まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『オー・マイ・ビーナス』8話まで

2016-06-30 21:48:14 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド 恋の女神号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュウンが会議室に入る直前、ヨンホからもう一通メールが届いていたんです。でも、中から声がかかったため、見ないまま部屋に入ったジュウンでした。

『話がある。連絡してくれ』

と言うメールでした。

やはりヨンホは、ジュウンには話しておきたかったのですね。

ただ、タイミングが悪くて、お互い何も知らないまま顔を合わせる事になってしまったと言うわけです。

 

ジュウンはショックを受けました。・・・と言うよりは、驚きの方が大きかったかも。

そして、ヨンホが又自分を騙していたと受け取ったのです。

「君にプロポーズしたか?初恋の人だと言ったか?」

と、ヨンホ。

「嘘をつくつもりは無かった。言い出せなかった。恋愛もダイエットも続けよう。人生の甘みを知り始めた。」

と、ヨンホ。

「黙っていたのは嘘をついたのと同じ。相手が騙されたと感じれば騙したと同じ。」

ジュウンはそう言いました。

二人とも大人です。だから、よくある感情的になって言い争ったりすることはありません。お互いの気持ち考えをきちんと伝えました。その上で理解し納得するかどうかは、もう少し時間が経たないと無理ですね。

この間、ヨンホはミン秘書室長に10分だけ時間をくれと言っておきましたし、話が途切れたら、ジュウンは仕事の場に戻ろうと冷静に言いました。こういうところが大人な対応で私は好きです。

 

仕事の後、会食が予定されていました。

でも、この日、ジュウンは実家のチキン店が開店する日。必ず行くと伝えたあったので、良い口実となりました。

ジュウンは、実家の手伝いをすることで、少し落ち着く事が出来たようです。

 

ヨンホは、電話にも出ないジュウンの事が気になって仕方がありませんでした。

で、駆け付けたのです、大邱まで。

ただ、家を知らないので、メールして来ました。

「大邱のビーナスなんだから、大邱にいるよな?」

一人になると、ヨンホの事が気になってしょうが無かったジュウン。すぐに駆け付けました。

ヨンホはジュウンに気が付くと、両手を大きく広げて待ちました。そこに、ジュウンが飛び込んだのです

ま~どちらも大柄。ダイナミックでしたわ

「腹の肉も役に立つな。温かい、寒いのは嫌なんだ。」

と言うヨンホ。思わず噴き出してしまいましたよ、あたしゃ。私だったら、ぼっよ~んと跳ねかえりそうな勢いでしたね。

 

ヨンホは、初めてジュウンに幼い頃の話をしました。

大病を患ってて、歩いたり跳ねたりふざけまわった記憶は無い。そんな時、母が死んだ。遺影の前に跪けないので、陰に隠れてた。父は怖かったし、祖母は気の毒だった。俺は幼くて弱くて死と隣合わせだった。金には恵まれても幸せやぬくもりは感じられず家を出て暮らしてた。でも、巡り巡ってこうなった。

ジュウンは出会ってからこれまでのヨンホの言葉に隠された意味を初めて知りました。

「今は大丈夫?」

「完治したって。」

イマイチ信じてない様な表情のジュウン。ヨンホはジュウンの手を自分の胸に当てて言いました。

「この身体なら証明になる?」

その後、ジュウンのぷっくりお腹を触ってみるところが、ヨンホの面白いところです。

 

その夜は、ヨンホはジュウンの家に泊まりました。

手をつないで寝ようとジュウンが言ったのです。このまま帰ったんじゃ居眠り運転しそうだからって。

二人の会話も、「太陽の末裔」でのシジン&モヨンの会話に負けずとも劣らないくらい面白いです。私好み

 

翌朝、ヨンホが家を出ると、ミン秘書室長が待機していました。

カホンってすごい会社なのね。

 

スジンは一人で家にいました。

たくさんのブランド品を買っても、お酒を飲んでも心は満たされません。

ウシクに電話しても、出ません。

こんなに綺麗に変身したのに、どうして何一つ変わらないの?・・・と泣きました。

 

ウシクは、ヒョヌの夫コPDと一緒でした。

コPDは、アメリカでジョン・キムについての耳寄りな情報を仕入れてきていました。

アメリカでジョン・キムが住んでいた家のオーナーが、イ会長だと言うのです。だから、カホンと関係があるのは確かだ・・・とね。

ウシクは、ヨンホがジョン・キムではないかと疑っています。

ジョン・キムのアメリカでのスキャンダルをネタとすると、年配の理事たちはおそらく反発するだろう・・・とチェ・ナムチョルは考えました。

どーしても、ヨンホではなく、自分の甥ヨンジュンを後継者としたいのです、彼は。

 

ジュウンが帰ってきました。

ヨンホだけじゃなく、ジュンソンもジウンもジュウンが居ないとイマイチ元気が出ません。

もうすっかり家族の雰囲気です。

 

甘い雰囲気になるかと思ったら、ヨンホは公私の区別はきちんとしててね。

ジュウンのコーチの時間は、きっちりとこれまでと同様に厳しく指導するんですよ。

 

ヨンホは、本社に顔を出し、父ソンチョルや他の理事たちに挨拶しました。

理事たちは複雑な表情です。ソンチョルは相変わらず息子と言えど、笑顔は見せません。気持ちが読めませんわ。

 

初雪が降った日。家に帰ると、ヨンホの姿がありません。

ジュウンは家中探し、トレーニング室に居るのを発見。

息が乱れてます。右足・・・再発

驚いて駆け寄ろうとしたジュウンに、ヨンホが見た事も無い険しい顔で叫びました。

「来るな

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『オー・マイ・ビーナス』7話まで

2016-06-30 18:02:40 | 韓国ドラマのエトセトラ
Oh My Venus OST (KBS TV Drama)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

 

思いもよらないkissに、ジュウンはヨンホの顔が見られません。

でも、翌朝も、ヨンホの態度はまーったく変わらず。

ジュウンは香水なんぞをつけたりしたのにね。

前に出されたのは、いつもと変わらない体重計だったりして

そして、いつもと何ら変わらないトレーニングの連続です。甘い気分など、一切ありません。

 

事務所に出社したジュウンは、スジンのところに今回の案件の被害者の母親が怒鳴りこんで大騒ぎとなっていました。

事件は、金持ちの娘が、デパートの店員である女性に暴力をふるったというもの。

謝罪の言葉は一切無く、示談として多額のお金と漢方薬なんぞを差し出して済ませようって魂胆なんです。そのムカつく財閥の娘の担当になったのがスジンなんです。

スジンも、その娘にムカついていました。でも、仕事で上客だと言われたら、悔しくても腹が立ってもその意向に沿うしかなかったのです。

収まらない母親の怒りの前に、スジンは無表情で座って何も言いません。謝罪を望む母親ですが、それを飲むわけにはいきません。

ジュウンが割って入りました。

そして、連れ出して宥めたのです。

「示談に応じてください。出来るだけ遅く、出来るだけ高額で。」

交渉が長引けば、嫌々でも謝罪するだろうし、示談金も挙がります・・・と。彼らは変わらないから・・・と。

実はジュウンも、同じような経験をしていたんです。彼女の父親は仕事中の事故で亡くなったようです。

でも、会社は責任はジュウン父にあると主張し、謝罪は無く、少しのお金で手を打とうとしたんです。

 

ヨンホは、亡き母のお参りに行きました。祖母のイ会長も来ていました。

イ会長は、ヨンホの母はいないし、自分はもう残り少ない人生だし・・・と、会社の先行きが不安になるのです。

ヨンホに任せたいのに、なかなかその気になってくれないし・・・。

「希少ガンやリハビリ施設に力を注いで良いの?母さんとハルモニが育てた“カホン”が潰れるかも。」

と、ヨンホは言いました。

ヨンホは決心したのかな?ミン秘書室長に、何かの計画を進めるよう指示しました。

 

ところで、ジュンソンに、チャン・イジンと言う女性が付きまとっています。

彼女、有名なトップモデルで、仕事でジュンソンと知り合ったんだけど、こんなに人気がある自分に全くジュンソンが興味を示さないのが気に入らなかったのですが・・・。

今は、自分の方がジュンソンの大ファンになっちゃった。

ジュンソン、戸惑ってますが、悪い気はしないみたいです。

 

で、ジュウンは、相変わらずずーっとトレーニング続き。

初雪までに5キロ痩せたらキャンプ・・・と言う約束を目標として頑張ってます。

何だか彼女のダイエットトレーニングを見てると、私の腹部が気になって気になって・・・

 

でも、合間合間でヨンホは思わせぶりな態度をとるんですよね。

で、そのたびにジュウンはドキドキしたり、冷静に成れと自分に言い聞かせたり。

中でミカンを腐らせてしまって、すっごい臭いがバッグについちゃったジュウン。家中凄い臭いになってしまって、いい迷惑ってとこ。

そしたら、ヨンホが新しいバッグを買ってきてくれたんです。ジュウンが、初めて勝訴したバッグで、縁起担ぎに使ってると聞いたからですよね?

