レビュー一覧は、こちらから。
三度目の母の死でした。
また阻止できなかったと言う後悔がジンギョムを襲いました。
そこに、高校生の自分が手を血まみれにして現れたのです。
信じたくない現実を突きつけられ、パニックになるのも当たり前です。
半狂乱の状態で高校生の自分の首を掴みました。が、高校生ジンギョムは薄ら笑いを浮かべたままです。
テイは、倉庫で、昔の写真を見つけました。
遊園地で撮ったもので、幼い自分とジンギョムが写っていました。・・・あれだね、ここで出て来ました。
そして、焼いたとソニョンが言った予言書の最後のページも。
『彼女は禁じられた時の扉を開き異世界を見てしまった。そして彼女は罰を課せられる。愛する息子を手にかけ扉を閉ざさねばならないが、時の扉を開いた代償に彼女は息子の手にかけられる。息子は万物の破壊者となり時の上に君臨する』
『破壊者の息子は、彼女が作った創造物によって命を落とす。止まっていた時は再び流れるだろう』
ソニョンがジンギョムを殺さなければ、ソニョンが殺されることになり、そうなると、ジンギョムは時の暴君となってしまう・・・そう言う事ですか。
だから、ソク所長が『先生』と呼び、頭を下げたのですか・・・。
でも、ジンギョム自身も、ソニョンが作った物によって、命を落とすの
突然、テイの前に真っ黒なレインコートのような服を着た人物が現れました。頭からフードをすっぽりかぶってて顔が見えません。昼間、高校の屋上から降りてくるのとドヨンがすれ違った人物です。
まるで、「Wー二つの世界ー」に出て来た正体不明の殺人犯みたいです。
その人物はテイに手を差し出しました。予言書のページを渡せということですね。
テイは自分のポケットにページを押し込みました。
すると、人物がテイの首を絞めたーっ
テイの悲鳴を聞いたジンギョムが手を離し、倉庫に駆け付けました。
テイが倒れていました。
抱き起したジンギョムをコートの人物が刺したーっ
・・・ってとこで、ドヨンがうたた寝から目を覚ましたんだけど。これって、全て夢
2020年では、車が事故の直後爆発を起こしたわけですが。その現場から、ジンギョムとテイの姿が消えちゃってましてね。・・・当たり前ですが。
随分時間が経ってるというのに、まだ行方不明のままとなっているのです。
テイ父は、激怒して警察署に乗り込んで来ましたよ。捜査はどうなってるんだとね。
でも、胸倉を掴まれたキム刑事も、どうしようもありません。
ところがですよ。
両親と妹が帰宅したら、そこにテイがいたのです
テイの両手には血が。ジンギョムの血だとテイは言いました。
ドヨンは、ジンギョムの家にいました。
死ぬほど心配していました。じっとしてはいられず、家の掃除を始めたのですが、そこに、突然ジンギョムが
それも、腹部には剣が刺さったままの状態で
ドヨンの夢じゃなかったのね。実際に起きた事だったんです。
ジンギョムの傷は、思ったより浅く、意識もすぐに戻りました。
テイも一緒に戻れたことを知ると、ほっとした表情になりました。
テイは、戻れたのはジンギョムのお陰だと言いました。
「予言書に出て来た“時の扉を開けて生まれ時をつかさどる子供”は、あなたです。」
だから、タイムトラベラーに狙われ、ソニョンは最後のページを隠したんだと言いました。
テイはポケットに入っていた最後のページをジンギョムに見せました。
ジンギョムは、今回、母ソニョンは自分が刺されたのと同じ剣で刺殺されていたと言いました。
でも、銃で撃たれて死んだんですよ、10年前は。
この違いが何を意味するのか・・・。
別の次元だったのかもしれないけど、ソニョンは同じ時刻に同じ場所で殺されたことに変わりはありません。
ジンギョムが刺されたことを、ミンヒョクは知っていました。
ジンギョムとテイが行った次元がどこなのか、まだ調べはついていません。
オ管制室長は、軟禁されていました。
ミンヒョクは、オ管制室長がテイを連れ出した理由を知ろうとしています。殺すつもりではなかったと思われますから。
でも、キ本部長はミンヒョクへの想いゆえだと言いました。
テイは正体不明の人物に首を絞められた時、咄嗟に相手の手首をひっかいていました。
で、爪に残ったDNAを鑑定に出しました。
ジンギョムは勝手に退院してきました。じっとしてはいられなかったのでしょう。
例の凶器の剣を骨董店で調べると、一軒の店で、情報を得ることが出来ました。
10年前に競売で手に入れた物で、10日ほど前に売ったと店主は言いました。
そして、この剣は一点物だと。
帰宅したジンギョムをミンヒョクが待っていました。
心配なのです。力になりたいと言いました。
剣についても調べるとミンヒョクは言いましたが、ジンギョムは渡しませんでした。
ジンギョム、ミンヒョクが父親だと気付いています。・・・えいつ知ったんだっけ
だからと言って、ミンヒョクを受け入れる気は全く無いジンギョムでした。
テイの前にミンヒョクが現れました。
話があると、テイがソニョンのお墓にメモを残しておいたのです。
ミンヒョクを見た瞬間、これまでには無かった感覚がテイに起こりました。
ソニョンの記憶がテイの脳裏に浮かんだのです。
テイは、ミンヒョクに聞きました。ソニョンと最後に会ったのはいつかと。
1992年が最後です・・・とミンヒョク。
そう聞いた理由は、2010年のソニョンが苦しんでいたことを知ったからです。予言書とタイムトラベルのこと、そして息子のことで。
誰にも相談できないソニョンが、唯一相談できる相手は、ミンヒョクしかいないと思ったのです。
でも、ミンヒョクはソニョンの悩みについて、何も知りませんでした。
そんな話の途中でも、何度もソニョンの記憶が蘇り、戸惑うテイ。
ミンヒョクは、その様子に思い当たることがありました。
別次元の自分に会うと、互いの記憶が絡んでしまうことがあるんだそうです。
ふと思いついたようにテイが聞きました。
同じ現象がジンギョムにも起こるのかと。高校生の自分に会ってますからね。
ジンギョムにも同じ現象が起こっていました。
幻聴が聞こえ、何かに支配されたかのようになるジンギョム。
本来の意識は無くなり、無意識のうちに幻聴によって凶暴化しちゃってます。
丁度やって来たキム刑事に突然斬りかかりましたよ
相手が腕自慢のキム刑事だったのと、一緒にいたドヨンの自分を呼ぶ大声で我に返り、悲惨な事件には至りませんでした。
ドヨンは不安でした。初めてジンギョムに恐怖を感じたのです。
ドヨンはすぐにテイに報告に行きました。
タイムトラベル中に何かあったとしか思えません。
テイは、ドヨンにも予言書の最後のページを見せました。
「古書では、時間を万物の破壊者と表現されます。人は時が経てば死んでしまうし、硬い石でも砂になるから。古代文明で時間は絶対者の象徴です。時間は目に見えないけど創造し進化させるので。」
と、ドヨンが言いました。
テイは、ジンギョムを訪ねて行きました。
が、留守なので、電話をしたのですが、出たのは、高校生ジンギョム
確かに刑事ジンギョムにかけた筈なのに。
ええーっこの時代にいるの
一気にテイは恐怖がこみ上げて来ました。
刑事ジンギョムの姿を見ても、イマイチ信用出来ません。
なんか、目つきが刑事ジンギョムじゃない気がする~っ
テイは、ジンギョムの歯ブラシをこっそり持ち出しました。以前、自分の爪から採ったDNAと照合するつもりなんでしょうね。
テイが最後のページを持ってることが、キ本部長に知られちゃった
ソク所長にも報告されましたよ。
危険だわ。
テイはドヨンにパラレルワールドの存在について話をしました。
自分とジンギョムが経験したことです。
「時間と次元が繋がる事で、同じ人が同じ空間に共存できるんです。別の次元のジンギョムがお母さまを殺したのかもしれない。」
でも、ドヨンには、どの次元のジンギョムでも母親を殺したなんて、信じられません。あり得ないと思いました。
テイは、ジンギョムが別次元のジンギョムの影響を受けて異常行動を起こすだろうと言いました。自分がソニョンの記憶の影響を受けたように。
「高校生のジンギョムが危険な人物だったら、影響を受けて変わってしまうかも。既に変わってる可能性もある。」
テイのその言葉を聞いて、ドヨンは先日のキム刑事を殺そうとしたジンギョムを思い出しました。
「タイムトラベルを止める方法を探しだすために協力して。」
テイが言いました。
ドヨンと話をしていて、テイは気づきました。
ソニョンがタイムトラベルを阻止する方法を思いついたにも関わらず、断念した理由に。
タイムトラベルを止めたら、全てリセットされるとソニョンは言いました。と言う事は、1992年に来た時、既に妊娠していたソニョンは、リセットされたら自分だけじゃなく、お腹の子も消えてしまう事に気づいたので、断念したんだと。
ソニョンの人生はジンギョムのためだけにあったわけです。ジンギョムを消してしまうわけには行かないと思ったのだと。
鑑定結果が出ました。
テイの爪に残ったDNAと、歯ブラシのDNAは完全に一致。同一人物だと分かりました。ジンギョム
