秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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毎朝、ソンは世子嬪ホン氏と共に、英祖に挨拶に向かうのが恒例となっています。
ところが、このところ、英祖はソン夫婦に会おうとしません。
平民をに科挙を受けさせるという一件から、機嫌を損ねているのです。
ホン氏、ソンに、その理由が分かっているのかと問いました。
まだソンが諦めていないことを、英祖は分かってて、だからソンを遠ざけようとしているのだとホン氏は言いました。
まぁ、どーでしょうねぇ。
ソンの性格を考えると、そう簡単に諦めたりするわけないと、誰もが思ってますよね。
老論派のキム・サンロなんぞ、露骨にソンを廃位させ、新たに世子を立てるべきだと英祖に直訴してますよ。
でも、英祖にその気は無くて・・・。
だったら、何か口実を作ってソンを退位に追い込もうと考え始めましたよ、サンロたち。
で、思い付いたのが、ジダムのこと。
東宮殿にいる怪しい女官は、絶対にジダムだ・・・と考えた老論派。
ジダムの顔を知ってい兵に、顔を見て確認させようとしました。
でも、兵たちは、別人だと主張。
ちゃんと、ピョン・ジョンインの手が回ってましたよ。グッジョブ、ビョンイン
今度は、英祖に新しい皇后を迎えることを提案しました。
王子を授かることで、ソンを廃位に持って行ける・・・と言います。ソンの母は、身分があまり高くないようですね。
だから、正妻である皇后から生まれた王子の方が、身分が上のようですよ。年が上でも、母親の身分の格差で、王位継承順位も違ってくるのです。
ナ・チョルジュは、ソンがせっかく決まった平民の登用を、断念したことが納得出来なかったようです。
そうですよね。どうしてそういう結果になってしまったのか、ソンや周囲の細かい事情など、分かりませんからね。
元々、鳴砂団は、王を殺してソンを王位に早くつけたいと言う考えを持っていましたからね。こうなったら、もう、実行に移すしかないと考えてるのです。
で、ソンに考えを問うてみたのです。
ソンは、剣で相手を倒そうとは全く思ってなくて、それは以前から変わらない信念なんです。
「刀で得た権力は、刀でないと守れない。」
そう、ソンは言いました。そうなったら、刃は誰に向くか分からない・・・と。
もう少し待ってくれとチョルジュに言いました。
英祖は王である前に、ソンの父親です。父親を斬ると言うのは容易いことじゃありません。だったら、逆賊が斬ってやるほうが容易いだろう・・・と言いました。自分がする・・・とね。
ソンが東宮殿に戻ると、英祖が待っていました。ソンが描いた絵を見ていました。
最近はあまり描いてないのか・・・と言いました。
そして、ソンの格好を見て、また民に出来ない約束、いや、してはならない約束をして来たのではないな?・・・と聞いたのです。
ソンは答えられませんでした。英祖は、
「この父は、やはりお前を見捨てられない。」
と呟きました。
私の政敵になると言った、残酷な奴だ。私が30年以上かけて築いてきたこの国を、根底から覆すと言う・・・、危険極まりないヤツだが、どうしても見捨てられないのだと。
「民を憐れむ気持ちを捨てよとは言わない。だが、社会の秩序をぶち壊すのだけはやめてくれ。」
「むなしい夢をみるのだけはやめてくれ。父と約束してくれ。」
縋るように、英祖は言いました。ソンは、分かりましたと答えました。そう答えるしかありませんでした。哀れな父には・・・。
英祖は、新しく王妃を迎えることを公表しました。
周囲は、今いる側室のムン氏を王妃としようという派と、大々的に公募(?)しようと言う派とに分かれました。
世子嬪ホン氏とすると、ソンを嫌っているムン氏が王妃なんぞになったら、ソンはもとより、サンの行く末も閉ざされてしまう可能性が高いと不安になりました。
で、ムン氏が王妃にはふさわしくないと言う状況を作り上げたのです。
巫子を東宮殿にこれ見よがしに呼びました。ムン氏にわざとばれるように。
巫子の類を呼ぶのは、ご法度だったんじゃなかったかしらね。それを、ムン氏が詰問し、自分にも吉日を選んでほしいと言ったのです。ま、要するに、黙っててあげるから、自分も占って・・・ってこと?
そしたら、巫子が言ったのです。
「どんなに努力を重ねても、男子を授からない運勢です。」
この言葉はもう、女官の口から口へと広まり、とうとう英祖の耳にも入りました。英祖は、すぐに世子嬪ホン氏の仕業だと察しました。
英祖はほっとしたようです。キム・サンロからはムン氏を推されてるものの、気が進まないでいたようでね。良い口実が出来たと思ったのです。
と同時に、老論派の息のかかった娘では無く、全く権力と関係のない娘を選ぶ事で、ソンを守ろうとしたのです。
英祖は、きっぱりと、ムン氏は王妃の器ではないと、断りました。
そして、王妃は、外部から迎えることとなったのです。
ソンは、都ではなく、地方に『書斎』という施設を建てようと計画しました。
科挙に合格した平民4人を教師とし、科挙を受けられない平民、、逆賊の家族等を対象とした学問所です。
ウソプは、心配しました。
また、王様を苦しめることになるのでは?・・・と。
ソンを守ろうとしている英祖の事を、知っているからです。
ソンも、勿論、父が如何に自分を大切に思っているか、分かっています。それでも、彼は民との約束、期待を破るわけにはいかなかったのです。
・・・ホント、生まれるのが早過ぎたね、ソン。この時代では、まだ早い思想だったね。
だから、この施設は、密かに作ろうとしてます。費用は、自分の東宮殿の費用から何らかの口実をつけて、引き出そうと考えているのです。
ただ、すぐには出せないので、チョルジュが貸す事になりました。借用書を書く・・・と言ってますが、もしかしたら、後日、これがソンのネックとなるんじゃないのかしら?ふと、そう思いました。
借用書のサイン、これが父の連判状のサインと重なりますよ、あたしゃ・・・
ウソプが、時期が早いのでは?と不安を示しました。
でも、王妃が選ばれようとしてる今が、その時だとソンは事を動かし始めたのです。
王妃は、キム・ハングと言う貧しい両班の娘が選ばれました。
世子嬪ホン氏は、その娘を推していました。何の後ろ盾もなく、勿論老論派の息もかかってませんからね。
本人も、思慮深く、頭が良さそうですしね。
でも、このキム氏が、後にソンやサンの大きな障害となる貞純王妃キム氏なんですよね?ホン氏の思惑は外れたと言う事ですよね?
そして、婚礼の日、チョルジュは英祖を殺害しようと計画していますよ~っ