朝鮮ガンマン DVD-BOX1<シンプルBOXシリーズ>(6枚組) | |
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スインの手を掴んだ半蔵。
でも、この時は、スインがここに居るのを不審がったように振る舞って終わり。
「まだユンガンだと?」
と、半蔵は、敢えて問いました。
「いいえ。」
スインも、知らないフリを通しました。
半蔵は、テクスの口から出たチョン・ウォノを拉致。
黒幕を吐かせようとしたんですが、名前を口にしたら、自分が殺される・・・となかなか口を割りません。
でも、ここで殺されるか、黒幕に殺されるか選べと銃口を突き付けられ、とうとう名前を出しましたよ、“キム・チャヨン”と。
銃使いの正体は、ウォノは知らなかったようです。
半蔵は、チャヨンに手紙を寄越しました。父パク・ジナンを殺した銃使いを寄越せ・・・と。
もち、チャヨンはウォンシンを呼び命じました。拉致犯を始末し、ウォノを救い出せ・・・と。
半蔵は、ウォノを木に縛り付け、銃使いを待ちました。
でもね、偽物が来たんですよ。
ウォンシンは、他の者とその周辺を取り囲んでいました。
半蔵が偽物を撃った後、腕の傷痕を調べて、別人だと分かった時、ウォンシンが彼の腕を撃ちました。
倒れた半蔵の覆面を剥がし、顔を見てウォンシンは驚きました。そして、胸の傷を調べたのです。ユンガンなら、胸に自分が撃った傷痕がある筈だから。
でも、ありません。もち、羅針盤に当たったので無いんですけど、ウォンシンはそれを知りません。
だから、ユンガンかどうか確信は持て無い筈なんですが、彼はユンガンだと察しました。
朝鮮に戻ってきた理由もこれではっきりしました。自分を殺すためだ・・・とね。
ウォノは、ウォンシンのやり方を散々叱責。助けてもらったのに、何て言い草
ウォンシンも、もう我慢できませんでした。ウォノを撃ち殺してしまいました。
これも、半蔵の仕業にしてしまおうって魂胆です。
この時、イルホに率いられた兵たちが。
何でタイミング良く?・・・と思ったら、これには理由がありました。
ジョンフンが牢に入れられてるのを知らない半蔵が、手紙をよこしていたんです。
それに、時間と場所が書かれてあったわけで。
で、ジョンフンが何か知ってると気付いてるイルホが、兵と共にやってきたというわけです。
そして、この場で、イルホは、銃使いの顔を一瞬ですが目撃したのです。ユンガンだとすぐに分かりました。
ジョンフンを問い詰めると、もう言い逃れできないって感じで、ユンガンが生きていると白状したのです。
報告を受けたキム・チャヨンは、ウォンシンに激怒。もう、ウォンシンを許すわけにはいかない・・・と。
商団長を辞めさせる・・・と言いましたよ。
ウォンシン、どうしようもありません。
そして、チャヨン流石です。ウォンシンの変心に気付いてます。
半蔵は、一人で傷の治療をしました。
スインが来た時も、必死で耐えましたが、とうとう倒れてしまうんです。それで、スインに怪我を知られてしまいました。
スインは、何か事情があると察し、誰にも言わず、一人で介抱しました。
ウォンシンが本物の銃使いだということを娘のへウォンは勘付いていたようです。
ウォンシンは誤魔化そうとしましたが、出来ませんでした。
パク・ジナンの件、チョン郎庁の件、そしてヨナを引き取った件・・・。そして、半蔵をユンガンか確かめてユンガンならば、消そうとしてる・・・と問い詰めました。
それに対して、反論もしなければ肯定もしなかったウォンシン。いずれ分かる時が来る・・・とだけ。
一つだけ言います・・・とへウォン。
「半蔵さんは、ダメです。彼がユンガンだとしても。」
あの人が死んだら、お父さんは一人娘を失うことになります・・・。
へウォンは、半蔵の事だけじゃなく、父の事も心配なのです。
このままでは、父は猟犬として扱われるだけで、利用価値が無くなったら捨てられる運命にある・・・と言いました。
「どのような最後を迎えようとかまわない。私が心配なのは、お前だけだ。」
と、ウォンシン。
今までしたことも、これからすることも、全てお前の為だ・・・と。
父の言葉を聞いて、へウォンは止められないと思ったのかも。だから、自分が半蔵を守らなければ・・・と思ったんですね。
半蔵は、銃使いが自分の胸を確認した理由が分かりませんでした。
でも、すぐに分かりました。銃創を確認したんだ・・・と。兵に撃たれたとばかり思っていたけど、あれは銃使いが撃ったんだ・・・と。
で、ウォンシン=銃使いだと確信したのです。…これまでも疑っていたけど、やっと分かったのね。
へウォンが半蔵に会いに来ました。
直球でした。
「前から知っていました。半蔵さんがユンガンだと。」
秘密は守ります・・・と。その代わり、お願いがあると言いました。
スインのことを忘れてください・・・。あの子も危険にさらされます・・・。私が守ります・・・。
「半蔵さんを・・・いえ、パク・ユンガンと言う人が欲しいのです。」
あっけに取られたような半蔵の表情でした。
へウォンは、スインにも言いました。
技術者は新しく雇うから、元の場所に戻りなさい・・・と。
ホギョンとの仲を考えるようにも。
実際、ホギョンは怪我の手当てをしてくれ、看病をしてくれたスインを、結婚相手として真剣に考え始めていて、周囲もそんな雰囲気に捉えてるようです。
ホギョンは幽閉中の父にも、スインと結婚すると言いましたしね。当然、反対されましたが・・・。
自分も最初は、半蔵に対して感謝の気持ちを持った・・・とへウォン。でも、今は違う・・・と。
「好きなの。何としても手に入れたい。」
ホント、直球です。
ホギョンの気持ちを受け入れるのを、死んだユンガンも望んでるに違いない・・・とまで。
キム・ビョンジェが復帰しました。
高宗は、反対でしたが、チャン郎庁が説得しました。ビョンジェを失脚させたホギョンがビョンジェの息子だと知ったことで、気持ちが変わったようです。
これには、スインも、スイン母も激怒。また父が危険な目に遭う事になるのでは・・・と思いますよね。
ホギョンの父だとは知らない二人は、ホギョンの前で、散々ビョンジェのことを非難しました。ホギョン辛い立場です。
実は、この復帰劇の裏には、ウォンシンが居ました。
ミン王妃の甥である開化派のミン吏曹判書を言葉巧みに操ってたんです。
ある日、半蔵がヨナと一緒に居る時、偶然スインがやってきました。
半蔵は、スインが正体を知ってる事に気づきました。
これまでスインが身を犠牲にしてまでも自分を庇って来た理由が、ここで分かりました。
「パク・ユンガンは死んだ。もう私の事は忘れろ。」
半蔵は、言いました。
「我々には構わず、自分の人生を生きるのだ。他の誰かと幸せになれ。」
本心ですか?本当に私に忘れて欲しいのですか?他の人と一緒になれと?・・・と泣きながら聞くスイン。
「本心だ。」
分かりました・・・と言って、スインは背を向けました。
泣きながら去って行くスイン。
半蔵だって、胸が痛いのです。
我慢できませんでした。スインの後を追って、抱きしめたのです。