「これはバッグ。昨日のはキス。」

アメリカ式の挨拶よね?・・・とジュウン。気にして無いわってな態度。

「ああいうキスが?まさか。」

と、ヨンホ。昨日気持ちは伝えた筈だが?・・・なんてね。

全く本気なのか冗談なのか、判断しかねるヨンホのセリフです。大人の余裕って感じ。

ま、とにかく、そのバッグを持って行って、ジュウンは勝訴が5割を超え、上機嫌です。

 

ある日、ジュウンは代表に呼び出されました。副代表のスジンも一緒です。

会議室に入る直前、ヨンホからメールが来ました。帰りが遅くなるからトレーニングをさぼらないように・・・という内容です。

 

仕事の詳細な内容も知らされてなかったみたいですね、ジュウンは。

今日は簡単な顔合わせだけだから・・・とスジンは言いました。

口が堅い人が必要だったから・・・なんてね。

そしたら、相手側が入って来ました。

なんと、ミン秘書室長を先頭としてますよ。

「カホンの秘書室長ミン・ビョンウクです。」

そしてその後ろから現れたのは、ヨンホ

「カホン医療法人の理事長です。」

だって~っ

 

お互い顔を揚げてびっくり

ジュウンはもとより、ヨンホもこの場にジュウンがいるとは予想して無かったみたいです。

凍りついたような瞬間の後、ジュウンはちょっと・・・と部屋を出ました。

 

これまで、冗談のようにヨンホが言っていた言葉が思い出されました。

御曹司、お金持ち・・・等々。

全て本当の事だったんだ・・・とジュウンは思いました。

エレベーターに乗ろうとした時、ヨンホが来ました。

興奮して息も乱れているジュウンに、深呼吸して・・・といつものように指示するヨンホ。

そしてジュウンの首筋に指を当てて脈を見ようとしたのを、ジュウンが払いのけました。

「あなたは本当に別世界の人だったのね。」

 

ありゃぁ~っ

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『ジキルとハイドに恋した私』12話まで

2016-06-30 14:56:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET2(お試しBlu-ray(第11話~第13話)付き)
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソジンの動画に一番初めに気がついたのは、常にソジンの情報をチェックしてきたテジュでした。

でもね、インターネットっていうのは広がり始めたら速いからねぇ。

スンヨンも見ましたし、ク会長も見ました。

それぞれにソジンの思惑をあれこれ考えています。

 

ソジンは、ハナと一緒にソウルに戻りました。

途中、食事をした後、散歩しました。

その時、ソジンがずっと後ろからついて歩くのを、ハナはちょっと居心地悪く感じたんですね。で、何故?・・・と聞きました。

「これがいい。あの時もそうだったじゃないか。」

と、ソジン。

サーカス団の面々と1泊旅行に行った時の話です。ハナが酔った勢いで告白した日。

てっきりロビンだと思っていたのに、ソジンだったなんて・・・ですよね、ハナは。

 

公開捜査をする事に、ク会長の許可が下りました。

テジュは焦り始めました。自分の顔が公開されたのですから。いくら少年のころの写真だと言っても、覚えている人間がいる可能性は高いです。

カン博士は、テジュも治療が必要だと言いました。

ソジンだけじゃなく、テジュも同じ辛い記憶を持っているわけで、ソジンにとってイ・スヒョンが治療薬となるのと同じように。イ・スヒョンであるテジュにとっても、ソジンが治療薬となる筈だと考えたのです。

監禁されている状況だけど、ある意味、テジュはカン博士の治療を受けているのと同じ事なのかもしれません。効果はまだ見られませんが。

 

スンヨンは、ク会長が海外から多重人格の第一人者である医師を呼び寄せようとしている事を知りました。

これで、ソジンがその病だという事に確信をもったスンヨンは、いきなりワンダーランドの経営を任せてほしいとク会長に言いました。

勿論、ソジンの病気を理由に・・・です。

でもね、ク会長は、そんな脅しには屈しない人です。身代金を支払わなかった人ですからね。

やれるもんならやってみろ・・・てな感じになったのですが。

なんと、ソジンがあっさりと代表理事の座をスンヨンに・・・と提案し、すんなり決まりましたよ。

そして、自分は6カ月休職すると言いました。

あんなに意気込んで対決する気満々だったスンヨン。肩すかしをくらったみたいになりました。

でも、理由はどうあれ、自分が代表理事だとガッツポーズです

 

ク会長は、突然のソジンの話に、戸惑い、怒りました。

が、これまでとは違った自信にあふれたソジンの態度を見て、静観する事に決めたようです。

クォン秘書からも、ソジンが変わり始めたと聞いていますしね。

 

ソジンは、5年前のような過ちは二度と起こさない・・・とハナに言いました。

その意味をクォン秘書に聞いたハナ。

実は、5年前にも今と同じ状況が起っていたのです。ソジンとロビンが同時に同じ女性を愛したんだそうで。

やはり双子だと嘘をついていたんだけど、ある日それがばれた・・・。

女性は彼らを怪物扱いして去って行ったのです。

絶望したロビンは、カン博士に存在を消してくれと頼みました。まぁ、自殺・・・ですか。

催眠療法でロビンを消そうとした時、別の人格が現れてしまったのです。それは、残忍で暴力的な、悪の人格を持った“テリー”。

テリーは、カン博士に襲いかかったんだとか。

まぁ、保安チームがいたので、大事には至らなかったらしいですが。

それ以来、ソジンは徹底的に自己管理して、ロビンも現れなかったのです。

「誰も傷つけまいと言う一念で5年の間生きて来たのです。」

と、クォン秘書は言いました。

ソジンは充分苦しんで来たんですね。「キルミーヒールミー」での台詞に、“全ての人格たちの後始末を一人でしてきた”と言うのがありました。その言葉を思い出しましたね。

 

ソジンは、そのような事態になる事だけは避けたいと思っているのです。

でもね、5年前と確実に違う事がある・・・とクォン秘書に言っていました。

ソジン自身です。彼が5年前とは違って来ていますからね。

 

ソジンはテジュのところに行きました。カン博士が居ない今、テジュは相談相手として良いと思っているのでしょうか。

誘拐事件の忘れていた記憶を思い出した・・・と言いました。そして、イ・スヒョンに対して謝らければいけない罪も犯していたと思いだしたと。

そして、それとは別に、スヒョンも忘れてしまった記憶も思いだしたと。

その内容を知りたいテジュ。

でも、ソジンはそれはイ・スヒョン本人に話すべきだと、明かしませんでした。

テジュは、ハナに全てを明かしたことで、ロビンは追い詰められている・・・と言いました。偽物だと言う事を突きつけられた気分だろうからと。

ソジンは決してそのような意味で事実を明かしたわけじゃなかったのです。自分の中にロビンもいると知らしたかっただけなのでうね、ハナに。

「ロビンは壊れやすい人格です。一番痛いところを突かれると、壊れてしまう恐れがあります。」

と、テジュ。

その瞬間、ソジンの頭にはテリーの事が浮かびました。

でも、テジュには話しませんでした。

テジュはそれを察し、ハナから聞き出したのです。

 

ちらっとハナが呟いたのを、見逃さなかったんですね。

ハナも既に催眠がかけられていました。何かのきっかけを与えると、テジュの意のままになるのです。

 

テジュはロビンの中からテリーを呼び出そうと考えました。

ハナの携帯からメールを送り、ロビンを呼び出しました。

そこには、縛られたカン博士。

そして、音を流しました。あらかじめかけていた催眠効果が現れ始めました。

そして、フラッシュバックのように“消滅する”とか“治療法”とか言う単語を見せ、危機感をあおりました。

 

ロビンの表情がうつろになりました。

そして、カン博士に迫り、首に手をかけようとしたその時、

「ロビン

と、博士が。

その瞬間、頭に人を助けて来た記憶が甦りました。テリーは消えました。

 

ハナから電話が入りました。

「すぐ行くわ、待ってて。」

「生きて居たい。消えたくない。」

と、ロビン。

ハナの携帯に、ロビンとカン博士の映像が送られて来ていたんです。それをナ刑事に連絡し、場所を特定したようで。

何故?何故ハナにメッセージが送られて来たの?その意図は

テジュしか考えられないけど、そんなことしたら、居場所が分かっちゃうじゃん。

 

ロビンに戻ったロビンは(・・・ややこしい)、カン博士と共に逃げ出し、丁度到着した警察に保護されました。

ハナは、ロビンに駆けより、抱きしめました。

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『ジキルとハイドに恋した私』11話まで

2016-06-30 10:16:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ Blu-ray SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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ソジンは、意識が戻った時、思い出していました。自分がハナを助けた事を・・・。

それまで何事においても自分優先で、人助けなんて、絶対にしてこなかった自分が・・・です。

確実に自分が変わって来ていると思いました。

だからでしょうかねぇ。ハナが部屋に来て、ロビンに助けられたと思ったのに、人はロビンの姿は無かったと言う、その不思議な経験の理由を聞いた時、見つめる眼差しがそれまでのソジンの冷たいモノでは無いと感じたのは。

これは、ロビン?・・・と一瞬私は思ってしまいましたよ。

ハナを見つめる目には、トゲが無く、温かさを感じましたもん。

 

腕の包帯を見つけたハナが、意味を問うた時、ソジンは言いました。

「俺が起きるまで傍に居て欲しい。誰かと聞いただろう。それが答えだ。寝て起きたらはっきり分かる、俺が誰なのか。」

 

ハナはその言葉に従い、ソジンが寝るまで、そして起きるまで傍にいました。

そして、起きたのは、ロビンだったのです。

「眠りについたのは常務だったのに、起きたらロビンだった・・・。」

ハナは混乱しました。当たり前です。信じられないでしょう。

 

ロビンもこの状況を理解しました。そして決心したのです。

ハナに話し始めました。

「僕たちは別人格だ。多重人格障害と言う病気だ。」

同一人物なの?・・・と聞くハナに、ロビンはきっぱりと言いました。

「いいや、別人だ。性格も感情も職業も記憶も違う。そして君を好きなのは僕だ。君が好きなのも僕だ。」

 

テジュから、ソジンがハナを助ける行動に出た映像を見せられたカン博士は、喜びました。自ら乗り越えようと変わりつつある・・・と。

苦痛を忘れることで回復に向かうと信じているからです。

でも、テジュにはそうは思えませんでした。

辛い記憶と向き合わせてこそ、多重人格という病気を治療できると考えているのです。でも、それは単に自分が経験した辛い記憶と同じ経験をさせたいだけのように私には思えます。治療ではないと。

で、まずは自分を守っているロビンとハナという二つの盾を壊すことから始める・・・とテジュ。

盾の筈の存在が自分を攻撃するモノだと知ったら、ソジンはどうでるか?・・・と。

 

ロビンが眠り、ソジンが現れました。

「見たか?」

と、ソジンはハナに言いました。

生きて行くために病気になり、ロビンが現れた。だが、変わった。俺が助けた、君を。君は俺を守るために来てくれた。俺の中にヤツがいる。俺たちは同一人物だ。

ソジンとロビンは全く正反対の事を言いました。

 

ハナはいっそう混乱しました。

同一人物なのか、別人なのか・・・。

でも、想いのベクトルの向う先がロビンだということだけは、はっきりしていました。

ソジンにそう告げた時、

「じゃぁ、何故後をつけた?」

と、ソジンは聞きました。

「心配だから?同情でもかまわない。愛と同情とは似ているから。俺は好きになり始めた。」

まーなんて言い方。何さまと言う感じですが、全然ムカつかないのは、やっぱりヒョンビンだから

 

今回のソジン監禁事件の捜査は難航していました。

カン博士につながる手掛かりばかりで、イ・スヒョンの実態は一切見えてこないからです。

なにせ、12歳の時に行方不明になってるままなので、現在の顔も指紋も、おそらくDNAも残ってないんじゃないかな?