骨董店近くの防犯カメラの映像から、例の剣を購入した人物が判明。
ジンギョムは一人で乗り込みましたよ。
しかし、反対に銃を突きつけられましたオ管制室長です。
彼女はキ本部長の命令を受けていたようです。
しかし、直後、彼女に銃を突きつけた者がミンヒョクでした。
早くテイの所に行け・・・と、ミンヒョク。
ジンギョムは飛び出しました。
「何の真似だ。」
と、ミンヒョク。
オ管制室長を殺すつもりは毛頭ありません。
タイムトラベルは間違いなんだ・・・とミンヒョク。過去に手を出すのは過ちだと。
そして、本社に戻れと言いました。犯人を捕まえたら自分も戻るから・・・と。
ミンヒョクの優しさをやっと理解出来たオ管制室長。自分の間違いに気づきました。
テイを殺した犯人を知っている・・・と言いました。
名前を口にしようとした瞬間、オ管制室長は撃たれてしまったのです。
「本部長に気を付けて。テイから死ぬ前に預かったの。」
そう言ってメモリかな?ミンヒョクに差し出し、息を引き取りました。
音声ファイルでした。2010年のソニョン・・・テイから、ミンヒョクに充てた。
「私たちには息子がいるの。名前はジンギョムよ。あなたは喜ぶと思うわ。ジンギョムは立派に育った。事の正否が分かり正しいことのために最後まで戦う子よ。だから、あなたが父親だと知ってもきっと譲らない。そうなっても、疎まずに見守ってほしい。ジンギョムはあなたしか守る人がいない。あの子はきっと“先生”を探そうとする。ジンギョムを先生に会わせないようにして。そうでないと、同じ事が繰り返される。黙って逃げたのに今更頼みごとをしてごめんなさい。でもあの時は、逃げるしかなくて。あなたにも言えなかった。声が聞こえる?私もあなたの声が聞きたい。会いたい。」
ミンヒョクは泣きながら聞きました。
ジンギョムを頼むわ・・・と言うソニョンの最後の言葉に、ミンヒョクは泣きながら頷きました。
こういうシチュエーション・・・泣ける
自宅に駆け戻ったジンギョム。テイが待っていました。
犯人が分かったとテイが言いました。
鑑定書を見せました。
「犯人は別次元のあなたかと。」
他に知ってる人は?とジンギョム。その目が怖い~っ
家の外に、例の黒いコートの人物が立っていますその影響を受けているようです。
テイは、ジンギョムの様子が変だとすぐに気づきました。
「言った筈だ。次はお前だと。」
と、ジンギョム。声も怖い~っ
次の瞬間、ジンギョムが剣を振り上げたーっ
今年もこの季節になりましたね。
一年を締めくくる「韓流総決算2021」です
「2021韓流ベストトピックス」や「今年一番のマイメモリー」等のアンケートを募集しています。
詳細は、こちらから。
アンケートを答えた方の中から、素敵なプレゼントが抽選で当たります
韓国グルメパーティセットA・・・3名
韓国グルメパーティセットB・・・7名
申し込み締め切り・・・11月23日(火)23:59
このアンケートの募集が始まると、今年も締めくくりに近づいていると感じます。
さて、私はどんな風に韓流を締めくくりましょうかね。
レビュー一覧は、こちらから。
テイの姿を見て、一瞬で事態を理解したソニョン。
そして、テイもまた、幼い頃、ソニョンと一緒に写った自分の写真を見て、記憶の欠片が蘇っていました。
テイは、実父の事件の後、しばらくソニョンと一緒にこの家で住んでいたことがあったのです。
ソニョンは、テイが自分を母親だと勘違いしている事を敢えて正しませんでした。
お腹の中の子と3人の穏やかな生活がしばらく続きました。
ソニョンは、すぐにテイの天才的な頭脳に気が付きました。医者に教えてもらったと、難しい数式をすらすらと解いていたのです。
ノートを見たソニョンは驚きました。
数式の後に描かれていたのは、紛れもない“予言書”の一ページの絵でした。
そして、予言書のラストのページに描かれていた絵も・・・。
父が殺される直前、破り取って自分に持たせてくれた最後のページを、テイはちゃんと持っていたのです。
『彼女は禁じられた時の扉を開き異世界を見てしまった。そして彼女が罰を課せられる』
と、書かれていました。
ソニョンは最後のページを燃やしてしまおうと思いました。
でも・・・結局は燃やせませんでした。
ソニョンは、テイを施設に預けることを決心しました。自分の傍にいては危険だと思ったのでしょう。
そして、シスターにテイを託したのです。
ジンギョムが部屋の外から声をかけました。
ソニョンはテイを残し、部屋を出て、電話をしていたと誤魔化しました。
でもねぇ・・・ばれないのが不自然ですよね。あのドア、ガラスじゃん。ドアの前に立てば姿が透けて見えるし、防音効果もほぼ無いと思われます。誤魔化される方がオカシイと思いましたよ、あたしゃ。
ジンギョムは、十分怪しんでましたね。
で、ドアを開けてテイを見たのです。
その瞬間、ジンギョムは鼻血を出してその場に倒れ込んでしまいました。
体には赤い発疹が出ていました。タイムトラベラーから感染すると言うやつですね。
丁度その時、現代のジンギョムも、意識を取り戻していました。
道の真ん中に倒れていました。2010年でした。
テイと同じ次元にいたのね。
でも、次の瞬間、このジンギョムも鼻血を出して倒れてしまったのです。
ソニョンに救急病院から連絡が入りました。
担ぎ込まれたと言う連絡です。身分証ではまだ19歳のはずなのに・・・と警官は首をひねってました。
ソニョンは、テイに、ジンギョムと一緒に早く帰ってほしいと言いました。
自分の死をジンギョムは止めることは出来ないからと。諦めない限り、ジンギョムが危険になるからと。
病院には、テイが行きました。
しかし、その時、既にジンギョムは病院から姿を消していたのです。
ジンギョムは自宅に行っていました。
そこで、自分が寝ているのを見ました。
ソニョンは、ジンギョムを外に連れ出し、帰れと言いました。
「私を助けても何も変わらない。変わるのは、あなたとあなたの世界よ。」
僕はいつも考えていた、あの日に戻って母さんを助けたいと・・・とジンギョム。
しかし、ソニョンは帰れと言うだけでした。私の息子は今家にいる・・・と。
その“息子ジンギョム”が意識を取り戻しました。その時、電話がかかって来たのです。
テイでした。
この世界では自分の携帯は通じないと分かっているので、警官の携帯を借りてソニョンの番号にかけたみたいです。
声を聞いて、一瞬、躊躇したテイ。
刑事のジンギョムか高校生のジンギョムか判断出来なかったからです。
意を決して聞きました、起きた?と。
母さん?と言った高校生ジンギョム。
しかし、怪しんでいました。すぐに自殺した友達の話をしました。試したのです。
テイ、引っ掛かってしまいました。
「誰だお前。」
冷たく高校生ジンギョムが言いました。
彼は見ていたのです。さっき帰宅した時、母とそっくりだけど別人が家にいたことを。
「顔だけじゃなく声もそっくりなんだな。」
怖い~っ高校生ジンギョムの目が怖い~っ
テイは高校生ジンギョムに訳の分からない違和感を感じていました。
いくら10年前だとは言え、今現在の自分が知っている刑事ジンギョムとは別人のようだからです。
ソニョンの様子も変だと感じていました。
自分たちが来たせいで、何らかの変化が起こったのか、或いは、別の次元に来てしまったのかもしれないと思いました。
それでもかまわないとジンギョムは思いました。
何としてもソク所長を捕まえ、母の死を防ごうと思ったのです。
高校生ジンギョムは突然の幻聴に襲われていました。
名前を呼ぶ声も聞こえるし、何らかを指示する声も聞こえるようです。
学校に行った高校生ジンギョム。
屋上には、自殺した生徒のために沢山の花束が置かれていました。
丁度ドヨンもいました。
ドヨンは、自殺した生徒が何か言っていたかと高校生ジンギョムに聞きました。
「助けてと言ってた。」
どういう意味?とドヨン。
なんと高校生ジンギョム、本当は女子生徒を突き落としていたんです
「お前は言わないのか?助けてって。」
と、薄い笑いを浮かべて高校生ジンギョムが言いました。
やっぱり怖い~っ 刑事ジンギョムの10年前の姿じゃない
その日、ドヨンが襲われました。
第一発見者はテイ。
傍に高校生ジンギョムの携帯が落ちていました。
テイには分からなくても、ジンギョムには分かりました。それが自分が使っていた携帯だと。
この時代のソク所長が殺されました。
2020年まで生きている筈なのに・・・。
予言書のせいで殺されたと刑事ジンギョムは考えました。
で、ソク所長の研究室をテイと共に調べることに。
テイ・・・ソニョンはソク所長の元で研究をしていたと思われるので、ソニョンに成りすませば、ソク所長の部屋に入るのも容易いと思われました。
隠し部屋を発見しました。
ソニョンはそこで研究を続けていたようです。
そして、予言書も発見したのです。
『時の扉を開けて生まれた子は、いずれ時をつかさどる。しかしそれは悲しむべきことだ。時を統べると言うことは苦痛を伴う報いを受け、耐えがたい喪失感を味わうということだ~』
その後のページが破られていました。
テイは思い出しました。
