チャクペ―相棒― DVD-BOX 第1章 | |
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前回の記事は、こちらから。
マクスンは、息子とキム進士の息子を取り替えました。そして、自分の本当の息子と一緒に暮らし始めたのです。
息子の運命を変えたかったのです。両班の家の子として一生裕福に暮らさせたかったんです。
とすると、本来ならばその位置にいるはずのキム進士の息子は、物乞いとして暮らさなきゃいけないわけで・・・。残酷ですよね。
そうやって、あっという間に15年の月日が流れました。
キム進士の家の長男として育ったギドン。
勉強熱心だったキム進士とは全く似て無くて、塾をサボって狩りに行ったりしてます。
彼は彼なりに、武官になりたいという希望も持ってるんですが・・・。父のキム進士や母にも情けない存在と思われてます。
ところで、この母親はキム進士の後妻だよね?ギドンの母は、出産の時に亡くなったわけだから。
狩りに行ったギドンは、そこでカンという猟師と、その姪ダリに会いました。
ギドンは、彼らと過ごすのを嫌がりもせず、銃の撃ち方を習ったりしてます。このあたり、身分の違いをあまり意識してないように見えます。
その頃、ギドン母の弟が県監として赴任してきました。
これは、義兄であるキム進士がお偉いさんに何かと付け届けをしたお陰のようです。地位をお金で買える世の中なんです。
一方、チョンドゥンは、物乞いとして育ちましたが、街の人たちにとっても好かれてるようです。
仲間内の信頼も厚いようで・・・。
ギドンの叔父が県監として赴任して来たその時、たまたま行列を見ていたチョンドゥンが、行列の前にジャガイモを落としてしまいましてね。それを拾っているうちに、行列を遮ったとかで殴る蹴るの処罰をされちゃったんです。
あれくらいの事なのにね。
物乞いの小屋で手当てを受けながら、チョンドゥンは育ててくれたオバサンに聞きました。自分の母親は何処に居るのかと。
物乞いの親分とかが、母親はキム進士の家に乳母としている・・・と話しちゃってたんですよ。それを確かめたかったんですね。
でも、ケドルは、マクスンから、キム進士の家には来させない様キツク言い渡されてますから、本当の事を話したりはしません。
どうも、チョンドゥンは、キム進士に似てるらしいんですよ・・・。
ギドンは、マクスンに似てるもんねぇ・・・。
チョンドゥンは、どうしても母親に会いたくて、こっそりとキム進士の家を覗いていました。
そたら、そこをキム進士と執事に見つかってしまうんです。
お仕置きされるところを、何か感じたのかしら、キム進士が止めました。今回は許す・・・とね。
チョンドゥンは、ギドンが通う塾の裏で、中から聞こえる授業を聞きながら、独学で勉強をしていました。
それで、物乞いの育ちなのに、字も書けるし読めるし、難しい書物も読みこなしているようです。
そんなチョンドゥンの姿を、遅刻して来たギドンが見つけました。
そして、チョンドゥンを馬鹿にしたように見つめるのです。
ギドンは、塾の先生の娘ドンニョの事が好きでして。何度も恋文を渡してるようですが、読んでもらえてないみたい。
ドンニョは、知り合いがキム進士の策略で流刑にされたり、父が罷免されたりしたのをかなり恨んでいるみたいです。