ソジンは、事情聴取で、カン博士の関与は無いと言い、イ・スヒョンしか犯人はあり得ないと供述しました。

ナ刑事は、公開捜査にするのはどうかと提案しました。

そうなったら、ワンダーグループを巡る一連の事件が公になり、痛手を被るのは目に見えてます。ソジンはすぐにOKと言うわけにはいきませんでした。

 

ソジンは昔の誘拐事件の記憶を取り戻していました。

イ・スヒョンが思い出させたがってる事は勿論、イ・スヒョンが忘れてしまってる・・・もしくは気付いて無かった事までも。

なんと、その誘拐事件は単独犯だと思われてきましたが、実はもう一人共犯がいたとソジンは思っているのです。

誘拐犯が、誰かに電話してるのを聞いたからです。

それを、敢えてアン・ソングンに話しました。勿論、アン・ソングンの記憶にはそんな事はありません。

ソジン、彼に知らせてどーするつもりなんざんしょ。

 

ソジンはテジュに協力を求めました。

自分が多重人格者だと明かし、ロビンと共生してきた事を説明。

なのに、最近自分が丸一日現れなかったと知った・・・。この症状が示す意味は?・・・とね。

言いにくそうにテジュが答えました。

「主人格が消滅する可能性が・・・。」

ソジン、ショックを受けました。

 

この会話を、テジュはカン博士にも聞こえるようにしていました。

カン博士もショックだったようです。

「ロビンが力を持つようになってきたんだ。」

と、テジュは嬉しそうに言いました。いくら善良な人格をつくりだしたとしても、自分の生存がかかっていたら、やはり生きようとする…と言うのです。

「主人格になろうとする。どうです?博士。」

 

ソジンはテジュの言葉が頭の中で廻りました。でも、ひたすら、ハナの言葉を呟いたのです。自分を信じろ・・・と。

そして、決断しました。

公開捜査にする・・・と。

 

ハナの姿が消えました。

時間がほしいと置き手紙を残して。携帯にも出ません。

ソジンは部下に行き先を探らせてますので、落ち着いてますが、ロビンは違います。

ソジンからのメッセージをチェックしました。

「初めて言う。ありがとう。お前が言うとおり、これまでお前は俺を助けてきた。俺が出来ない事をやり、俺を生かして来た。消す事だけを考えて来たが、やっとわかった。お前は俺だ。お前はもうすぐ消える。いや、消えるんじゃなくて、俺の中にこれからもいる。」

ロビン、今さら・・・と言う思いなのかもしれません。

ハナをめぐるライバルと言って良い状況になった今になって・・・ですよね。

その瞬間、ロビンの頭にソジンの記憶が。誘拐されて脱出しようとする記憶が映し出されたのです。

 

ロビンはパニックになったようにハナを探しまわりました。

そして、テジュのところにも。

テジュは、多重人格の事をソジンから聞いたと話しました。

ロビンは、ソジンが何をしようとしているのかが気になり、テジュに聞きました。

テジュは、ソジンが丸一日現れなかった事の意味を問いに来たと話しました。

「主人格が消滅する可能性があります。」

と、テジュは言いました。この間、テジュは密かにロビンに催眠をかけてましたね、あれは。ロビンは意識しないうちに催眠にかけられてしまったようです。いったいどういうモノなのかは不明です。

テジュは追い打ちをかけるように、ソジンは今危機感を抱いている筈・・・と言い、ロビンを不安にさせました。これまでソジンを支えて来たのは本人ではなく、あなたロビンなのでは?・・・と自尊心をくすぐる言い方もしてましたね。二つの人格を対立させるつもりのようです。

ロビンは、ソジンの記憶が自分の頭に甦った・・・と言いました。

テジュは驚いた様子を見せ、一旦は、ソジンにしか話せないと言う態度を取りました。そうすることで、ロビンの焦りが強まる事を計算の上だったように思えます。

そして言ったのです。

「あなたが主人格を占有し始めてるということです。」

・・・と。つまり、ロビンではなく、ソジンが消滅するんだ・・・と。

 

実はテジュは、ロビンが来る前に彼に手紙を出していたんです。

人格を対立させるための火種ですな。

『ク・ソジンがカン博士を探すのは治療法が見つかったからだ。お前はもうすぐ消滅する、ロビン』

読んだロビンは、大きなショックを受けました。ソジンが自分を消そうとしてて、それが間近だったと分かったからです。

ハナに会いたくなりました。

が、まだ居所は分かりません。

 

ハナは一人郊外のペンションに居ました。

留守録の伝言を聞いていました。

その時、テジュからの電話が入ったので、出たのですが、それで居所が分かったのかな?

 

ロビンが突然ハナの前に現れました。

真っ直ぐハナ歩み寄り、kissしました。

「僕が虚像で偽物だと言われた時、君は手を差し伸べてくれた。僕自身が自分を理解できない時、君は何も聞かずに理解してくれた。その時僕は生きていると実感した。」

「僕が虚像で偽物なら、この感情は何?この胸の高鳴りは何?」

と、ハナの手を自分の胸に当てました。

 

しかーし、翌朝車の目が覚めたのはソジンでしたね。

「ロビンが来た?」

と、ハナに聞きました。

そして、俺は帰る・・・と背を向けたのですが、ふと振り返り、ハナに聞きました。

「父親に自分を信じろと言われた後、すぐに恐怖心は消えたか?」

いいえ・・・とハナは答えました。

「しばらくは怖かった。自分自身に言い聞かせながら練習したわ。」

「今の俺がそうかも。22年前に消した記憶と真っ直ぐに向き合う練習をしている。」

 

「君が俺を変えたんだ。戻って来てくれ。待ってる。」

こんな言葉、ソジンの口から出るとは思いもよりませんわな。

ところで、こう言うラスト等のクライマックスシーンに流れるBGMの出だし、「相続者たち」の曲に似てません

 

テジュの携帯にソジンの動画がアップされたという知らせが届きました。

“イ・スヒョン・・・”と、イ・スヒョン自身に語りかける動画でした。

“あの日の話をしよう。俺が消し去った記憶、お前が知らないあの日の真実について・・・”

共犯者のこと

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『太陽の末裔』4話まで

2016-06-29 20:31:15 | 韓国ドラマのエトセトラ
太陽の末裔 OST Vol.2 (KBS TVドラマ)( 韓国盤 )(初回限定特典6点)(韓メディアSHOP限定)
クリエーター情報なし
MUSIC & NEW

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シジンたちに守られながら、モヨンは手術をしました。

流石にこの状況。韓国政府からも問題になる様な事はするなと言われているし、軍の上層部からもそう言う指示がシジンたちに下っています。

敢えてそれに逆らってまでも行う手術ですから、失敗したらどーなるk・・・と考えると、やはりびびりますわな。

医療チームの仲間も尻込みしました。

でも、モヨンは強行したのです。

 

VIPゆえ、カルテも詳細は公表できないとかで、手探り状態での手術となりました。

でも、どーにか無事手術は終わったのです。

その頃になって、大統領の主治医が到着しました。

意識さえ戻れば、手術は成功となるのですが、なかなか意識が戻りません。

 

韓国内では、外交問題に発展しなかった事で安堵していました。

でも、騒動の責任の所在ははっきりさせておかないと・・・となりました。

ユン司令官は、シジンの指揮官の地位をはく奪し、一時拘留するという措置を取りました。

デヨンをはじめとした部下たちは、納得いきません。軍としては、正当な処分なのかもしれませんが、やはり・・・ねぇ。

 

備品庫に拘留となったシジン。

パク中佐がやってきました。シジン一人の責任じゃ済まない場合が考えられるわけで、やはり鬱憤をはらさないと・・・ってとこみたいです。

でもね、将来有望株だったシジンは、この一件でそれらを失う結果となったのです。

「後悔していません。全ての責任は自分にあります。」

と、シジンはきっぱり言いました。

 

モヨンが話を聞いて駆け付けて来ました。シジンに会わせてくれとデヨンに頼みましたが、それは許されない事でした。

その時、パク中佐が出て来ました。

「ユ・シジンの人生を台無しにしておいて。」

と、パク中佐は言いました。

モヨン、ショックでした。あの判断が、シジンの人生を狂わせる事になるとは思ってもみませんでしたから。

 

デヨンもまた、命令通り、帰国することになりました。

「今日、私の上官が下した命令は、いずれも正当なモノでした。そして、いずれの命令も名誉あるモノでした。」

転任の報告に行ったデヨンは、寂しそうなシジンに言いました。上官として、嬉しい言葉だったでしょう。

去り際に、デヨンはモヨンの為に、配慮しました。10分だけシジンと話せるよう取り計らったのです。

 

拘留されている備品庫の壁を挟んで、話しました。

ごめんなさい、患者がまだ目覚めてないの・・・とモヨン。

「あの男この男・・・と心配する男が多すぎるんじゃありませんか?そんな八方美人は止めて、今から私の事だけを心配してください。」きゃぁ~っ

「さっき見て、カン先生の話が本当だと分かったんです。手術室ではセクシーだと言う話。」

冗談っぽく話すシジンに対して、モヨンは泣きながら聞きました。

別の判断も出来たんじゃないの?・・・と。

「言ったでしょ。美人老人子供は守られるべきだって。それが俺のルールです。」

「今日はとても勇敢でしたね。」

モヨンは我慢できずに泣きました。

何か必要なモノがあったら・・・と言うモヨンに、爆弾を要求するシジン。

「今は大丈夫だけど、突然扉を爆破して外に出たくなるかもしれません。誰かさんのせいで。」

あ~もうなんて洒落た台詞なんでしょう。

必要かと思って・・・と隙間から差し入れたのは、蚊取り線香。

有難う、丁度必要だと思ってたとシジンは言うのですが、その倉庫には蚊取り線香が山積み。これまた粋な台詞です。

 

大統領の意識が戻りました。

ほっとする面々です。

 

