうね、ドジュンの世話になるのが。
そこで思いついたのは、ドジュンの母へインを利用して、立場を分からせること。
仕事を頼むと珍しくへインに声をかけたファヨン。
へインはチン家の人間を信用していないし、どちらかと言えば嫌っています。
しかし、ようやく家族として受け入れてくれたということもあるので、その考えを変えようと言う気にもなっていたのです。ドジュンのためにも。
ドジュンも、その気持ちを理解し、仕事を受けるよう背中を押しました。
ところがですよ。
へインが頼まれた仕事というのは、百貨店の洋服のモデル。VIP客の前で服を着てポーズをとる役目です。
プライドが傷つきますわな。
そして、その様子を監視カメラでドジュンにもさりげなく見せたわけですよ、ファヨン。
つまり、ユンギの家族は、ヤンチョルには受け入れられたかもしれないが、自分は違うぞと言う事です。
ドジュン、次のターゲットをファヨンに決めたようです。
その頃、ニューデータテクノロジーと言うネット電話の会社の株が注目を浴びていました。
熱病にかかったように、一気に株価が上昇したものの、1年で98%も下落した会社でした。
所謂、ITバブルの象徴でした。
ドジュンは、ニューデータテクノロジーに投資しました。
それを耳にしたドンギは同じようにニューデータの株を買い始めました。
ファヨンは資金繰りがうまく行っていません。
ヨンギやドンギにも相手にされず、仕方なくオ・セヒョンに声をかけて来ました。
オ・セヒョンは資金を融通する代わりに、百貨店の株の30%を担保として要求しました。
そしてさりげなくニューデータテクノロジーについての情報を伝えました。
天井知らずに株価が上昇していると知ると、ファヨンは百貨店の資産を使って株を買いあさったのです。
ヨンギとドンギは、ファヨンがどこから資金を得て債務を返済したか、調べました。
で、ミラクル社から借りたと分かると、オ・セヒョンを呼び出し、担保の百貨店の株30%を譲ってほしいと言い出しました。
が、オ・セヒョンが莫大な対価を示したので、2人ともすぐに決定出来ませんでした。
ファヨンは、オ・セヒョンの助言を信じ、ある程度の額になった時点でニューデータの株を売却しました。
ところが、その後も株価は上がり続けています。
ファヨンは、手にした利益より、失った利益の方が悔しくて仕方がありません。
そんな時、ヨンギとドンギがオ・セヒョンから百貨店の30%の株を手に入れようと動いていることを知りました。
もう、我慢できませんでした。
再度、百貨店の資産を取り崩し、ニューデータの株を買う決断をしたのです。部下の反対を押し切ってまで。
愛媛に帰宅して分かったのですが。
旅行中、いつもよりずっと多く歩数を稼いでいたので、体脂肪が急減しました
ところが、帰宅すると、翌日にはそれがV字回復・・・回復と言うのは間違ってますけどね。
これだけ食べても、体脂肪が減るっていうのが、凄い
有酸素運動の大切さが身に沁みた結果です。
という事で、旅行中食べたモノの一部をご紹介します。
『ごはん日和』さん。
もうアルフィー&まぎぃ御用達店と言っても過言じゃありません
『更科』さん。
昭和の香りぷんぷんのお店です。一目で気に入ってしまいました。寒かったので、鍋焼きうどんが沁みました。美味しかった~っそれに、安い
『お弁当 千かく』さん。
とにかくコスパの良いお店です。味は文句ないし、お店の方も優しくて丁寧です。
ご存じ『王将』さん。
困ったら王将ですよね。
愛媛への帰り、バスに乗る前に食べました。
今回も、たっぷり食べました。
新規のお店を開拓するのが楽しいです。
古い町並みの中に、ひっそりと小さなお店が隠れてることに気が付きました。
レビュー一覧は、こちらから。
ミラクル社が何かとスニャンの邪魔をしているとヤンチョルは思っていたでしょう。
行く先々で常にスニャンの先手を打っているように見えたでしょうね。
しかし、オ・セヒョンの後ろに居るミラクル社の大株主がドジュンだとは、思ってもみなかったようです。
お前だったのかと、ヤンチョルが確認すると、ドジュンは頷きました。
何故だと、ヤンチョルは叫びました。