自分がそのページを読んで、文章の意味は分からなかったのですが、描かれていた絵を描きとったということを。
思い出せるところだけを書き出しました。
『時の扉を開いた人は代償に彼女は息子の手にかけられる』
当時は分からなかった意味が、今、テイには分かる気がしました。
時の扉を開いた人=ソニョンだと。
つまり、ソニョンはジンギョムの手にかかって死ぬ・・・そう予言しているのです。
ソニョンは、それを予感していました。いえ、覚悟・・・ですかね。
高校生ジンギョムは、息子なのに恐怖を感じさせる相手でもあるようです。
間違いではと、刑事ジンギョムはテイに食って掛かりました。
「あなたじゃなく、ここにいるジンギョムが犯人かもしれない。」
と、テイが言いました。
それも僕だと、ジンギョム。
10年前、ジンギョムは母ソニョンを探していたし、殺していません。犯人が変わるわけが無いと思いました。
その瞬間、刑事ジンギョムにも幻聴が
強烈な頭痛と激しい幻聴に、パニックになったジンギョム。
体に、例の赤い発疹まで
倒れたジンギョムをホテルに担ぎ込んだテイ。ソニョンを呼びました。
幻聴の話をすると、ソニョンが言いました。
「幻聴じゃないわ。他の次元の音よ。」
ジンギョムはタイムトラベルをしてはならないんだそうです。する度に異常が起こるから。
テイは預言書の最後のページを思い出したとソニョンに言いました。
息子と言うのがジンギョムじゃないかと、聞きました。
だから、タイムトラベルを阻止し、ジンギョムを守ろうとしたのでは?と。
それでもソニョンは、認めません。
阻止する方法は?とテイが聞きました。
「止められないわ。方法があったら、既に阻止してるわ。」
と、ソニョン。
意を決したようにソニョンが言いました。
予言書を発見したのは、テイの実母だと。
「お母さんもタイムトラベラーだったの。」
なんとまぁ
ソニョンはテイに話して聞かせました。
「私はあなたぐらいの年でタイムトラベルに成功した。その時、噂が流れたの。タイムトラベルの終末に関する噂よ。」
信じられなかったけど、テイ母が予言書を見つけ、逃走した・・・とソニョン。
テイ母が逃げた先は、1986年。
そこで、テイの実父と出会い結婚。テイを出産したのです。しかし、出産中に亡くなってしまいました。
チョン・ドンシク博士は遺品の中から予言書を発見しました。
そして、居場所を掴んだアリスの指示でミンヒョクとソニョンが1992年に向かったのです。
ソニョンには両親がいません。タイムトラベルを作ったのも、過去に戻って両親に会いたかったからでした。
父親の顔しか知らなかったソニョン。
なんと、1992年で父親に会う事になったのです。
チョン・ドンシク博士が父親だったーっ
ええーっ
と言う事は、パニックになって泣き叫んでいた女の子が・・・テイが、ソニョンだってこと
え~っ
目の前にいるテイと、ソニョンは同一人物ってこと
えーっ理解できない
1987年くらいに生まれたテイは2020年に大学教授で、2050年でソニョンのこの若さ・・・ ジンギョムを出産・・・
次元が違うパラレルワールドだと考えれば良いの
大混乱の頭を鎮めるため、ちょいとこの問題は置いておきます。
ま、とにかく、ソニョンはテイが自分だと知り、預かったというわけでした。
しかし、予言書の最後のページで息子に殺されるかもしれないと知ったソニョンは、テイだけは救おうと、施設に預けたのですが、時の扉を開いた代償を払う人物は、自分だけじゃないとソニョンは言うのです。
テイもってこと
そーだよね。
テイの亡き実母もタイムトラベラーですから。
でも・・・ジンギョムのように母親の胎内でワームホールを通ったわけじゃないし・・・。
う~ん難解だ。
「元の世界に戻ったら、ジンギョムとは離れなさい。」
と、ソニョンはテイに言いました。
ソニョンは意識が戻った刑事ジンギョムに手料理を振舞いました。
ジンギョムは涙を流しながら食べました。
そして、言いました。ここの自分が本当に犯人なのか、確かめる・・・と。予言書は間違ってると。
心配しなくていいとソニョンは言いました。
でも、そんなこと出来る筈ありませんよね、ジンギョムには。
犯人を捕まえると言う一心で刑事になり、今日まで生きて来たのですから。
先天性の失感情症の自分のために寂しい思いをさせたまま死んでしまった母への感謝と償いの気持ちに、ジンギョムは苛まれて来たのです。
私はあなたのお陰で毎日幸せだったわ・・・と、ソニョン。
「私がいなくても立派な大人になったわね。」
そう言いながら、ソニョンはジンギョムの手を撫でました。
高校生ジンギョムの前にソク所長が現れました。タイムトラベラーですね。
“先生”とジンギョムを呼びました。
刑事ジンギョムは、高校生の自分を尾行しました。その日は、ソニョンの誕生日・・・つまり命日です。
その様子をソク所長が見ているのに気が付いた刑事ジンギョムは、すぐに後を追いました。
でも、これって、ジンギョムを引きつけておく作戦なんじゃない
テイは、ソニョンがタイムトラベルを阻止する方法を見つけたのでは?と思いました。
ソク所長が2010年に自分を研究所に勧誘したのは、ソニョンの助言があったためではないかと察したのです。
問い詰めようとするテイを、ソニョンは倉庫に引っ張って行きました。ジンギョムに聞かれないためです。
っていうか、あんな大声で話したら、聞こえないわけないじゃない。テイ、もう少し考えて行動してよと言いたい。
ソニョンは、方法を見つけたと言いました。でも重要なミスに気づき、中断したと。
「阻止すればリセットされる。全てのタイムトラベラーも消えてしまう。」
それじゃダメ・・・とソニョンは言い、テイを倉庫に閉じ込めました。
その直後、ソニョンの悲鳴が
刑事ジンギョムが駆け付けた時、既に、ソニョンは血まみれで横たわっていました。
泣きながら抱きしめるジンギョムの前に、高校生のジンギョムが。
手は血まみれでした。
「本当にお前が?お前がやったのか」
刑事ジンギョムが高校生の自分の首を絞めました
TBSチャンネルで放送中の「DOCUーSERIES」。
「BRING THE SOUL:DOCUMENTARY SERIES」と「BREAK THE SILENCE:DOCUMENTARY SERIES」があります。
そのどちらにも、それぞれの映画では見られなかった舞台裏やインタビューなどが含まれています。
勿論、BTSは、常々、様々な方法で考えやその時々の思いを表現してくれています。
思いの一端でも知ることが出来るのは、ファンとしてとてもありがたいし、嬉しい事です。
で、当然のように、録画ダビングし、保存版としているあたくしです。
昨晩の「BREAK THE SILENCE~」を、チェックしてて、思わず泣きそうになってしまった個所がありました。
昨晩は副題が『NOW AND TOMORROW』。
2019年のウェンブリースタジアムでの公演中心の内容でした。
全員で食事をしながら、いつものようにいろんな話を始める7人。
SUGAが、心残りは無いと思う、やりたいことは出来たし・・・と言うと、僕はまだ満足できてない・・・とジョングク。
うん、分かる、マンネだったらそう言うよね・・・と頷いた私
「もし自分の体に限界が来て、この仕事が出来なくなっても、前にRMが言ったように、後悔なく生きたなと思える筈」
と、JIN。
頷きながら、全力で頑張ってるからな・・・と、SUGA。
「いつか僕たちが皆で話し合ったうえで活動を終える時が来たとしても、僕も後悔はしないと思う。SUGAが言ったように、墜落ではなく着陸だと思えば何の後悔も無い。」
と、j-hope。
いつかはそんな時が訪れるだろうね・・・とジョングク。
いつかは、そうなる時が必ず来るから・・・とジミン。そして続けました。
「僕はまだ考えたくない。それを受け入れられるかはまだ分からない。仕方なく手放さなきゃいけないこともある。例えば僕たちの体が限界に達して手放さざるを得ない状況を受け入れられるのかな。」
現実を受け止める心の準備は必要だよね・・・とSUGA。
JINが言いました。
「先輩に聞いたら、落ちて行くのを認めるのが一番つらいって。」
僕たちはまだ経験したことがない・・・とジョングク。
このジョングクの短い言葉の中に、そんな時が来ると言う事を今考えたくないと、頑なに思おうとする気持ちが含まれているように感じました。未来に待っている現実だと十分過ぎるほどに分かっているけど、今はまだ違うじゃん・・・と言いたい気持ちが含まれていると。
ジョングクの少年のような純粋さ、一途さ、若さ等々が詰まった言葉、そして声色でした。
前にしたインタビュー覚えてる?とRM。
「“人生の美しい瞬間というのはいずれ終わるけど、その時何を感じるのかな?”って。いつか受け入れないといけない時が来る。自ら身を引くこともあるかもしれないし、やむを得ずそうするしかない場合もある。その時のために準備をすると言うよりは、いつかはその時が来るから、今、一生懸命やればいい。その時のために今から準備するんじゃなくて、今出来る事に最善を尽くすべきだ。それが一番だと思う。」