デヨンが空港に到着した時、偶然ミョンジュも到着。

デヨンの姿を見て、ミョンジュは全てを察しました。ショックでした。

「また逃げるのですか?」

と、ミョンジュ。デヨンはシジンに、逃げるのは意思ではなく、命令だ・・・と言っていました。

だから、この時も、敬礼して報告しました。命令を受け、帰国します・・・と。

ミョンジュは思わずデヨンの頬を殴ってしまいました。

「戦略的退避だと言いなさい。待ってろと言いなさい。何としても戻ると言いなさい。」

胸を殴りながら泣くミョンジュ。でも、デヨンは起立した姿勢を崩す事はありませんでした。

デヨンが行こうとした時、ミョンジュがその手を取りました。そしたら、デヨンはその手を引き寄せ、ミョンジュを抱きしめたのです。

なおさら切ないですわ。

 

シジンの拘留処分が解かれました。

大統領の手術等、今回の一連の事件は、無かったモノとして処理されたのです。

モヨンはやっとシジンに対して素直になれました。

シジンも、TVに出る医者も必要だと言った事を謝りました。

 

大統領がシジンとモヨンを呼び、感謝の意を伝えました。

そして感謝のしるしに・・・と特別なカードをプレゼントしてくれたのです。アラブの地域ならどこでも何でも出来るんだとか。

そしたらモヨン、図々しくも、二人いるんだから、2枚・・・と言いましたよ。

呆れるシジンでした。

でもね、シジン、本当に使えるかどうか・・・なんて言って、すぐに高級車をそのカードで買ったの?借りたの?

もっと他に使い道があるでしょうに・・・とモヨンは少々お怒り。

 

シジンはあっけらかんとモヨンへの愛情を示します。

口調はさらっとしてて冗談っぽいんだけど、眼差しは真っ直ぐで逸らす事はありません。

それが良いんですよね。

 

また、二人で居る時連絡が入り、シジンは行かなくてはいけなくなりました。

モヨンが一緒に行ってはいけないところなのかと聞きました。

「いけないところではないけど、行ったら私が不利になるからです。」

行き先は葬儀の場でした。

シジンが一緒に訓練した仲間がおそらく活動中に亡くなったのでしょう。自分の仕事では、死が間近にあることを、モヨンに感じさせたくなかったのでしょうね。

その葬儀の様子を少し離れたところから見詰めている男がいました。あれは、死の商人と言う集団の一人ですよね。そして何とその男も、シジンと共に訓練した仲間だったのです。

 

ある日、シジンの姿が見えないのを疑問に思ったモヨンが隊員に聞くと、懲戒審問にかけられていると言うじゃありませんか。

処分はまだ終わってなかったのです。

減俸と昇進見送りと言う処分のようですね。

モヨンはやはり黙ってはいられませんでした。いくら軍法は特別だとはいえ、自分の所為なのに、全責任をシジンが負うなんて我慢できなかったのです。

でもね、やはり世界が違いました。

シジンは、モヨン必死の形相で行くのを見て、駆け付けました。

そして、モヨンを外に引っ張り出したのです。

 

自分ために一人の人生が・・・とモヨンが言うのを遮ってシジンは言いました。

「あなたの為じゃありません。女性一人のためにそうしたと?」

「大小にかかわらず私の決断は、同志の名誉、栄光、義務を含んでいるのです。あの状況でも同じです。全てを考慮した決断で、その決断に後悔はありません。ただ、そうだとしても、私が軍法を破ったと言う事実は変わりません。」

軍の問題は軍が引き受けます。カン先生は放っておいてください・・・と。

「私の心配は余計なことでしたね。」

モヨンはそう言って一人で車を出しました。シジンは置いてきぼりです。

 

宿舎に戻ったモヨンが水を飲みに行くと、そこにはシジンが一人でいました。

デヨンが密かにワインを置いて行ってくれていたのです。それを飲もうと思ったのでしょうかね。

一人に成りたいのかと思ったモヨンは行こうとしました。でも、シジンが引き留めました。

「一緒に居たいです。」

モヨンは、ワインをラッパ飲み。

苦笑するシジンです。

 

この時は、二人とも素直に謝る事が出来ました。気持ちがいっそう近づいて、お互いへの理解が深まって来ているせいかもね。

 

映画は見ましたか?・・・とシジンが聞きました。

「いいえ。誰かさんと一緒に見ようと思っていた映画だったので。」

それに思ったの・・・と続けました。

「今度男性と映画を見る時は面白い映画は避けようと。その映画が100万人を超えるまで記者が毎日新しい記事を書くのに、その映画は私にユ・シジンを思い出させるんです。」

シジンの表情にいっそう強い想いが現れました。想いが募る眼差しです。

飲みたそうね・・・とワインのボトルを差し出したモヨン。

「方法はある。」

と、シジン。

そして、kissしたのです。

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『太陽の末裔』3話まで

2016-06-29 18:25:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

                

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シジンはモヨンがいるのを分かっていました。でも、一切の動揺は見せず、淡々と任務を果たしました。

飛ばされたモヨンのスカーフを拾って手渡す時にも、何も言いませんでした。

でも、あのサングラスは目の動きを見られないためだったのかもしれません。心の動揺が現れているかもしれないから。

モヨンは、シジンから目が離せません。

 

軍隊に警護されながらの慣れない外国での医療ボランティア。

習慣や生活における注意事項等、様々な規制がありましたし、韓国内での生活とは全くの別物でした。

モヨンは、全く無関係の人間のような態度を取るシジンに、少々不機嫌になってます。

でもね、シジンはモヨンをちゃんと見ていたのです。

モヨンに気付かれないように。

これがねぇ、何とも切ないと言うか・・・。軍服を着ているというだけで、切なさ倍増ですよ。

 

デヨンにミョンジュから荷物が届きました。

部下たちへの荷物が詰まっていました。そして、デヨンには手紙。

ミョンジュ、デヨンの赴任地ウルクに向かっていたのです。つまり、贈り物は自分自身ってこと。

これは、父であるユン司令官の意向に逆らったモノでした。

ユン司令官はシジンを婿にと考えていました。が、ミョンジュにその気はありません。勿論、シジンにも。

ミョンジュのこの大胆な行動は、デヨンに困難を与える事になると分かっていました。それでも会いたかったのです。

これまた健気と言うか、一途と言うか・・・。そして、想いを封印したデヨンの表情もねぇ、良いのよ、これが

現に、デヨンはすぐさま韓国に帰国するよう命令が下りましたよ。ミョンジュとは入れ違いになりそうです。

 

シジンに無視され続けているモヨンは、やはり不愉快なんですよね。

そして、無視しているシジンも、限界に来ていたのかしら。やはり狭い駐屯地の中ですから、しょっちゅう顔を合わせることとなります。次第に言葉を交わす事も増え、ある時、地雷を踏んだ踏まないの一件があったことで、無視は終わりました。

ただ、シジンが軽く言った冗談に、モヨンが過剰に反応したのは、想いがあるゆえの複雑な心境に思えました。

 

ある日、交通事故が近くで起り、それによって国連を名乗った怪しい集団が逮捕されると言う事態が起りました。

非日常の事がここでは起こると言うのが分かります。

ただ、この集団、後々何やら関わって来そうな雰囲気です。武器の密輸をしていたり、偽札を作っていたりしてて『死の商人』と呼ばれているとか。引き渡した警察も彼らの息がかかってて、取り締まっても意味が無さそうです。

シジンの上司であるパク中佐は、関わり合うなと言いました。

このパク中佐は、なかなかの俗人で、あと少しで帰国できるし、そうしたら昇進するのは分かってるので、今ここで問題を起こしたくないのです。シジンも、彼と同じく帰国が近いようです。

 

モヨンは、wi-fiを使いたいとデヨンに申し出ました。が、軍のwi-fiは民間人は利用禁止だとか。

で、デヨンは粋な計らいをしました。

本部に行くと言うシジンに、街中まで送って貰えば、インターネットカフェがある・・・と。

 

車の中の二人の会話が面白くてね。

シジンは、医療チームの話から、モヨンが理事長を振った所為でここに飛ばされたってことを聞いていたんです。

「そんな男と出会わせるために諦めたわけじゃないのに。」

なんて言うんですよ。

 

デヨンに正式な異動命令が届きました。

デヨンだけでなく、シジンも悶々としました。これが上官からの命令ではなく、父親からの不公平な命令だと分かっているからです。

街からの帰り道、シジンはモヨンにミョンジュとデヨンの話をしました。

ミョンジュの方が上官なんです。そして、彼女の父親ユン司令官は娘の将来の為に・・・とデヨンの方から身を引くよう言ったのです。軍人として、デヨンはそれに従いました。

だから、軍内では、デヨンがミョンジュを振ったことになっているのです。

 

シジンは、往路でモヨンが目に留めていた“難破海岸”にモヨンを連れて行きました。

遠いって言ってたのに・・・とモヨン。

「長く一緒に居たいから。」

と、さらっと言うシジン。

こう言うシジンの愛情の示し方がたまりませんねぇわくわくします

ミョンジュとデヨンのエピソードで釣るところが面白いです。モヨンもねぇ、そう言う話しを聞きたがるところがリアルな女性で良いですねぇ。

 

“難破海岸”・・・小さな砂浜の入江になってるところに古びて錆ついた難破船がありました。

タイトルや予告編で出てくるあの場所です。

綺麗だ・・・と感動するモヨン。

「じゃぁ、又来よう。」

そう言って、シジンは砂浜から石を一つ拾いました。

「ウルクの人たちはこの海岸の小石を手にしたら又ここに戻って来られると信じてるんだ。」

さぁ・・・とモヨンに小石を手渡しました。

作り話でしょ?・・・と言うモヨン。だったらここには小石が無い筈・・・ってね。

「戻ってきた人が置いて行ったんでしょう。」

と、シジン。

 

「この船、どうしてここにあるの?」

「魔法をかけられて。美しく成れと魔法をかけられてこうなったんです。」

「魔法をかけたことが?」

「勿論・・・分かってるでしょ?」

一定の距離をとって見つめ合う二人。

 