ドジュンがヨンギやソンジュンに成り代わってスニャンの後継者になろうとしているとしか、ヤンチョルには思えませんでした。
「僕は、スニャンを買おうと思います、僕のお金で。」
と、ドジュンは冷静に言いました。
えと、ヤンチョルは声が出ませんでした。
そんな考え、ヤンチョルには思い浮かぶ筈がありません。想像を超えていました。
ドジュンはヨンギやソンジュンから後継者の座を奪おうとは思っていないのです。
ただ、ヤンチョルがヨンギの経営能力に不安を抱いていると察していました。
このまま長子継承の原則を貫いたら、今後、スニャンが成長できるかどうか確信が持てないでいると。
痛いところを突かれたヤンチョル。
しかし、言いました。反旗を翻した者は、たとえ子供でも許さないと。それは孫でも同じだと。
オ・セヒョンがチェ市長に賄賂を贈ったというスキャンダルが表ざたになれば、新ソウルタウンの開発はジェア建設からスニャンに移ることになると、ヤンチョルは言いました。
これでドジュンの負けだと。
しかし、ドジュンはちゃんと手を打ってありました。
内部資料によって情報を得て、ヨンギの妻の親類が不動産投機で不当に利益を得ている事をヤンチョルに教えたのです。そして、ミラクル社の大株主がヤンチョルの孫で、そこからチェ市長に賄賂が贈られたと公表されたら、世間はヤンチョルが裏にいると思い込むのは間違いないでしょう。
そうなると、スニャンの未来は閉ざされてしまいます。
ヤンチョルは、ドジュンの要望を飲むしかありませんでした。
オ・セヒョンは釈放されました。
その頃、ソンジュンはヒョンミンに呼び出されていました。
やはりヒョンミンは、ミラクル社の大株主がドジュンだと気付いていました。
ソンジュンは全く気付いていないと分かり、気持ちがはっきりしました。
「私とは合わない。円満に終わらせましょ。」
ソンジュンはプライドがズタズタです。しかし、体面を必死に保ち、余裕を見せて承諾しました。
ヤンチョルは、ヨンギの妻を問い詰めました。
ヨンギ妻の親類の名を使って投機した者は誰だと。流石にヤンチョルは、事情を察していたのです。
ソンジュンでした。
しかし、ヨンギが息子の罪をかぶりました。後継者から息子を外されたくなかったからです。
自分より出来の良い息子を、ヨンギは心から愛しています。
ソンジュンは、それを痛いほど分かっています。
そして、ドジュンも彼らの愛情の深さを知っていました。
その家族愛のせいで、ヒョンウは母を失いました。ヒョンウ自身も殺されました。
その上、家族の元へ帰れない体になってしまったのです。
だから、ヤンチョルの家族がスニャンを仲良く分けるなんてことは許せないのです。
スニャンを買おうとする本当の理由は、それでした。
ヤンチョルが長子相続を原則としている理由も、家族愛にありました。
自分亡きあと、子供たちが争うのを避けたいからなのです。
ヤンチョルは、ユンギにドジュンのことを話しました。
そして、ユンギにスニャン公益財団を贈与しました。
さほど利益を生むモノではありません。
つまり、ユンギにはこれ以上相続しないと言う意思表示でした。
ヤンチョルは、ソンジュンに言いました。
新ソウルタウンの入札で負けたリベンジマッチをしてみるか?と。
ヤンチョルが動きました。
スニャンの総力を使って、ミラクル社の新ソウルタウンの計画をとん挫させようとしたのです。
新ソウルタウンに入る予定の全ての会社が計画を撤回し、手を引くと連絡してきたのです。
チェ市長が手掛ける最初の事業が暗礁に乗り上げそうです。
ソンジュンが、チェ市長に手を差し伸べました。
チェ市長は、ドジュンからソンジュンに・・・つまり、スニャンに乗り換えるしかなさそうです。
また、ヤンチョルの権威の元に入ることになるわけです。
新ソウルタウンの事業をミラクル社からスニャンに移譲するつもりのようです。
ドジュンはさすがに悩みました。
が、思いつきました。
eスポーツのオンライン中継を。
当時はまだ時期尚早と言う感があって、ゲーム会社はなかなか食いつきません。
しかし、アニメ専門チャンネルが手を挙げました。
好条件を提示してきました。条件はミラクル社の大株主と直接会って話すこと。