RMの言葉を聞いている時の、ジョングクの少し不安げな表情が、物凄く切なかったです、私。
でも、聞いているうちに、ジョングクの表情からは不安が消えていったように思えました。
「その通りだと思う。」
と、最後にきっぱりと言いましたから。
不安な気持ちがRMの言葉によって吹っ切れ、また前を向いて自信を持って歩けばいいんだと思えたのでしょうね。
「そうだよね。来年のことさえどうなるか分からないから。」
とジミンが言いましたが、今、まさにこのコロナ禍ですからね
「BTSは、皆で作り上げた虹の様な物だと思います。いつかは消えるものだから、謙虚でいるべきです。常にそう考えるべきだと思っています。」
と、RM。
このシーンで、単なる一ファンである私にも、彼らの切羽詰まりそうな気持が伝わってきて、泣けそうになりました。
改めて、彼らの今の姿が永遠じゃないと言う事に気が付かされました。
こういう思いを抱えての、手を抜く事の無い彼らのパフォーマンスなんだ・・・と思うと、更に泣けて来そうでした。
それにしても、RMの表現力、思考力、そして説得力には驚かされます。
これが万人の考え方じゃないとは分かっています。
それでも、私には、刺激になりますし、考えさせられます。
昨日くらいから、ようやく香って来ました、金木犀。
今年は遅れた分、蕾の数が多いような気がします。
まだ蕾が開いたわけじゃないけど、香りは既に充満中
アルフィーは、金木犀の香りはお祭りの記憶に繋がるようです。
町の至る所で香ります。
一軒に一本あるんじゃないかと思うくらい。
秋本番です。
所謂50肩かぁ?・・・と思ったのは約1週間前。
でも、数日後、突然、本当に突然、激痛に早変わり
痛みが増したなぁと思いながらも、布団に入ったのですが、深夜、寝込み始めてすぐに、あまりの激痛で目が覚めてしまいました。
何事ですよ。
右肩が、痛い。本当に痛い。泣いてやろうかと思うくらい
どっちを向いて寝ても、痛みはずーっと続くんです。脈打つ痛みじゃなく、ずーっと痛いんです。
あまりの痛みに耐えかねて、起き上がり、痛み止めを飲みました。
それで、何とか少々痛みは薄らぎ、明け方近くにようやく眠ることが出来ました。
翌日、即、受診。
先生、私の話を聞くと、すぐに病名に思い当たったようです。
レントゲンを見て、それを確信したとかで、下された病名は、『石灰沈着腱板炎』。
「注射させてくださいね。」
と、言われ、特に何の注射なのか聞かなかった私。
痛みを止めてくれるなら、何だってやってくれ・・・って感じ。
注射1本で嘘みたいに治る人もいますが、痛みが取れなかったら、1週間後に来てください・・・とのこと。
後になって、もしかしたら、注射で石灰を吸引したのかもしれないと思いました
注射の後貼られたガーゼが分厚かったのと、第一、テープじゃなくガーゼを貼ること自体、普通の痛み止めの注射じゃないですよね。
あ、それは置いといて。
先生の嘘つき
と言いたいくらいに、激痛は治まらない。
その夜と翌日は、もう体を動かすのも辛いほどの痛み。
痛み止めを飲んでも効かない。寝られない。
夜じゅう苦しんで、明け方ちらっと眠る状態。
翌々日の朝、あまりの痛さに、1週間なんて待ってられないと、よほど病院に文句を言いに行こうかと思ったくらいです。
でも、いやいや、それはあまりにも大人げない・・・と、もう一日我慢してみようと決心
なにせ、ずーっと激痛。
服を着替えるのは勿論、お風呂もトイレも、箸を持つ事すら出来ません。
布団に横になるのも痛いのですが、座った状態で動かずにいると、まだマシだと分かりましてね。
座布団やクッションを積み重ね、座った状態で寝られるように、アルフィーがセッティングしてくれました。
それに、やたらと喉が渇く。
で、枕元にお茶を淹れた水筒をスタンバイさせました。
そうやって耐える事、4日目の今日。1か月も耐えてると思ったけど、ほんの4日・・・
一気に痛みが軽減しました。
体を動かすのがずいぶん楽になりましたし、箸も持てるようになりました
このところ、キーボードを打つのもかなり辛くて、でも、気分転換にはこれしか無いと、必死にポツポツ打っていたんです。
今日は、痛みもなく、いつも通りに打ててます
藪じゃないのと、思いかけていた○△先生、済みません
仰る通りでした
この分だと、先生が仰ってたように、1週間もすると完璧に痛みが取れそうです
それにしても、こんな病気があるなんて、初めて知りました。
泣いてやると思うくらいの痛さなんて、陣痛以来
とにかく、もう二度と経験したく無いと思ったまぎぃです。
レビュー一覧は、こちらから。
ソク所長、既にタイムトラベラーがすり替わっていたのです。
現在のソク所長は殺されてしまっていました。タイムトラベルを阻止しようとしていましたからね。
“先生”は、タイムトラベルを存続させるために、邪魔者を消していると言うわけです。
コチーム長は、テイに全てを話しました。
「時の扉を閉じる方法が予言書の最後に書かれている。ジンギョムは扉を閉じる者だ。最後のページを見つけ、ジンギョムが時の扉を閉じたら全てが終わる。予言書には、教授が見つけると書いてある。生きて自分に出来る事をしろ。俺は俺に出来る事をする。」
「世界は一つじゃない。パラレルワールドには多くの次元があり別の自分が存在します。タイムトラベルが発展すれば、“死”は無意味になる。死んだ人とも会える世界になります。」
と、ソク所長。
「お前の言う通り、多くの次元があり同じ人間がいくらいようと僕の母は一人だ。そしてお前が母を殺した事実も変わらない。」
と、ジンギョム。
ソク所長は、タイムトラベルを完成させたのは、他でもないソニョンだと言いました。恨むなら母親を恨めと。
コチーム長は、キ本部長の指示に従ってはいなかったのです。
それどころか、ソニョンに、警告をしていました。“先生”が狙っているから気を付けるように・・・と。
ソク所長が銃を突き付けても、ジンギョムは恐怖を示しません。
何故だと聞くと、ジンギョムが言いました。
「怖い。目的を果たせず死ぬのが怖い。」
引き金を引こうとしたその時、コチーム長が。
来ないでと、叫ぶジンギョムを無視し駆け付けたコチーム長。
ソク所長が躊躇なく撃ちました。
「もう休みたい。人生を2回生きて疲れた。すまない。約束を守れなかった。ここで幸せになれると思った。だが、頭から離れないんだ。一人寂しく死んだ妻の顔が。ここに来た時点で俺の人生は止まった。過去に縛られるな。大切なのは今だぞ。今そばにいる人だ。」
お前と出会い、妻と再会して幸せだった・・・とコチーム長。
「僕も幸せだった、父さん。」
ジンギョムが泣きながら言いました。その言葉を聞いて笑顔になったコチーム長。そのまま息を引き取りました。
コチーム長が、妻といる時、幸せなはずなのに、イマイチ表情が暗かったのは、そのせいだったんですね。目の前の妻も大切だけど、今が幸せなだけに2050年に死んだ妻が余計に哀れに感じたのでしょう。
テイが見たのは、号泣するジンギョムと、コチーム長の亡きがらでした。
アジョッシのためにやることがある・・・と呟いたジンギョム。
向かったのは、ソク所長の研究所。しかし、姿は消えていました。
次に調べたのは、コチーム長の遺品?・・・ですよね。
見慣れない携帯がありました。
履歴からリダイヤルしました。
出たのは、ソク所長。何も話しませんが、ソク所長だとジンギョムは確信していました。
「お前がどこに居ようとかまわない。未来に逃げても別の次元に逃げても必ず見つける。そしてこの手で殺してやる。待ってろ。」
必死に捜査するジンギョムのところにテイが。
テイには分かりました。ジンギョムが悲しみを忘れるためにがむしゃらに仕事をしようとしていると。
「人は自分なりに苦しみを忘れようとします。正しい忘れ方はないけれど、逃げてはいけません。チーム長の所へ行きましょう。息子なんだから。」
ジンギョムは、泣き出しました。堪え切れませんでした。
テイは優しく肩を抱きしめてあげました。傍にいるわ・・・と。
泣けたわ・・・
感情を持たないジンギョムが泣いたのは、母ソニョンが死んだ時と、この時だけです。
しばらく会うのは止めましょう。僕と居たら教授も危険です・・・とジンギョム。
しかし、テイは手を引くつもりはありません。
ソニョンが使っていたPCを調べました。
現代のソク所長の遺体が発見されました。これで、タイムトラベラーのソク所長は野放しとなってしまう恐れがあります。
キム刑事は、他の同僚たちにもタイムトラベルの事を打ち明けようと言いました。
でも、ジンギョムは、信じてはもらえないだろうから・・・と反対。
タイムトラベラーの狙いは預言書の最後のページなので、それを探すと言いました。
オ管制室長は、イ・セフン事件の監視カメラの映像にキ本部長が映っていたと言う事を、隠したままでした。
が、キ本部長は異常は無いと報告を受けても、オ管制室長が事実を知ったと勘づいてます。
テイが、やっとソニョンと自分が瓜二つだと言う事を知りました。