「そう言えば、まだ答えを聞いてないですね。お元気でしたか?」

再会した時のシジンのセリフでした。

「今もセクシーですか?手術室で。」

最初に出会った時の、モヨンのセリフです。

「誤解してるようですが、私はここに良心からボランティアに来たわけじゃありません。権力のある人に逆らったんです。だから私をここに飛ばした。それでもう手術はしてないんです。帰国したら忙しいんです。」

切ない会話ですねぇ。

 

現地人の子供が担ぎ込まれました。鉛中毒だと判断したのはシジン。

生活習慣等を熟知してるゆえの判断でした。

「助けて下さってありがとうございます。でも今後医療チームの事は医療チームで・・・。」

とモヨンが釘さすように言いかけたのを、シジンが遮って言いました。

「感謝するなら感謝するだけでいいんです。」

医者として、モヨンが以前のモヨンとは違ってるように見える・・・とシジンは言いました。命には尊厳があって、医療に携わるモノとするとそれ以上の価値観は無いとモヨンは言ったのに・・・ですね。

医者の全てがシュバイツアーの様な人間ではない・・・とモヨン。

「でしょうね。TVに出る医者も必要でしょう。」

ぐっと言葉に詰まってしまったモヨンでした。

 

シジンも、言い過ぎたと思ったかもしれません。想いが行き違う二人ですね。

 

その時、緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響きました。

VIP患者が搬送されてくると言うのです。中東地域の大統領でした。とにかく中東地域の和平を為すために影響力を持つ人物だとか。だから、反対派にとっては暗殺の標的となっているのです。

診察中に、突然血圧が低下し、緊急手術が必要になりあmした。

でも、大統領側近は、主治医にしか手術は任せられないと拒否。

銃を構える始末です。

でも、モヨンは主治医を待っていては患者は死ぬ・・・と判断。

 

シジンたちには、軍の上層部からの指令が来ていました。

相手の要求どおりにしろという内容です。万が一患者が亡くなったら、手術しなかった医者の個人的過失として責任が問え、軍は責任を逃れる事ができると。

「軍は一切介入しない。これは命令だ。」

シジンは、モヨンに聞きました。

患者を救えますか?・・・と。

迷った挙句にモヨンは答えました、救えます・・・と。

それを聞いて、シジンは通信を切りました。

「じゃぁ、救って。」

そう言うと、相手に向かって銃を構えました。相手も勿論銃を構えてます。シジンたちは、モヨンたち医療チームの楯となろうとしてます。

一触即発・・・です。

 

カッコ良いわ、シジンをはじめとした隊員たちが。

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『ジキルとハイドに恋した私』10話まで

2016-06-29 14:51:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET1(お試しBlu-ray(第1話~第3話)付き)
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レビュー一覧は、こちらから。

 

ロビンは、非通知の電話の指示に従い、お化け屋敷に入って行きました。

それを見たハナが不審に思ったのは、以前、クォン秘書から聞いていたからでした。お化け屋敷で誘拐された・・・と。だから、それ以降、近づく事もしない・・・と。

で、クォン秘書に連絡をしました。

 

クォン秘書は、ク会長と会っていました。

会長が、すぐにでもロビンをアメリカに行かせろと言うのを、止めていたのです。必ずソジンは戻ってくるからと。

そして、親ならば苦しむ子供の傍についていてやってほしいと。

ク会長も、その言葉を遮る事なくちゃんと受け止めていました。

 

そんな時、ロビンから電話が入りました。何も喋らなかったので、悪戯かと思った瞬間、ロビンがイ・スヒョンの名を口にするのを聞いたのです。

ロビン、ポケットに入れていた自分の携帯からクォン秘書に電話したんです。

その直後にハナから連絡が入り、一大事って事が判明。

すぐさま、ロビンの後を追う事に。

 

ロビンは指示通りお化け屋敷に入りましたが、すぐにそこを抜け、外に停めてあった車に乗り込みました。

ハナはタクシーでその後を追跡。

クォン秘書たち、そして連絡を受けたナ刑事たちも追いました。

 

行き先は、誘拐され監禁された倉庫でした。

 

テジュは、同じシーンを作り上げ、そこでソジンに自分と同じ体験をさせようとしたんですね。

テジュ・・・いえ、イ・スヒョンは、当時、逃げ遅れたのではなく、先に窓の外に出たソジンが、犯人が来るのを見て、一人逃げようと思い、引っ張り上げようとつないでいたスヒョンの手を無理やりに引き離したのです。

スヒョンは転がり落ちました。

手を離さないでと叫ぶスヒョン。なのにソジンは、無理やりに手を離させようとスヒョンの手を拳で叩きました。

そりゃぁ、恨みに思うのも無理はないかも。

当然、その記憶は、ソジンに強い自責の念として残り、ロビンが生まれたのです。

 

倉庫に入って行ったロビンを、後ろからテジュが襲い、格闘の挙句、ロビンは麻酔薬を嗅がされ、気を失ってしまいました。

で、気がついたら、ソジンに戻っていたのです。

一瞬、自分がどこに居るのか、何故居るのかが理解できなかったソジン。

傍に置かれた携帯から聞こえる声で、イ・スヒョンだと分かりました。

当時の事を思い出せと言われても、ソジンは全てを忘れてしまっていたのです。詳細は忘れてしまっていましたが、自責の念だけは深く彼の心に刻まれていたようです。

パニックになりました。

縛られているロープをほどこうとしましたが、無理です。息も絶え絶えのような状況になった時、ハナが入って来たのです。

 

テジュはハナが後をつけて来た事を知っていました。監視カメラをあちらこちらに仕掛けていたんです。

意図せずに、舞台は整ったとテジュは思いました。

ハナを当時の自分の代わりにしたのです。

鍵をかけて閉じ込めました。そして、ガスを送り込んだのです。有害ではありましたが、死に至る様な毒性は無いガスだったみたいです。

逃げようとしましたが、ガスを吸い込み、二人は動けなくなってしまいました。

ソジンは、何か無いかと探して、見つけたのです、ガスマスクを。

でも、一つだけでした。

 

テジュは、それをソジンは自分の為に使うと予想していました。

確かに、一瞬ソジンの頭にもその考えが浮かびました。

でもね、咳き込んで倒れそうなハナを見た時、これまでハナが自分の為にしてくれた様々な事を思い出したのです。

自分は最初、カン博士を襲った犯人から逃げるためにハナをエレベーターから押し出しました。なのに、ハナはいろんな場面で助けてくれた・・・。

迷いませんでした。

ハナにガスマスクをつけたのです。そして抱きしめました。

テジュ、信じられない思いでその様子を見ていました。

 

ハナにマスクをつけたことで、自分は意識を失ってしまったソジン。

気を失う直前、ロビンの言葉が過ぎりました。“助けて”と言えば良い・・・という。

「助けて、ロビン・・・。」

この言葉を、ハナはおぼろげな意識の中で聞いていました。

そしたら、次に目覚めた時、ロビンになっていたんです。めまぐるしく入れ替わるねぇ・・・

ロビンは、窓ガラスを肘で割って空気を入れました。

「ハナさん、大丈夫?」

その声はロビンでした。

「ロビン?」

と、ハナは不思議そうに呼びました。

テジュはそれを聞いていました。確信できました、ソジンがロビンでもあると・・・。

 

クォン秘書やナ刑事たちがようやく到着し、ロビンとハナは助け出されました。

勿論、テジュは一足先に逃げていませんでした。

 

テジュ、意図してカン博士を襲ったわけじゃありませんでした。

正体がイ・スヒョンだとばれたことで動揺し、又、ソジンと共に治療を受けるべきだと言われた事でいっそう混乱したのです。

で、自分の気持ちを簡単に“理解できる”等と言ったカン博士の言葉に逆上したんですね。

ソジンからの電話に出ようとしたカン博士ともみ合って、博士がガラステーブルの上に転んだため、怪我をしてしまったのです。

 

自宅に戻ったテジュは、カン博士に報告しました。

ソジンの多重人格についての確証は得られたが、ソジンがハナを見捨てて逃げるだろうと言う思惑は外れた・・・と。

ここで意外な事を言いだしました。

なんと、テジュはハナに惹かれ始めていたと言うのです。

ハナの献身的な態度や純粋な優しさ、善良さ・・・。他人の為に辛い催眠療法を何度も受けにくるなんて・・・と。

カン博士は、テジュを諭すように言いました。

「仕方無かった、あの日の出来事は仕方無かった。人は誰でもそのような瞬間に直面する。やり過ごすのよ。自責の念や恨みを捨てれば心が健康になる。仕方ないと認めるべきよ。二人とも幼くて非力だった。ソジンと対面して、まだ間に合うわ。」

涙が一筋テジュの頬を伝いました。

 

気持ちが変わったかと思ったんだけど、そう簡単じゃありませんでした。

「今日の事は失敗じゃ無く、チャンスです。」

「ソジンが不幸で拍子抜けしていたけど、幸せを見つけたようです。守りたい存在が出来た。自責の念や恨みを持たず、疑う事を知らない心が健康な人。」

え~っ ハナが標的になりそう。

 

ハナは気がついて事件の事をつらつら思い出していました。

見舞いに来たテジュが聞きました。危険なのにどうして行ったのか?・・・と。

最初は変だと思って、それから心配になって、そして、守ってあげたくなりました・・・と、ハナ。

「でも、私が守ってあげる筈が反対に守ってくれました。」

その瞬間思い出したのです。確かにそこにロビンが居た・・・と。

誰に聞いても、現場には二人だけ、ソジンとハナしかいなかったと言うのに。

 

ハナはソジンの部屋に行きました。

ソジンも少し前に意識を取り戻していました。

昨日はどういう事ですか?・・・とハナ。

「マスクを被せてくれたのは、常務でした。なのに、突然ロビンが現れて・・・。窓を割って、私を抱きしめた。でも、ロビンはいなかったそうです。ロビンはいたのですか?」

ソジンは何も答えず、ハナを見つめました。

ハナは、ソジン腕の包帯を見ました。ロビンが窓ガラスを割った時、怪我した右手です。

「誰なの?あなたは誰?」

あいやぁ~っとうとうばれちゃう

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『ジキルとハイドに恋した私』9話まで

2016-06-29 10:24:59 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全年鑑2016 (COSMIC MOOK)
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レビュー一覧は、こちらから。

 

