前回の記事は、こちらから。
ジェイはウンビへの気持ちを正直に話しましたが、この時、まだウンビは自分の気持ちに確信が持てなかったのかも。
「先生は私とミュージカルをつなげてくれた人」
としか言いませんでした。そして、自分に勇気と希望を与えてくれた歌を、世界中の人に届けてほしいと言って、出て行きました。
ジェイは、自分はウンビにとってミュージカルがある限り大切な先生の一人でしか無いんだ・・・と思いましたね。
だから、二人は離れることに・・・。まぁ、ウンビは「モンテ~」の練習に明け暮れるし、ジェイもまた「九尾狐」の上演にかかるからね・・・。
でもここでとんでもない事が
あれほどウンビを降ろせと駄々こねてたアイドルが、いきなり日本進出&長期ツアーの開催を発表したんですよ。つまり、「九尾狐」には出ないって事ですよ
慌ててアイドルのところに駆けつけたジェイ&ジャク。
二人に向かって人が変わったようにぬけぬけと、最初っから出るつもりは無かっただの、歌には自信が無いだの、本当にウンビを降ろすなんて思わなかっただの、我儘を通り越して、責任感のかけらも無い言い様
投資家に向かっては猫撫で声でぶりっこのフリをし、自分が被害者的な発言をするし・・・
「九尾狐」は、頓挫してしまいました。
投資家は、資金を回収すると言うし・・・。その資金を、ジャクが殆ど使いきってしまってて、返すあても無いと来た。
もう、ジャクにも腹が立ったまぎぃです後先考えず、役者へ契約金払ったり、舞台装置とか様々な事に湯水のように使っちゃったりしてましたもんね。
結局、返す当てが無いわけですから、ジェイがある事務所と4年間と言う専属契約をすることで、資金を返済しました。ジェイは、身動きが取れなくなりました。
ウンビは、一生懸命練習しています。ガンヒも熱心に指導してます。“ウンビが可愛いんだね”・・・と仲間から言われるくらい、熱心に・・・。
ジンは、ウンビと一緒に居られるのが嬉しそうです。
それを、ラギョンは切なそうに見つめてます。ジンの気持ちがウンビに向かってるのを、もう確信してるし、ジンもまたそれを意識し始めてますね。
ジェイが契約した会社には、ジェイの昔馴染みソンアが居ました。彼女が担当となったのです。
ジェイが殆ど覚えて無くて、かなりがっくりきてましたね。でも、ジェイ姉との電話で、彼女が昔馴染みで、一緒に音楽の道を志したってことを思い出し、気持ちの上で楽になったみたいです。自分の事をよく分かってくれてる人ですからね。
で、ある時、仕事で徹夜して家から一緒に出て来たところを、ウンビに目撃されちゃったんです。
ウンビは、離れて初めてジェイの存在の大きさに気がついたようです。だから、朝の牛乳配達の時、つい、ジェイの家まで来ちゃったんですね。
そこに、ジェイ達が出て来たわけで。仲の良さそうな二人を見て、ウンビは誤解したかな
ウンビは、ただでさえ、練習で精一杯のところを、そんな光景を見ちゃって、やっぱりショックだったんでしょうね。過労で倒れてしまいました。
体調が悪くない限り、練習を休むなんて考えられない・・・と、劇団の仲間がウンビの事を話す聞いたジンは、居ても立っても居られない気持ちになりました。
で、すぐさま、ボクチャに連絡を取り、家に駆けつけたんです。
そして、ウンビを抱きかかえて車に乗せ、病院に・・・。
その様子を、またラギョンが見ちゃったんですよ。そりゃぁ、ラギョン、最後通告を突き付けられた気がしたでしょうね。
で、どー出るのかと思ったら。ラギョンは、冷静なフリをして、病院のジンのところに行きました。ウンビを看病する人と、家まで送る為の秘書を連れて・・・。ジンをウンビのところから離したかったんですね。
一瞬、ジンはためらいましたが、ラギョンの気持ちを察して、病院を出ました。
ラギョンは、ジンに、‘別れない’…と言いました。ジンは、複雑な表情でしたね。
その後、気が付いたウンビは、ガンヒに連絡を取りました。ガンヒから、数日練習が休みだと聞き、実家に戻る事にしました。祖母の美味しい手料理を食べて、元気を取り戻そうとしたんですね。
女優になる事を反対していたウンビ父が、ウンビの体調が悪いと聞いて食べ物とかを山のように買い込んでたり、駅まで迎えに来てたりするのが、ホント、父親の不器用な愛情表現見えて、ちょっと切ない感じがしましたね。余談ですが、親の子供への愛情って誰かが言ってたように、一方通行の片想いと一緒ですね
ウンビは、実家の隣人が、ジンの両親だと知りました。家に、ジンの写真を飾ってありましたからね。
で、すぐさまジンに連絡した方が良いのか、黙ったままの方が良いのか悩みました。ジンが今まで両親の事情をまったく聞かされてないまま、誤解して来たからです。自分が、首を突っ込んで良いモノかどうか迷ったんでしょうね。
でも、そのままにはしておけませんでした。だって、ジン母の病状はかなり進み、ウンビ祖母の話しでは余命が短いだろうというのですから・・・。
ウンビは、ジンに連絡をとり、テグに呼び出しました。事情は話さず・・・。美味しいカルグクスご馳走します…と言って。
ジンは、ウンビからの連絡がかなり嬉しかったようで、仕事をキャンセルしてまで、駆けつけましたよ。そしたら、例のジンの従兄弟がジンとウンビのメールを盗み見て、ラギョンに告げ口しちゃったよ
ラギョンは、すぐさまウンビに連絡したようですが・・・。何をどう話したのかは不明。
ラギョンもテグに向かってるようです。
テグに来たジン。ウンビは、カフェで会いました。両親の事を話そうか話すまいか迷ってる感じです。
ジンは、正直に言いました。
「何故予定をキャンセルしてテグへ飛んで来たのか、考えた。カルグクスのためじゃない。会いたかった、テグで。テグでなら、本当の君に会えると思った。」
ウンビやぁ・・・、意味分かってる