あれ?今まで、写真を見たことが無かったの不自然なくらいに気づかなかったのね。
テイは、これまでのジンギョムの言動の意味を始めて理解しました。
母親と自分を重ねていたと。そこまで瓜二つだったんだと。
テイは少なからずショックを受けました。ジンギョムは自分じゃなく、母親を守ろうとしていたんだと思ったからです。
帰宅したテイを、ミンヒョクが待っていました。
ミンヒョクは、ジンギョムが襲われ、コチーム長が殺されたと知り、事情を聞きに来たのです。
テイは、ミンヒョクが自分とジンギョムの事をひどく気にかけている理由が気になりました。
もしかしたら、ジンギョムのお母さんと勘違いをしてますか?と、テイ。
驚いた表情を見せたミンヒョクを見て、テイは予想が当たっていたと思いました。
「何が一番怖いと思いますか?私が私だと認識されないことです。私を見ながら私と同じ顔の別人を見ている事、私といても別人を思っていることです。」
ミンヒョクは、テイとソニョンがそっくりだと認めました。
しかし、会うたびに感じたのは、テイはソニョンではないと言う事だと言いました。
あなたは何者?とテイが聞きました。
「アリスのユ・ミンヒョクです。」
その言葉を聞いた瞬間、テイは実父が殺された夜の記憶が一気に蘇って来ました。
父を殺したイ・セフンが自分をも殺そうとしたのを防いでくれたのが、ミンヒョクと女性だったということを思い出したのです。
その時、同じ言葉をイ・セフンに言っていたのです、ミンヒョクが。
恐怖のあまり、パニックになったテイを抱きしめ、落ち着かせてくれた女性がジンギョム母だと気付きました。
ショックで意識を失ったテイを、ミンヒョクが病院に運びました。
意識を取り戻したテイがミンヒョクに言いました。
「父が殺された時、あなたもいたわ。」
ミンヒョクは、テイがあの時の少女だったと知らなかったのね。呆然としていました。
知らせを受けたジンギョムがやって来ました。
「私、刑事さんのお母さんに会ったことがあります。」
ジンギョム、テイがとうとう事実を知ってしまったと気付きました。
しかし、事件当時、母ソニョンがいたことまでは知らなかったんじゃなかったっけ
テイは事の複雑さ、因縁の深さに呆然としていました。
タイムトラベルを作ったソニョンが来たお陰で自分は助かったけど、タイムトラベルのせいで父は殺されたわけです。
済みません・・・とジンギョム。
「いいえ。謝らないでください。私たちに非はない。タイムトラベルは自分が望む人に会うだけかと・・・。会うべきでない人がいるとは思わなかった。刑事さんのお母様と私はどんな関係でしょうか。刑事さんと私は?」
刑事さんと会ったことを後悔しています、こんな過去、知りたくなかった・・・とテイ。
「出会うべきではなかったと思いますが、僕は教授と出会えて幸せでした。」
ジンギョムが言いました。
ミンヒョクはキ本部長に詰め寄っていました。
自分とテイをチョン・ドンシク博士の元に行かせた理由は?・・・と。
「本社の指示だ。」
と、キ本部長。
テイの死に本社が関与を?とミンヒョク。
まさか・・・と、キ本部長。
テイが、チョン博士の娘だとミンヒョクが言うと、キ本部長の動きが止まりました。テイの記憶が戻ったと気付いたからでしょう。
ミンヒョクは、自分の知らない何かがアリスにはあると察したようです。
キ本部長から報告を受けたソク所長は、いよいよ予言書の最後のページが手に入ると思いました。
オ管制室長は、ミンヒョクにキ本部長のことを打ち明けようと思ったようです。
しかし、ミンヒョクは、それを拒絶。もうオ管制室長のことを信じられなくなっているからです。
キ本部長がオ管制室長に協力を求めました。
ミンヒョクが全てを知る前に、始末するつもりでいるが、オ管制室長が協力してくれるなら話は別だ・・・と。
つまり、あの監視カメラの映像の事を黙っていろということですよね。そして、テイの持っているある物が欲しいと言いました。殺しても良いから奪って来いということ?
オ管制室長、映像を消しました。
テイは、実父について調べはじめました。
すると、実父の友人の娘だと言う人物が会いに来ました。オ管制室長です。
そのまま拉致しようとしたのかな?
でもね、途中ですれ違ったジンギョムが、以前自分を殺そうとした女性の車にテイが乗っているのに気が付いたのです。
すぐさま追跡。
気付いたオ管制室長とカーチェイスとなりました。
テイも、追ってくるのがジンギョムだと気付きました。
テイとオ管制室長の車が道路わきに突っ込んじゃった
ボンネット裏から炎が
オ管制室長は、すぐに意識を取り戻し、車から逃走。その時、車にロックをかけましたよ
追いついたジンギョムが必死にテイを車から引きずり出そうとしていた時、車が大爆発
えーっ
テイが気が付くと、そこは2010年のジンギョムの家。
事態を必死に理解しようとするテイ。
帰宅したジンギョムの姿を見て、分かりました。ジンギョムが制服を着ていたからです。
すぐに隠れましたが、ジンギョムは後姿を見て母だと思いました。で、声をかけ、自室に入りました。
テイはソニョンの部屋に隠れました。
そこで、自分の幼い頃の写真を見つけました。
その時、テイは思い出したのです。実父の事件以来記憶を失ってしまった彼女は、テイのことを母親だと思い込んでしまっていたことを。
テイはそのまま1992年に残りました。
その後も、テイに定期的に会いに行っていました。親戚の者だと言って。
ソニョンも帰宅しました。
部屋のドアに鍵がかかっているのに気づきました。
合鍵で開けて入ると、そこにいたのはテイ。
テイを見て、驚いたソニョンですが、すぐに事態を理解したようです。
チョン・ドンシク博士の娘・・・元々テイと言う名前でしたっけ。
実父が殺される場面を見てパニックになっているのを抑えるために、テイが名前は?と聞いたのですが、娘は分からないと叫んでいました。
で、テイが
「テイや。」
と、呼びかけていましたが。
ソニョンとテイは、どういう関係なんでしょう。
レビュー一覧は、こちらから。
ジンギョムが地下室のドアを開けた時、既にソク所長の姿はありませんでした。
そして、コチーム長はドアの陰に潜んで、ジンギョムを待ち受けていたのです。ジンギョムだとは思っていなかったようですが。
お互い銃を突きつけ合って、驚いたという顛末。
何事も無かったかのように、そして自分も捜索に加わっていたかのように振舞うコチーム長。
ジンギョムは、次々湧いてくる疑念に、敢えて目を瞑りました。
結局、ソク所長は発見できませんでした。
テイは、迷った挙句、例のUSBをジンギョムに渡そうとしました。
捨てた筈なのに・・・とジンギョムは驚き、テイがどうやって手に入れたかを問いました。
テイは、イ・セフンを殺した容疑者はコチーム長だと言いました。
でも、ジンギョムは誤解だと言いました。10年一緒に過ごして来た自分には分かる・・・と。
渡してくれと言うジンギョムに、テイは言いました。
「これは刑事さんの遺品なのこれは刑事さんの死に関連するもので、唯一の手掛かりなんです。渡せません。」
コチーム長が突然ジンギョムの家にやって来ました。
ジンギョムもテイもまだ帰っていない間に、勝手に入っていました。
先に帰宅したのは、テイ。
幼い頃の記憶は無いのかと、テイに聞いたコチーム長。
知ってたら教えてほしいと、テイ。怯んでませんね、テイは。
勿論、知らないとコチーム長が答えました。
すると、知ってる質問をしますと言って、ジンギョムと最初に会ったのはいつですか?とテイ。
誤認逮捕の時だとコチーム長が言うと、もしかしたら、その前では?とテイ。
テイは疑念を隠しませんでした。
怪しいと思って・・・と言い、耳の後ろの傷はいつついたのですか?と直球で聞きましたよ。
コチーム長がテイににじり寄って来ました。テイが後ずさりして、睨み合ってる時、ジンギョムが帰宅。
すぐに二人の異様な雰囲気を感じ取ったようです。
コチーム長は、ジンギョムを屋台に連れ出しました。
辞表を提出したことをジンギョムに告げました。妻とゆっくり旅行でもしたいと思った・・・と。
ジンギョムは、少しほっとしたかもしれません。
ソク所長が見つかったら、辞める・・・と言うコチーム長。
すると、その時ジンギョムに連絡が入ったのです。ソク所長が見つかったと。
ソク所長は何事も無かったかのように研究所に復帰していました。
倉庫に監禁されていたが、自ら脱出したと言いました。ジンギョムに見せる筈だった予言書は犯人に奪われたと。
予言書には僕の知るべきことがあるとか・・・とジンギョムが聞きました。
「今頃自分の無謀さに気づきました。もう関わりたくありません。」
と、ソク所長。
急に考えを変えたソク所長に違和感を覚えたジンギョム。
しかし、ソク所長は、タイムトラベラー相手では敵う筈が無いと言い、ジンギョムにも諦めるよう言うだけだったのです。
でもね、怪しいよね、やけに明るくあっけらかんとした言い方ですもんね。
現場検証に立ち会ったソク所長は、廃園した遊園地の地下室に監禁されていたと認めました。