ヒョンミンでした。
ヒョンミンは、ソンジュンではなく、ドジュンと手を組もうと考えたのです。
結婚も含めて。
断る理由のないほどに好条件を提示したヒョンミン。
しかし、ドジュンは断りました。
それを飲めば、自分は今後ヒョンミンの言いなりになるしかなくなってしまうからです。
「僕の主人になりたいと聞こえます。僕はあなたに指図されたくない。」
ヒョンミン、ドジュンのことを少しは想っていたのかしら
スニャンの権力と同じくらいに。
かなりショックを受けたように見えます。
自棄になったように、ソンジュンに連絡しました。
ユンギは、ドジュンにヤンチョルから話を聞いたと言いました。
そして、財団を相続することになったと。
ドジュンは謝りました。
しかし、ユンギはドジュンの計画に協力すると言ったのです。
母へインは心配でした。ヤンチョルに逆らう事になるからです。
夫ユンギに約束させました。ドジュンを守ってくれと。ヤンチョルやヨンギたち兄姉がドジュンを傷つけないように・・・と。
そして、ドジュンには、チン家の人のようにはならないで・・・と。
ここにも深い愛情があります。
思いもよらない事が分かりました。
ヤンチョルに病が見つかったのです。
脳動静脈奇形だそうです。
難しい場所にあるために、手術は無理だとか。
この大事な時に・・・とヤンチョルは苦悩しました。
旅行中、すきっと晴れた日は少なかったです。
でも雨に降られたのは、1日だけ。そんなときは、屋根のある建物に入るに限る
京都には、私たちの興味を引く大小さまざまな資料館や博物館、美術館が山ほどあります。
だから、雨の日を想定して、目的の施設をあらかじめ選んでおきました。
その一つは、『京都歴史資料館』。
御所の東の寺町通に面した小さな建物です。
入館は無料です。
前身が京都市史編纂所ということで、古文書等の資料が多く保存管理されているようです。
二条城についての特別展が開かれていました。
前日に二条城を訪れたばっかりだったので、興味深く見ることが出来ました。
徳川の時代の二条城から、皇室の二条離宮へとなり、後に京都市に下賜されて元離宮二条城となった流れが、分かりやすくまとめられていました。
様々な古文書もあり、とても面白かったです。
気が付くと、2時間近く、時間が経っていました。
そこでいただいたのが、これ
入口に、たくさんの資料やパンフレットと共に置かれていたので、つい、手が伸びてしまいまして。
薄いパンフレットかと思いきや、しっかりとした上質な紙で60ページ超の冊子です。
これが無料?・・・と、一瞬驚きました。
展示内容とは違いますが、ありがたくいただいて帰りました。
これから少しずつ読んで行こうと思っています。
こんな興味深い施設なんですが、お客さんは私たち2人だけ。
地味に見えるかもしれませんが、とても内容の濃い展示物ばかりです。
お勧めします
次に向かったのは、『京都文化博物館』。
三条通に面したレンガ造りで目立つので、以前来た時から覚えていた建物です。写真はお借りしたモノです
お客さんもたくさんいましたね。
でも、そのほとんどが、開催中の特別展「大シルクロード展」に流れていまして。
総合展示の人数は少なかったです。
ここでは、京都の歴史と文化を年代に沿ってみることができます。
コンパクトにまとめられていまして、分かりやすいです。
外国人の方には、ガイドさんがついて、楽しく説明していました。
私たちは、韓国人のカップルに英語で説明しているのを聞きながら、それとなくついて行きました。
ガイドさんによって、説明の仕方が違うのでしょうが、私たちが聞いていた方は、とってもユーモアのある説明の仕方をしていました。
そう言えば、二条城でも、英語、イタリア語、韓国語、中国語・・・と言ったグループにガイドさんがついていましたが、私たちはその時も、団体客に交じってそれらの説明を聞きました。
英語以外は皆目理解出来ませんし、英語だって聞き取れない事の方が多いです。
でも、別の言語で日本の事を説明するのを聞くのは、とても興味深いし、楽しいです。
文化博物館から出てきたら、既に雨は上がっていました。