テジュ、知らなかったのねぇ、ソジンが多重人格者だという事を。まぁ、患者の秘密をいくら弟子だからと言って話したりはしませんわな、カン博士も。

ハナから、ソジンの双子の兄だと聞かされましたが、そんな事、聞いた事ありません。

ただ、屋上でハナの首を絞めている時、助けに来たのがロビンではないかと思いました。

でも、流石精神科のプロです、すぐに多重人格者では?・・・と気付いたみたい。まぁ100%の確信ではありませんが。

 

テジュの治療を受けるハナを見て、ロビンはおろおろ・・・

死ぬような目に遭ったハナが、その瞬間に立ち戻って犯人の顔を思いだそうとしてるわけですからね、物凄く苦しむわけです。

見ていられません。

それに、なんだかテジュに不審なモノを感じたようですね。

二人っきりでの治療に少々嫉妬したってこともありますが。

 

ハナが帰った直後に、スンヨンも話を聞きに来ました。ニアミスでしたよ、ロビンと会わなくて良かったです。

スンヨンは、ソジンを多重人格者だと疑っていました。メンタル・ハッキングについて知りたい・・・という事でしたが。

専門家の話を聞きにきたわけですが、テジュにとってもラッキー。ロビンの存在を問いただしたかったからね。

一応、メンタル・ハッキングについての説明をし、さりげなく真実のみを話すように催眠をかけました。

ソジンは双子?・・・。No・・・。

テジュは自分の仮説を確認するだけだと思いました。

 

ハナは、昔自分が1年もの間見守っていた自殺しそうな少年がロビンではなく、ソジンだったと知りました。

ロビンが言ったのです。そして、ハナを助けたのは、自分だ・・・と。

暗く絶望的だったソジンの心境が、今、ハナにも分かる様な気がしました。誘拐事件なんぞの後でしたからね。

 

ハナは、ソジンに言いました。

カン博士じゃない。あの日倒れているのを、自分は確かに見た・・・と。

 

ソジンは、国内ではカン博士しかメンタル・ハッキングについて研究している人物はいないという話しを聞き、博士の論文や資料を集めました。

何かヒントがあるかもしれないと思ったのでしょう。

必死に資料を見るソジンを、ハナは痛々しげに見つめました。

本の紙で手を切ったのもそのままに、調べを続けるソジン。ハナは絆創膏を持って行き、貼ってあげました。

「カン博士は10年もの間主治医だったのに、何故信じないの?」

と、ハナは聞きました。信じたいんでしょ?・・・と。

「実の父親ですら俺を見捨てた誰を信じろと?カン博士?信じて無い。俺は誰も信じない。」

怒ったように言うソジン。

ハナは、昔、橋でソジンを見続けていた事を打ち明けました。ソジン、この話は知らなかったよね?

同じ時、ハナもまた綱渡りで失敗して、出来なくなっていたそうで。その時、亡き父が話してくれたそうです。

「私は綱が怖いから出来ないと思ってたけど、父は自分自身を恐れているからだと言った。自分を信じろ、そしたら、怖いモノはなくなる・・・とも言われた。」

「誰も信じられないなら自分自身を信じるのよ。一度自分を信じてみて。」

ソジンはいろんな人の言葉が頭の中を駆け巡りました。混乱しました。

 

そして、夜、ロビンになり、翌朝目覚めたのですが・・・。

なんと、ロビンのままだったーっ

ソジンが消えてしまったーっ

 

運悪く、その日は定例の理事会が開催される予定でした。

スンヨンや彼の母親、理事たちなんぞが出席するもので、現在ワンダーランド周辺で起ってる様々な事件、ソジンの精神病の疑い等々について質問される事は容易に想像できました。

クォン秘書は、対策を・・・と言っていたのですが、ソジンは自分が上手くやると言ってそのままになっていたのです。

少々遅刻してソジンを迎えに来たクォン秘書。

そこに、ロビンから電話が。ソジンに変わって無いというじゃありませんか。

驚き大慌てで駆け付けたけど、どーしようもありません。

共生しようと言いだした手前、ロビンはソジンを助けるしかないと思いました。で、必死にソジンに成りきろうとしたんです。

 

理事たちの顔と名前を覚え、報告内容についてはクォン秘書が整えた原稿を読む事にし、想定外の質問には、ク会長かクォン秘書が対応するってことで、駆け付けました。

声の出し方、目つきなんぞを似せようと練習する様子は笑えましたね。クォン秘書が良い味出してます。

 

いつもより随分当たりが柔らかな“ソジン”に、皆が戸惑いました。

報告や質問の回答なんぞも、どーにか乗り切りました。

でも、ク会長は流石に察してました。彼がソジンではなく、ロビンだと。

 

ク会長は、ソジンを見限ったと激怒。

ロビンを入院させるなり、何なりしろとクォン秘書に言いました。

でも、ロビンは冷静に言いました、そんな事をしても無駄だと。

「ソジンは自分の意思で逃げ出したのです。ソジンは僕の後ろに隠れたのです。僕に任せてください。」

でも、ク会長はロビンを信じていません。これがロビンにとっては成り変わるチャンスだと思ってるに違いないと言いました。

「ならここには来て無い。好き勝手にしていた筈。会長の言うとおり、僕にとってはチャンスなのに・・・。」

その言葉で、ク会長は静観する事に決めたようです。

 

ソジンが逃げ出した理由を知りたい・・・とロビンは言いました。

それが、ロビンが生まれた理由だから・・・と。

 

ワンダーランドで、ロビンはハナを見かけまして、後をそっと付けました。勿論、ソジンの姿のままです。

だから、それを見たウジョンは、ソジンがハナを好きなんだと誤解。・・・いや、誤解じゃないけど。

こりゃ、ロビンとハナとを切り離すチャンスだと考え、ソジンの恋を応援することにしたようです。

で、ハナにソジンが待ってると嘘を言ったのですが・・・。

 

ハナが出て来た時、ロビンは非通知の電話を受けていました。

テジュからです。ロビンは気付いてませんが。

「言うとおりにしないと、カン博士の命は無い。」

お化け屋敷に誘導しました。

「入れ。イ・スヒョンだ。会おう。」

その様子を見ていたハナ、お化け屋敷に入って行く“ソジン”に不審なモノを感じました。

 

重箱の隅を突く指摘ですが。この時、右手はポケットにいれたままにしろ・・・と言ってたのに、ポケットに入れてるシーンと出してるシーンが交互に編集されてましたよ 韓国ドラマでは、よくありますよね、シーンがつながらないのって。右手に持ってた筈のバッグを次の瞬間左手に持ってて、又次の瞬間は右手に戻ってる・・・なんてこと。ま、御愛嬌です

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『ジキルとハイドに恋した私』8話まで

2016-06-29 09:16:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全年鑑2016 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
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これまでソジンの秘書の役名を、クァク秘書としてましたが、これからはクォン秘書とします。あるサイトでは“クァク”となっていたので、それを使っていましたが、日本語訳で“クォン”となっているので、そちらに改めます

 

縋りつくようにハナを抱きしめていたソジン。

ふと我に帰って、ハナを押しのけるようにして離れました。

 

ソジンはイ・スヒョンが死んでいると思っていたのでしょうか。

自分だけが逃げ出した経緯が、彼の大きな傷となっているようです。必死になって、冷静になろうとしました。

クォン秘書から連絡を受けたク会長夫妻も、衝撃を受けていました。そして、息子ソジンを心配していました。やはり親ですよね。

こんなに皆がショックを受けるような事が、誘拐事件には隠されているのですね。

 

アン・ソングンが、自分はイ・スヒョンだと供述したことで、昔の誘拐事件についての調査が始まりました。

当事者であるソジンは、真っ先に尋問を受けました。それがアン・ソングンの犯行動機だと思われるからです。

身代金を支払わないと言ったク会長の代わりに、運転手だったスヒョンの父がお金を盗み出し、犯人の元に行く途中、交通事故で亡くなったと言うのが、アン・ソングンの供述だったようで。

でも、ソジンは、警察の忠告を無視したスヒョンの父が奔走した挙句に交通事故を起こしたとク会長から聞かされていたようです。

「脱出の経緯は?」

突然、テジュが口を挟みました。

「どう逃げたか覚えていません。」

ソジンは顔色一つ変えずに答えました。

ソジンに恨みがあるのなら、何故カン博士を拉致したのか?・・・とナ刑事に問われたソジン。

「私に必要なモノをカン博士が持っています。それを知っていたのでしょう。」

上手い言い方ですね。

 

家に戻った時、クォン秘書が今夜はここに泊まろうかと・・・と、言い出しました。ソジンが心配だったのです。

でも、ソジンにあっさりと拒絶され、すごすごと帰る事になったのですが、ハナがちょうど帰宅してきたので、後を任せることにしました。

 

ハナが、ソジンの様子を見に行ったら、なんとソジン高熱を出して唸っていました。

ハナは慌てて薬等を探し出し、手当てしようとするんですが、ソジンは煩わしそうな表情です。

でもね、ハナの優しさは伝わっているのです。そして、それに甘えたい気持ちも湧いていたんだと思います。

振り返ってみると、ハナのお陰で笑顔を見せる事が多くなって来ました。

しかし、カン博士が見つからない以上、治療も難しく、完治も望めません。

幸せになりたいと、自分の人生を取り戻せると思ったことは、全て無意味になってしまうのです。そう思った時、ハナを自分から遠ざけようと考えたのです。

 

ハナにこの家から出て行くよう言いました。

「君の所為でロビンが現れて、俺は希望を抱いた。でも結局、元のままだ。だから手を差し伸べるな。希望も与えるな。君さえいなければ俺は一人で耐えた。なのに、何故見に来た?」

「心配だったからよ

「心配?何さまのつもりだ。同情はいらない。今日の事は忘れろ。君の事は何とも思って無い。存在自体が迷惑だ。」

あまりにも酷い言い様に、流石のハナも悔しさや怒りがこみ上げて来て涙がこぼれました。

 

でもね、ソジンも本当はハナを追い出したくは無かったのです。

出て行ったドアのノブを思わず取って開けようとしましたが、思いとどまりました。

 

警察署にスンヨンがやってきました。

スヒョンに会いたいと言うのです。あまりにしつこいので、ナ刑事も会わせたのですが、スンヨン、お手柄です。

アン・ソングンは、イ・スヒョンではない事に気付いたのです。幼い頃負った火傷の傷跡が無い事に気付いたのです。

ま~得意げなこと

 