目隠しをされていたので、犯人の顔は見ていないと言いました。声も初めて聴く声だったと。
コチーム長も同行していたのですが、ジンギョムは二人の間で交わされる視線に気づいていました。芝居を見ているようでした。
アリスでは、イ・セフンが殺された日の監視カメラの映像の解析をしていました。
あれは、テイが手に入れた物とは別の物みたいですね。
ミンヒョクがジンギョムの家にやって来ました。
テイは、ミンヒョクをまだ信用できません。ついこの間まで殺そうとしていた相手ですからね。
誤解があったとミンヒョクが言いました。今回の事が終わったら、もう来ない・・・と。
コチーム長は、正式に刑事を辞めることになりました。
妻は、良い決断だったと夫を褒めました。これから心配することなく、ゆっくりと暮らせると。
仲間たちにドヨンも加わって飲み会を開きました。
ジンギョムは、コチーム長を自宅まで送り届けました。
階段を上っていくコチーム長を見送って背を向けたジンギョム。
ところが、直後に、コチーム長の妻から電話が入ったのです。夫が電話に出ない・・・と。
何かあったと察したジンギョムが取って返すと、既にコチーム長の姿はありません。
コチーム長を連れ去ったのは、ミンヒョクでした。
ミンヒョクは、既にコチーム長が2050年の人間だと調べ上げていました。
え
ミンヒョクは、ただジンギョムを守ろうとしていました。
だから、タイムトラベラーのコチーム長がジンギョムの傍に居続ける理由が何なのか、不安だったのです。
コチーム長は、ミンヒョクがジンギョムの父親だと言う事も知っていました。
何としても白状させようと、コチーム長を殴りつけた時、ジンギョムが
話を聞け・・・とミンヒョク。
そして、コチーム長が“先生”の手下だと告げたのです。お前も疑っていただろう・・・と。
自分がジンギョム母ソニョンを殺した犯人を見つけてやると言い、コチーム長を連れて行こうとしたのですが、ジンギョムが許しませんでした。
何の資格があるとジンギョムが言いましたが、ミンヒョクは父親だからとは言えませんでした。
「アジョッシは、僕にとって父親のような人だ。」
と、ジンギョムが言ったから・・・。
オ管制室長は、イ・セフンの殺された日の監視カメラの映像の解析で、思いもよらない人物を見つけました。
キ本部長です。初見で私には舘ひろしに見えた方です
コチーム長より先に、キ本部長がイ・セフンを訪ねていたのです。
イ・セフンは彼を“先生”と呼んでいました。
そして、彼こそが、イ・セフンに毒を飲ませた人物だったのです。
テイはジンギョムと自分の携帯に位置追跡アプリを入れました。
テイはそれ以降、時々ジンギョムの現在地をチェックして安心したり、楽しんだりしてます。
まるでアルフィー&まぎぃが、孫のGPSをチェックするのと同じです
キ本部長は、コチーム長に指示を出しました。ジンギョムを殺せと。
『予言の始まり 時の扉を通り生まれて来た子は、時の扉を閉じる運命を持つ』
と、予言書には書かれていました。時の扉を通って生まれて来た子=ジンギョムという事なんですね。
だから、タイムトラベルを継続し続けたい“先生”にとって、ジンギョムは邪魔なわけです。
まだ、予言書の最後のページが見つかっていないし、何が書かれているかもわからないのに・・・とコチーム長が言いました。
しかし、ジンギョムの能力が強まっていると察した“先生”は、時の扉を閉じる前に、ジンギョムを殺してしまわなければいけないと、時間が無いと考えたわけです。
従わない場合、コチーム長はこの時代から元の時代に戻らなくてはならなくなるとキ本部長は言いました。
その時、コチーム長の痕跡は、この時代から全て消さなくてはいけないのです。
まずは妻から・・・と言われました。
妻か、ジンギョムか・・・の決断を迫られたわけです。
実はコチーム長、2050年で妻を失っていました。仕事にかまけて、病気に気づいてあげられなかったようです。
打ちひしがれるコチーム長に、タイムトラベルがあると声をかけたのが、キ本部長でした。
条件が2010年でソニョンを殺す事。
しかし、そこで2010年の若い自分と妻の姿を目撃してしまったのです。
幸せそうな妻の姿を見て、ほっとしました。会えただけでも良かったと思ったのです。
ところが、2010年の自分が事件捜査中に行方不明になったと言う事を知りました。
2010年のコチーム長は、犯人に刺されて、森の中で動けずにいたのです。瀕死の状態でした。
2050年のコチーム長は、必死に救おうとしました。
しかし、2010年のコチーム長は、自分の命が残っていないと察していましたから、妻のことを2050年の自分に託し、息を引き取ったのです。
そうやって、入れ替わったということなんです。
直後、ジンギョムの誤認逮捕が起こったと言うわけです。
その3日後に、ソニョンは殺されました。
んで、ソニョンを殺したのは、コチーム長なの
悩んだ末、コチーム長はジンギョムを夜釣りに誘いました。
夜釣りはこれまでも何度もあった事のようですので、特に変ではありません。しかし、ジンギョムは覚悟していました。
コチーム長は、突然ジンギョムに銃を突きつけました。
すまない・・・と。
でも、撃てませんでした。
何故抵抗しないと、コチーム長は言いました。
「アジョッシだから。」
と、ジョンボム。犯人を捕まえると言いましたよね、だから犯人じゃない・・・と。
コチーム長は、手錠でジョンボムの腕を近くの看板に繋ぎました。
そして、ジョンボムの携帯を奪い、言いました。
「遅くなったが、10年前の約束を果たす。お母さんを殺した犯人を捕まえる。」
そう言ってその場を離れました。
キ本部長に、ジョンボムを始末したと連絡しました。
そして、新しい情報があるので会いたいと呼び出しました。
一方、テイは、いつもの行動範囲から離れたジョンボムが気になって警察署にやって来ました。
キム刑事から、夜釣りの話を聞き、不安が募りました。
キム刑事に、例のUSBを差し出しました。コチーム長が怪しいと。
そして、GPSを辿って向かっていたのですが、途中でコチーム長の車とすれ違ったのに気が付きました。
GPSは、コチーム長の車と同じ動きをしていました。
急いで後を追いました。
コチーム長は、キ本部長との待ち合わせ場所に行きました。そこでキ本部長を捕まえるつもりだったのでしょうが。
現れたのは、テイ。
おまけに、キ本部長からは、全て分かっているとの連絡が。
“先生”と言うのは、キ本部長ではなく、ソク所長だったのです
必死に手錠を壊そうともがいているジョンボムの前に現れたのはソク所長。
そして、ジョンボムの頭に銃を向けたのです。
テイが引き返して来た時、銃声が
先日の記事の、雲散霧消した部分の再投稿です。
スタジオドラゴンのイ・ギヒョクssiは、企画の段階から世界配信を前提として進めて来たと仰ってました。
実際、2017年までは国内での配信が売り上げの7割ほどを占めていましたが、それ以降は、海外への配信が中心となっています。
「確かな才能のあるクリエーターに十分が資金を投資すればヒットは確実に生み出すことが出来ます。ヒット作は資金をもたらし、それが次のヒットを生む。配信のプラットホーム側の言うことだけを聞いているのじゃダメです。こちらでテーマと予算は握っておかないと、自由にものは作れない。そう言う意味でNetflixとはいい関係を築けました。」
と、イ・ギヒョクssi。
一方、Netflix側の話は。
ガン・ドンハンssiが、こうおっしゃいました。
「この作品の世界的流行は、かつての韓流ドラマブームとは全く違っています。国や文化を超えて愛されるものこそ真の良いコンテンツであると言うのが、私たちの信念です。以前、韓国コンテンツはアジアの極一部で愛されているだけで、その国のブームに乗っかるしかなかった。韓流ブームなどなくても、優れたコンテンツは一気に世界中に配信され世界中でファンを得ることが出来ます。(例えば、BTSやBLACKPINK)」
全てが計算ずくで作られたこの作品ですが、唯一想定外のパートがあったんだとか。
エンディングです。
イ監督がネタバレしてくださいました。
放送されたエンディングとは、全く違ったものが考えられていたんだそうです。
ケソン工業地区で、遠くから見つめ合うというのが、それ。
リアリティを考えると、それが関の山だと監督も考えたそうです。
ただ、地味すぎで切なすぎると思ってはいたそうです。
ところが、スイスで始まった撮影が終わった時、同行していたパク作家が突然提案したんだそうです。
ラストシーンもスイスにしたいけど、できますか?・・・と。
結局、主演の二人は、途中の波乱万丈な展開を全く知らないまま、エンディングまで撮ることになったんだそうです。
「正直、びっくりしました。まだ脚本が出来ていなかったので、あのシーンが一番大変でした。」
と、ソン・イェジンさんも仰ってました。
視点3 北朝鮮の人々
実は、北朝鮮にも、この作品のブームは飛び火しているんだとか。
勿論、水面下では・・・です。