事はこれでいっそう混乱して来ました。

調べてみると、やはりアン・ソングンはアン・ソングンであって、決してイ・スヒョンの経歴とは重ならないと分かったのです。

なのに、まだ彼は自分はイ・スヒョンだと言い張っていました。嘘発見器にかけても、全然嘘は発見されなかったようで。

 

アン・ソングンは、イ・スヒョンを知ってるのか、或いは、イ・スヒョンを知ってる人を知ってるのか・・・。

捜査陣は混乱しました。勿論、ソジンたちも。

 

ハナは、ロビンに、ソジンから言われた言葉の意味を問いました。

まるでロビンと私が人生をぶち壊したかのような言い方だった、どういう意味?・・・と。

ロビンの説明はこうでした。

ク会長を恨む事は、無駄だと分かってて、だから傍に居る自分、ロビンを恨むんだ・・・と。そして、ハナの所為でロビンが出て行かないから、ハナも恨んでる・・・。

意味が分かりませんわ。

「そんなにソジンが気になる?」

と、ロビンは聞きました。

気になる・・・とハナ。ロビンの弟だもの、仲良くしてほしいから・・・とね。

 

翌朝ソジンが目覚めたら、ロビンからのメモが。

“モニターを確認して”

モニターの前には、焼酎とつまみが置かれていました。お酒を飲みながら話がしたかったのです。ずっと話したかった事を。

「カン博士は、お前の自責の念や後悔、自己嫌悪の感情か僕が生まれたと言った。」

でも、それは間違いだとロビンは言いました。

「僕が生まれた理由、それはただ一つ。お前が生きようとしたから。生き延びようとして僕が必要としただけなんだ。だからソジン、共生していこう。お前あっての僕だと認めるしかない。お前も認めるのは嫌だろうけど、僕がいるから生きられるんだ。僕はお前がなりたい人間だ。お前を助けるから“助けて”と、そう言えば良い。」

 

アン・ソングンがイ・スヒョンではないという知らせを受けたソジンは、面会に行きました。

アン・ソングンは、イ・スヒョンじゃ無いと知らない様な事をソジンにいます。とても別人とは思えません。

でも、別人なんです。

混乱するソジン。

 

テジュが一つの可能性を示唆しました。

“メンタル・ハッキング”

まぁ、字の通りでしょうね。

「トラウマの強い患者に対する催眠療法です。ねつ造された記憶です。誰かがアン・ソングンに記憶を植え付けたんです。」

そんな事が出来る人物は限られています。

催眠療法が出来て、ソジンの過去に精通している人物・・・と考えると、それはもう行方不明のカン博士しかいません。

俄然、カン博士に対する疑惑が浮上して来ました。

ソジンは信じられませんが。

 

ナ刑事は、ハナに、再度事情を聞きました。

イベント会場で照明を落とした人物と、病院の屋上で自分を襲った人物とは別人のような気がする・・・とハナは言いました。

記憶が戻りかけているようです。

だから、テジュにまた相談しようと考えたのですが・・・。

 

なんと、カン博士は、テジュの家に監禁されていましたよ

テジュがイ・スヒョンなんです

その事実をカン博士に知られてしまって、襲った・・・という状況みたいですね。

その直後にやってきたハナを襲ったのも、勿論テジュ。

ハナには、自分を思い出さないような治療を密かにやってるようです。

何度もソジンに監禁場所からの脱出の経緯を話させようと質問するのも、イ・スヒョンだから・・・ですね。

 

カン博士は、心に傷を負ったソジンとイ・スヒョン互いが互いの治療法となると思ったようです。それが完璧な治療法だと思ったのです。

ソジンの自責の根源は、イ・スヒョン。

「僕が生きていてソジンが過去の過ちを認め僕がソジンを許す。二人が和解するプロセス。それは機能しなかった。」

と、テジュは言いました。

ソジンは僕と同じ苦痛を知らないから、過ちを認める事も心から許しを請う事もしない・・・とテジュ。

博士の方法は失敗だ、だから今度は僕の方法でやる・・・。

「ソジンに僕と同じ苦痛を与える。それなら和解の可能性も高まります。」

 

ハナがやってきました。友達も一緒に行くが良いかと聞かれていたのですが、なんとその友達と言うのが、ロビン

流石に、テジュ、驚きました。

え~と、テジュはソジンの多重人格の事を知ってるんだっけ?カン博士の治療目的がこれだと知ってるんでしたっけ・・・。

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『恋はドロップキック!~覆面検事~』完観

2016-06-28 18:31:37 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX1
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恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX2
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レビュー一覧は、こちらから。

 

覆面を脱ぎながら、デチョルは言いました。

自分は南部地検検事ハ・デチョルで、法で裁けないヤツらを暴力で制圧し、父の復讐をした・・・と。

このビデオをネタに、サンテクは自分とヒョヌンの通話のファイルを表沙汰にしないよう脅したのです。

 

ヒョヌンは拘置所で、必死に正検会のこれまでの違法な動きを思い出していました。

そして、それらを逐一書き連ね、これまた正検会への脅しのネタとしたのです。サンテクに、それをもとに、正検会を牛耳ろと。

もうねぇ・・・どちらを向いても、人の弱みをネタに脅して言う事を聞かせるヤツらばっかりですよ

信頼による協力なんて無いのかしらと思ってしまいますな。

 

ソ検事のところに、デチョルの告白映像が送られてきました。

ヒョヌンの事件の担当を降りろと言う脅しです。

 

ジュンホとジスクが顔をそろえてデチョルの元にやってきました。

相変わらず、息子ヒョヌンを救う事しか考えてません。

デチョルが覆面男だと言う事を知ってる・・・と言いました。父親の復讐の為だということも、ジュンホが父親を陥れた事を告白すれば、説明はできる。誘拐犯だということもばらす。写真も間違いだったと言って。ヒョヌンを拘置所から出して・・・。

なんて自分勝手な言い分

でも、今さらデチョルがそんな頼みを聞き入れる筈ありません。

そして、この会話をデチョルはしっかり録音してましたよ。

二人を現職検事脅迫の疑いで逮捕させました。

 

流石に検察も現職検事の脅迫なんぞという事態を許すわけはありませんでした。

YK電子の違法行為もあり、早かったですねぇ動きは。

 

ジスクを取り調べたのは、ミニでした。

ジスクは自分の罪を理解してはいませんでした。

一日も忘れた事の無い母親から利用されただけだと知った時のデチョルの苦しみを分かるかと、ミニは言いました。

「醜く汚ない私の姿がデチョルの中にあるから。」

と、ジスクは言いました。

忘れてしまいたい過去の証拠でしかなかったのですよ、デチョルは。今の彼女にとって、子供はヒョヌンだけなのです。

 

YK電子は、脱税等の様々な違法行為で調査を受けていました。

でも、サンテクとのつながりが証明出来ません。

サンテクは、脅したのにも関わらず、それまで以上に逆らうデチョルに、釘を刺しに来ましたが、デチョルには検事を辞める覚悟が出来ていました。

だから、一切動じることは無かったのです。

 

デチョルは、初めてミニをデートに誘いました。

最初に出会った場所で・・・。踏切でした。

踏切を挟んでの二人の表情が良かったです。長い時間を過ぎて、同じ場所で再会したような何とも甘酸っぱいドキドキが伝わってくるようでした。

「一目ぼれだった。」

デチョルは言いました。

二人は慣れない雰囲気で散歩し、川を眺め、過ごしました。

 

デートの最後に、デチョルが頼みがあると言いました。

「君の手で、手錠をかけてほしい。」

 

デチョルは、自分の濡れ衣を晴らそうとしました。暴力で自白させた事じゃ無く、ジュンホ誘拐未遂事件の事です。

自分がこれまで暴力をふるってきたのは、皆、法の網をくぐって逃れようとした犯罪者たちで、決して自分の為に暴力をふるったのではないと、訴えたのです。

で、マ・サンホ元検事とホシクを証人としてTV出演させました。

彼らは、共に、覆面男のお陰で犯罪者に成らずに済んだと証言。明らかに、ジュンホの事件とは性質が異なると言う事です。

その上で、デチョルは、自らカメラの前で覆面を脱いで、素顔をさらし、正体を明かしたのです。

 

サンテクは驚きました。

自分しか持っていない証言ビデオがTVから流れるのですから。

でも、すぐに別のモノだと分かりました。

だって、デチョルはそこでサンテクとヒョヌンの会話の録音を流したのですから。

 

あっという間に、サンテクは警察に追われる事になりました。

いったんこうなったら、もう誰にも止める事は出来ませんでした。

正検会も、サンテクの罪があまりにも明らかなので、手を打てないでいました。

 

出国しようとしたサンテクを、覆面男、ミニたち警官が追い詰めました。

銃を構えたサンテク。そして、ミニ。

でもね、やっぱり娘を撃つ事は出来ませんでした。

銃を下ろしかけた時、サンテクの部下が銃を構えて撃とうとしたーっ

それを、ミニの部下が見つけて発砲

サンテクは、死んでしまいましたよ。

流石にショックを受けたミニですが、駆けよりはしませんでした。

最期に、父親だと認めたりなんぞしたら、興ざめだな・・・と思っていたので、まぁ、納得しました。

 

ジョンホとジスクは病気を理由に釈放されていました。

家に戻ると、デチョルがいましてね。

こうなった今でも、ジョンホはデチョルに縋ろうとしました。でも、デチョルは一切動揺することもなく、立ち去りました。

 

ジョンホは結局投身自殺したようです。

ヒョヌンは流石にショックを受けていました。

その後、ヒョヌンはミニの意向を受け入れ、自分が書きだした正検会の違法行為の数々をマスコミに発表。

正検会は潰れました。

 

デチョルは、ミニによって逮捕され、法の裁きを受けました。

そして、出所後、ソ元検事が開いた法律事務所の事務長をしながら、プロレスのリングに上がってます。

リング上でミニにプロポーズして、ハッピーエンド

 

あまりにも勧善懲悪なラストでしたね。

 