韓国コンテンツは、北朝鮮では反動思想・文化排撃法に違反するものとされています。違反すれば、実刑もくだされるとか。
そんな状況にもかかわらず、この作品が見られていると言う情報が入ったんだそうです。
噂の真偽を確認したのは、アジアプレス記者の石丸次郎氏。
北朝鮮の人々はこの作品を見てどういう感想を持ったのか・・・です。
「荒唐無稽で不純極まりない。」
と言うのが北朝鮮の反応でした。しかし、実際に見た一般の人の感想は違っていました。
「めちゃくちゃ流行して、その分取り締まりも厳しかった。」
「恵まれた環境に育った韓国の人も、お腹が空いたらおこげとかジャガイモを食べるんだ。」
「人民班を演じる韓国の俳優さんが北朝鮮の言葉を使っているのがおかしくてたまらなかった。」
つまり、北朝鮮の人たちも韓国の人に対して同じ人間としての感覚を持ったのかもしれません。
キム・ジュソン作家が仰いました。
「北朝鮮の兵士たちが韓国に潜入し、初めてみるフライドチキンに驚くと言うシーン。その姿に、北朝鮮に今もいる友人たちの姿が被って見えた。皆に味合わせてあげたいと思います。こういう良い環境とか文化を一度でも良いから味合わさせてあげたい。早く対立性が無くなってほしい。」
最終話で、そんな兵士たちが韓国で経験したことを、北朝鮮に戻って懐かしく思い出すシーンを見ると、余計にそう思うとキム・ジュソン作家は仰いました。
「南北の気持ちを代弁してくれたようだ。人の心を伝えるのに、エンタメほど威力のあるものはないと思います。」
「世界でも珍しい分断国家を舞台に、その厳しい現実をドラマチックに描くことで解きほぐす、そんなことは韓国くらいでしか出来ませんよね。だからこそ、世界中の人が見てくれたんじゃないかと思います。」
と、イ監督が仰いました。
愛の力は人を変えると言う事を、ちゃんと演じたいと思いました・・・と、ソン・イェジンさんが仰いました。
視聴チャンスを待ちましょう
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サビンは、ルームメイトのジェイの協力のもと、白骨遺体の顔の復元をしようとしています。
しかし、なかなかうまく行きません。
顔の半分は骨が崩れていて、破片が発見されていないからです。
ファヨン殺人事件を捜査しているスヒョクとチュ刑事は、聞き込みからジョンボムに疑いを持つに至りました。
ファヨンと一緒にいたところを、食堂のアジュンマやファヨンのマンションの管理人が目撃していたのです。特に隠した様子もありませんからね。
ジョンボムの後をつけたスヒョクは、行先がサビンの所だと知り、驚きました。
解剖室で見た学生だったとすぐに分かりました。
サビンは、最近発見された白骨を、展示し一般公開する準備をしていました。
顔を復元する意味があるのかと、ジョンボムが問いました。
「その人の人生に触れられる。違う時間を生きても、こうやって顔を合わせれば共感できる。」
と、サビン。
ジョンボムはサビンをじっと見つめました。
サビンは資料の一通の手紙をジョンボムに読み聞かせました。
この世を去る夫へ妻が送った恋文でした。お墓には髪で編んだわらじもあったそうです。
このエピソード、「記憶の中の僕たちへ」のモチーフとなったものですよね。詳細は、こちらやこちらから。
“皆も私たちの様に愛し合ってるでしょうか。白髪になるまで共に生き~”
と、なり切って読み始めたサビン。
それを見つめるジョンボム。目が離せないと言った感じです。
ジョンボムの目に、サビンがハウンの姿に見える一瞬がありました。ジョンボムにもその意味は分かっていませんが。
サビンは感情移入し過ぎて、涙がこぼれそうになりました。
それを察したジョンボムが、手を差し伸べようとしました。
サビンが我に返ったので、手を止めましたが。
この様子を、スヒョクが見ていました。
手紙をなり切って読んでいるサビンを見て、スヒョクの胸に激痛が走りました。
倒れそうになるほど・・・。
建物から出て来たジョンボムを呼び止めたスヒョク。
前置きなく、いきなりファヨンの事件のアリバイを聞きました。
ジョンボムは、被害者がファヨンだということを、この時知ったような反応です。
犯人扱いするスヒョクを無視して行こうとしたジョンボム。
「お前はチョン・ウヌだな。」
スヒョクが言いました。ジョンボムは否定しませんでした。
死人を3日も過ごした気分は?とスヒョク。
ジョンボムの態度が変わりました。スヒョクを睨みながら言いました。
「検事なんだから、体験してみれば?死体なら解剖室にある。」
第一ラウンドは引き分けと言う感じです。
ピョン・ソンフンがスヒョクに会いたいと言って連絡して来ました。
弁護士同伴でピョン・ソンフンはやって来ました。
弁護士は、被害者は1人だけで、あとはスヒョクの証拠捏造によるものだと主張。30年前の遺骨も被害者の一人とするために、証拠の捏造もしただろうと。
一瞬怯んだように見えたスヒョクですが、彼が証拠を捏造してまで連続殺人犯だと主張する理由は、それなりの根拠がありそうです。
すぐに、ピョン・ソンフンの弁護士費用を払ってる者がいると察し、調べさせました。
ピョン・ソンフンの後ろ盾になっているのはソ・テハです。
スヒョクに恨みがあるようで。
ピョン・ソンフンは、ソ・テハには連続殺人を打ち明けているようです。
コン・ジチョルには勝ちたい・・・なんてことを言っていました。
遺骨が抱いていた「嵐が丘」の解析をしているサビン。
しかし、一文も一文字も見えません。
唯一見えたのが、裏表紙の内側の『古い未来』と言う印。
それを辿れば、身元が分かるかもしれないと、サビンは思い、スヒョクに連絡しました。
やって来たスヒョクは、サビンがまだ遺骨の身元を解明することを諦めていないのを知り、呆れるのと同時に腹が立って来ました。
自分の意思に反する行為ですからね。
サビンもスヒョクのやり方に腹が立って来ました。
彼女は、遺骨の身元を明らかにして、指輪を本来渡そうとしていた人に返したいと、それだけを考えていますからね。
反発し合う2人。とても同じ道を行けるとは思えません。
その時です。2人が乗ったスヒョクの車の後方から大型トラックが迫って来ました。
乱暴な運転でスヒョクの車の進路を妨害し続けます。
そしてスヒョクの車の前で突然急停車。
スヒョクは咄嗟にハンドルを切り、トラックの荷台に運転席側から突っ込んで行ったのです。
トラックの運転手はその場から逃走。
どうも、ソ・テハの手下のようです。
サビンは無事でしたが、スヒョクは意識がありません。
『この世の全てが消えて君だけ残れば私は生きて行く~』と言う、一節。
「嵐が丘」の一文のようです。
先日、無意識のうちにサビンが口に出していた文章です。
それを用いてプロポーズするんです・・・と、昔ヒョンビンがハウンに言っていました。
まだ二人が交際を始める前でした。
元B1A4のジニョンssi、チャ・テヒョンssi、クリスタルことチョン・スジョンさん共演の「警察授業(原題)」が放送決定です。
先日韓国で放送が終わったばかりとか。
放送開始日:12月24日(金)23:00~
話数:16話
詳細は、こちらから。
久しぶりのチャ・テヒョンssi。楽しみです。
ジニョンssiは、「雲が描いた月明り」以来でしょうかね、私は。
ジニョンssiのコメディ、期待しています。
レビュー一覧は、こちらから。
ジョンボムは、白骨遺体を前にすると、また手が震え始めました。
サビンも気づきました。
スヒョクは、学生のジョンボムが断りもなく捜査中の解剖の現場に入るのを禁止しました。
サビンも、仕方なくジョンボムを部屋の外に出しました。
ジョンボムは、そっと盗聴器の仕込まれたペンを置いて出て行きました。
スヒョクは、検視結果を無視し、これもピョン・ソンフンの仕業にしようと言い出しました。
サビンは抗議しましたが、ユ法医官が渋々ながらも同意したので、従うしかありませんでした。
でも、遺品としての本と指輪は返してほしいとキッパリ。
スヒョクは、投げて寄こしました。
サビンは、ムカつく一方です。
「嵐が丘」の本分は全て文字が消えていますが、後ろ表紙裏に『古い未来』と言う印がうっすら見える事にサビンは気が付きました。
その時です。
パラパラとページをめくる映像が浮かび、思わずふらついてしまったのです。
一体何だったのか、サビンにも分かりません。
『この世の全てが消えて君だけ残れば私は生きて行く。魂が何であろうと君の魂は僕と一緒だ。僕たちは一心同体だ』
と言う文がサビンの口をついて出ました。
どうもそれもサビンは無意識だったようです。
その時、突然スヒョクが戻って来ました。
サビンに近づくスヒョク。一瞬見つめ合った二人。
サビンが少し前に拾った万年筆はスヒョクの物でした。
ムカつく相手ではありますが、ときめいたのも事実でした、サビンは。
ジョンボムは、万年筆に仕掛けられた盗聴器によってスヒョクが証拠の捏造を指示したのを知りました。
スヒョクにはサンアと言う婚約者がいます。
サンアの母チャン・へミはベストセラー作家。著書に、コン・ジチョルを主人公にしたものがあります。
チャン・へミとジョンボムの義父は何か繋がりがあるようです。
チャン・へミは突然ジョンボムの事をスヒョクとの話題に挙げました。名前は挙げませんでしたが。
ジョンボムは夫が無精子症だと勘違いした母が、精子提供を受けて産んだ子だということまで言いましたよ。
そして少年刑務所にいたことがあると。
そんな話を自分にするのは、動いてほしいからだとスヒョクは察しました。
「言いなりにはなりませんよ。」
と、にこやかな表情で言うスヒョク。
チャン・へミはスヒョクが仕事の上で不正を働いている事を持ち出し、言いました。
「あなたは頭が病気の人が嫌いでしょ。チョン検事長の息子がまさにそれです。あなたが一番嫌う人。」
スヒョクは、すぐにチョン検事長の息子の正体を探り始めました。
少年刑務所にいたと言っても、おそらく名前は変えてあるに違いないと思いました。
で、年齢等で合致する人物を特定しました。
チョン・ウヌという15歳の少年です。女子中学生を殺害後、死体遺棄の容疑でした。3日遺体と過ごしたと記してありました。
え~っサイコパスという噂は事実だったの
ジョンボムは宅配のアルバイトもしています。
客の一人、ファヨンが死体で発見されました。疑いはジョンボムにかかりました。
殺された前日深夜まで一緒にいたことが判明したからです。
部屋には、黄色い傘が残されていました。
この事件、ジョンボム義父はスヒョクに担当させました。ピョン・ソンフンに罪を着せたと言う噂を処理する代わりに引き受けろと言いました。
なんと、ジョンボム義父、30年前にジチョルを死刑にした検事だったのです。
確かにジチョルは死んだ筈なのに、その事件を真似た事件が起こったわけです。
何か、ジョンボム義父には後ろめたいことがあるのでしょうか。ジチョルに負い目があるのでしょうか。
担当刑事は、ヒョンビンの後輩だったチュ刑事でした。
手口がジチョルと同じだとチュ刑事。
次の瞬間、スヒョクを見て驚きました。
ヒョンビンと瓜二つだったから。
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ジョンボムの家庭は複雑です。
義父は検事長。次期検事総長だと目されています。
母は実母です。ジョンボムの大学の財団理事。
そして異母弟ジョンウがいます。
義父とジョンウはとても仲が良いのですが、ジョンボムは二人とは疎遠な感じ。
ジョンウは父が兄を嫌っているのを知ってて、敢えて父との仲の良さを見せつけています。コズルい奴って感じ
ジョンボム母は、息子を物凄く愛しているように見えますが、それは自分の期待以上に優秀だからと言うのが理由のようで。勿論姿かたちが完璧に美しいというのも、理由の一つです。
母がジョンボムを手放しで褒めるのを、義父は快く思っていません。
それを隠すことはありません。今学期が終わったらアメリカに行って戻ってくるななんて言うんですもんね。
母は優秀な遺伝子欲しさに精子提供を受けたんだとか
生物学的な父親は国内上位10%に入る知能だと言っています。おまけに、1%の富裕層なんだとか。
不幸だとは思っていない・・・とジョンボムは言いました。
ジョンボムは習っていないにもかかわらず、4歳で雪原の絵を描き上げたんだそうです。
それが、なんと、ジチョル、ハウン、ヒョンビンが死んだあの場所なんです
人物は描かれていません。でも、あの、雪山なんです。
それだけじゃなく、勉強もスポーツも出来、医大にも自ら進んだジョンボムが母は本当に好きです。人々から羨望の的になるから。
車をプレゼントするわ・・・と母が言ったので、ジョンボムは車の代わりに大学の近くで一人暮らしがしたいと言いました。
その瞬間、母の表情が変わりました。
「あなたが家から出て行くのは私に見捨てられた時よ。母さんはあなたが人を殺しても見捨てないわ。でもね、人より能力が劣ってしまったら見捨てるしかない。」
もしかしたら、ジョンボムは母だけは無条件に自分を愛してくれていると思っていたのかもしれません。
義父に嫌味を言われようが、自分を庇い、自分の味方をしてくれたから。
人殺しをしても見捨てないと言われた瞬間は、嬉しかったでしょう。でも、次の瞬間、喜びは一瞬にして消えてしまったんだと思います。
母が自分を好きなのは、人より何もかもが優れているからだと分かったから。その条件下でしか愛してもらえないんだと分かったから。いえ、愛していると言う言葉は当てはまらないかもしれません。ただ、お気に入りだということなのかもしれませんね。
科捜研に運ばれたミイラ。
それに、サビンは話しかけました。それどころか、素手で触れるんです。もう、あたくし、きゃぁ~っです。
流石にそれは・・・ですよね。どんな菌とかウィルスがついてるか分からないのに
ミイラの手に触れた瞬間、サビンの脳裏にあるシーンが浮かびました。
ヒョンビンがハウンの手を握り、プロポーズするシーンです。繋いだ手だけでしたが。
ミイラの手がサビンの手を握ろうとしたように感じ、流石に驚いて手を引きました。ま、気のせいだと思ったようですが。
「私を信じて。必ず身元を明かしてあげる。あなたの花嫁も見つけ出すわ。もし生きていたら、あなたの指輪を渡しに行くわ。」
サビンはそう語り掛けました。
その後、一夜にしてミイラが白骨になりました。
スヒョクは、夢を見ました。
ヒョンビンと呼びながら女性が雪原?砂漠?を歩くものです。ハウンです。
どんな意味があるのか、スヒョクには全く分かりません。
ピョン・ソンフンからスヒョクに電話が入りました。
拘置所にいるんだから、本来は、電話なんて勝手にかけることは出来ない筈。
ピョン・ソンフンに電話を貸した人物がいるのです。
ピョン・ソンフンは、からかうようにスヒョクに言いました。
「俺に協力してくれる記者がいるんだ。あのミイラは30年前のものでしょ?それなのに、俺が殺したと言い張る気ですね。俺が連続殺人犯だと言い張る理由は?俺は一人しか殺してない。酷いことをして脅すから虚偽の自白をしてしまったんだ。検事さんの番号は隣にいるアニキが教えてくれました。この方は住所も知ってますよ。早死にするかもしれませんね。」
腹いせの脅しですな。
隣にいるアニキというのは、ソ・テハと言う人物です。
ピョン・ソンフンは小者ですが、ソ・テハはソンフンを使ってスヒョクを揺さぶろうと考えているように見えます。彼も受刑者なんですけどね。
勿論、スヒョクは受刑者に携帯を与えている経路を調べるよう手配するのを忘れませんでした。
これくらいではビビらないスヒョクです。
一夜にして白骨化してしまったミイラの一件はマスコミにばれまして、記者が科捜研に詰め掛けました。
矢継ぎ早に浴びせられる質問に、ユ法医官は正確な死因は検視後に発表すると言うしかありませんでした。
サビンは白骨を調べ、おおよその所見をまとめました。
身長は約184㎝、体重約75キロ。健康体の20代後半。死亡時期は30~35年前。胸部に逆十字型の刺し傷、腹部に2か所の刺し傷アリ。腹部の傷が死因だと推定される。
胸部の傷は象徴的なので、サインの様な物かもしれない。顔の左半分は鈍器で潰されていて、その衝撃で頭蓋骨も壊れた・・・等々。
「30年前にいったい何があったの?」
と、サビンが語り掛けるのを聞いた瞬間、スヒョクは、また、突然の激しい頭痛に襲われました。左目から頭にかけての痛みのようです。
授業中にこの件について質問を受けたサビンは、科捜研の実習希望者を解剖室に招待すると言いました。
希望したのは、ジョンボムだけでした。
ジョンボムは幼い頃から普通の子とはちょっと違っていました。
祖父が亡くなった時も、涙一つこぼしませんでした。情の欠片も無いと義父は思い、参列者の目にも奇異に映ったようです。
しかし、母はそんな我が子をやはり特別な人間だと思ったようです。天才だから、普通の人と同じ反応はしないんだと。
ジョンボムは正直な気持ちを母に言いました。
「お祖父ちゃんは牧師だった。本当に永遠はあるのか、お祖父ちゃんは復活できるのか、復活したらどんな姿か、気になる。」
これは母の予想の上を行く言葉だったようです。
ジョンボムも「嵐が丘」を持っています。
科捜研にジョンボムとスヒョクの二人が向かっていました。
偶然、信号で隣り合わせに停まった時のこと。
スヒョクはまた左側の頭が痛み出し、ジョンボムは手が震え始めたのです。
そして、科捜研でサビン、ジョンボム、スヒョクの3人が顔を合わせました。
松坂投手が引退しました。
同世代じゃないけど、子供世代よりは近く、子供と一緒に応援した世代・・・ですかね。
プロに入ってからじゃなく、高校時代の投げる姿を生で見ておきたかったと、本気で悔しがった唯一の選手。
最近は、寂しく見ていました。
もういいんじゃないかと、何度も思いましたが、その度に希望を持たせてくれました。
最後の投球、想像以上にグッときました。
110キロ台のスピードが告げられるのを聞いたら、もうねぇ・・・
年を考えたら、人生まだまだこれから。
次のステージで、自由にマイペースに輝いてくれることを期待しています。