何と言っても、チュ・サンウクssiですね、この作品は。

ホント、上手い

私としては、オム・ギジュンssiの嫌味な姿、繊細な表情を見る事が出来て満足満足

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『恋はドロップキック!~覆面検事~』15話まで

2016-06-28 16:16:14 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX2
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ヒョヌンに、証言させようとした覆面男ですが、ヒョヌンがそう簡単に吐く筈無くてね。

ミニが“デチョル”と呼んだ事で、刑事たちも駆け付けて来たので、その場を離れるしかなくなりました。

 

ミニは、ヒョヌンを逮捕しました。

 

ミニが取り調べをしました。

でも、ヒョヌンは一切供述をしません。かと言って、抗うこともせず、ただ、このまま送検してくれと言うのです。

ミニは、情状酌量したいと思ったのでしょう。

だから、動機を話すよう言うのですが、弁明一つしないヒョヌンでした。

 

検察の中では、担当する者を選ぶのに、苦労しました。引き受け手がいないのです。

困難な裁判になる事は目に見えてますからね。有能な検事が被告人じゃねぇ・・・。

結局、ソ・リナ検事が担当に手を挙げました。

 

カン・ジュンホとジスクは、正検会に救いを求めましたが、相手にされません。

二人は全てデチョルの仕組んだ事だと思っています。憎むべき対象を作らないと気持ちもやり場が無いのでしょう。

家宅捜索に来たミニにも、デチョルの事を持ち出し、不公平だと抗議するジスク。

でも、ミニは言いました。

「何故、カン検事が罪を犯すことになったのか、その理由を考えたことはありますか?チョ・サンテクとソン地検長は、両親がカン検事に負わせた重荷だった。申し訳ありませんが、責めるべき相手はハ検事じゃありません。」

何も言えないジスクでした。

 

面会に来たサンテクに、ヒョヌンは冷静に話しました。

「以前僕を脅迫しましたよね?あの時の会話を録音してあります。僕の場合は、今更何年罪が加算されてもどーってことないが、チョ社長は違うんじゃ?」

つまり、まだ自分は終わったわけじゃないと言う事です。

「裁判では1%でも無罪の可能性がある場合は、有罪判決を下せない点、それが裁判の弱点だ。」

裁判と言うモノを知り尽くした男のセリフですな。

 

ミニから、覆面男だろうと指摘されたデチョルなんですが、いまだにしらばっくれてます。

おまけに、自分がミニと一緒の時に、ホシクに覆面男のフリをさせて姿を現してもらったりしてね。

まぁ、くたびれ損でしたけどね。そんな猿芝居、ミニが信じるわけないもんね。

とにかく、デチョルのしらばっくれる姿が笑えて笑えて チュ・サンウクssiが、ここまでコメディ演技が上手いなんて、思ってなかったですよ。ラブコメの帝王とか言われてるって話を聞いても、半信半疑だったのです。覆面を被っての演技なんぞ、顔の表情が全く分からないので、動きだけで笑わせてくれるんですもんね。それも、大げさなフリじゃないのに。

 

ジスクは、ソ検事に情状酌量を願い出ましたし、デチョルを訪ねては、どーにかして助けてくれと縋りました。

でも、どちらも法にのっとって裁くだけだと突っぱねました。

肩を落として帰って行く後ろ姿を見て、デチョルはやはり切なかったようです。口では強気な言葉を吐いてますが、やはりねぇ・・・。

 

裁判が始まりました。

上手く進むかと思ったけど、やっぱねぇ、ヒョヌンはやり手です。

罪を証明する重要な証拠として挙がっている例の殺害時の写真。

それを違法に入手したと反論して来たのです。覆面男から入手した・・・とミニに証言させましたよ。

違法に入手したモノは、証拠と認められないんだそうで。

今後、それが違法入手ではない証明をしなければいけなくなりました。

 

その時、YK電子では、社長のジョンホ誘拐未遂事件が起っていました。覆面男による・・・。

デチョルではありません。その時、デチョルは麻酔を嗅がされ、意識不明になっていたのです。だから、アリバイは無いわけです。

勿論、ヒョヌンの提案で、サンテクが実行した事です。

デチョルが、覆面男として写真を違法に入手したのではないと言う証言をさせないため・・・ですよね?出てきたら、YK電子の事件の犯人として逮捕される可能性も出て来ますから。

デチョルが身動き取れないようにして、裁判を有利に進めようって魂胆なんです。

 

デチョルはヒョヌンに面会に行きました。

全く反省の色を見せないヒョヌンに、法を使って逃げるつもりか?・・・と問いました。

世の中は不公平なんだ・・・とヒョヌン。有能な者は生き残り、無能な者は淘汰される・・・と。

父ドソンを殺したことで、胸は痛まないのか?・・・とデチョル。

「罪を悔いる人間などいない。自白したヤツらは本気で悔いたと思うのか?違う。覆面男に殴られるからだ。お前は人を改心させたわけじゃない。世の中を変えるなど、錯覚だ。お前が変えられるものなど無い。」

そう言うヒョヌン。

お前が生きる世界では変わらないだろうな・・・とデチョルは言いました。

「俺の世界では違う。世界を汚すお前をたたく。お前は勿論、お前の世界も。」

 

デチョルは決心しました。

証言者として裁判に出たのです。

証拠写真をミニに送ったのは自分だと証言しました。そして、自分はヒョヌンの兄だ・・・と。肉親を売ったと思われたく無かったから密かに送った・・・と。

これでヒョヌン有利の形勢は逆転しそうです。

 

そんな時、盗聴でデチョルはサンテクとヒョヌンがお互いの弱みとなる証拠物件を持っていて、それぞれに脅迫し合ってると言う事を掴みました。

で、ホシクと共に、サンテクの携帯を盗み出し、それから音声ファイルを手に入れたのです。

すぐさまそれをミニに送信したデチョル。

ところが思わぬ邪魔が入りました。ヨンジです。

ヨンジはまだミニの家に居たのですが、デチョルやミニが父サンテク逮捕に必死な様子を見て、複雑な心境になっていたのです。やはり何と言っても父親です。ミニとは違って愛されて育って来たわけです。

そう簡単に見捨てる事は出来ません。

ミニの携帯に送られて来た音声ファイルを聞き、すぐさま父に連絡しちゃったよ。

 

ミニの家にサンテクが押し入って来ました。

ドンチャンも殴られ、ミニは閉じ込められてしまいました。

そして、彼らを囮に、デチョルを呼び出したのです。デチョルも、もうこうなったら、動きようがありません。

覆面男が自分だと言う証拠ビデオを撮られてますよ~っ

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オンマとランチ♪

2016-06-28 13:27:53 | 食べ物関連

久しぶりに、オンマとランチに行きました。

毎日のように習い事等で外出してるオンマですが、外食は殆どしない性質。

たまには、外食したいと言うので、双方の都合が良い今日、お出かけして来ました。

行き先は、ずっと前から一度行って見ようとアルフィーと話していた、中華屋さん。

 

                        

左が私の“日替わりおまかせランチ”。右がオンマの“レディースランチ 海老チリ”。

それぞれコーヒーかソフトクリームがついていまして、私たちはコーヒーをチョイス。プチマドレーヌがついてて、ラッキー

 

美味しゅうございました。

量的にも充分だし、味も良かった。

私の方の、メインの塩味が少々強かった気もしますが、まぁ充分許容範囲

お店の方の態度も気持ち良くて、長居したくなるお店でした。

でも、次から次へとお客さんが来るので、いつまでも粘っているのも悪いと思い、適当なところで話しを止めて、席を立ちました。

 

ご馳走さまでした。

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『恋はドロップキック!~覆面検事~』14話まで

2016-06-28 09:38:06 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX1
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ヒョヌンにとっては寝耳に水。全く思いもよらない事実でした。

デチョルが兄だなんて・・・ね。

すぐさま家に戻り、母に詰め寄りました。

そして、父も知ってる事実だと確認したのです。

つまり、自分以外、周知の事実だったということです。

これまで、父が不法な事をしていると気づき、母だけは・・・と思っていたのに、その母も・・・。

そして、その両親の子である自分も、とうとう手を汚す事になってしまったわけで。ヒョヌンは絶望的な気分だったでしょう。

それに追い打ちをかけるような事実がもたらされ、ヒョヌンは更に絶望的になりました。

 

ジスクに、何故断りも無くヒョヌンに事実を明らかにしたのかと言われたデチョル。

家族が欲しかった・・・と答えました。

そう言われたら、ジスクとすると、何も言えませんわな。

だた、デチョルを招いての食事会の筈なのに、料理が出てるのはデチョルの前だけで、あとの3人はワインを飲んでるだけ・・・。あの図は何とも不自然ですよね。それに、デチョルが“客”でしかないという意思表示のようにも取れました。

その場でデチョルは、父から彼らに対する恨みを聞いてはいたが、誤解だった・・・と安心させるような事を言いました。そして、父チョン・ドソンは如何にも生存しているかのような話し方をしたのです。

ジスクは、ドソンが覆面男として死んでる事を知ってるだけに、その話を真に受ける事は無く、デチョルの言動に不安を感じるだけでした。

 

一方で、デチョルはソ・リナ検事に、30年前の父のスパイ事件を再捜査してほしいと頼んでいました。

ソ検事は、調べるうちに、ドソンが無実の可能性があると分かりました。そして、ソ地検長の事件も、本当は他殺ではないかと言う疑念も。

それを聞いたデチョルは、ミニにソ地検長の事件を再捜査するよう指示。

ミニは、サンテクの部下がソ地検長を追ってる映像を入手。何か知ってるに違いないと見たデチョルは、部下を追いました。

で、ですよ。

この部下、覆面男をおびき出そうって魂胆だったのか何なのか。あっさりとデチョル・・・オリジナル覆面男に捕まっちゃいましたよ。おまけに、持ち物の中から、ヒョヌンがソ地検長を殴ってる証拠写真の入った携帯まで見つかっちゃって・・・。

 

部下がピ刑事殺人未遂犯として捕まっちゃったサンテク。

一切の関わりを否定しましたが、やはりどーにかしないと・・・ってんで、ヒョヌンを脅しにかかりました。

例の証拠写真をネタに。

そして、その証拠写真を、覆面男に奪われた・・・とも。

ミニに渡るに違いないと聞いたヒョヌン。なんと・・・捨て身の策に出ましたよ。もう誰にも頼れないわけですから。

 

覆面男がミニにその携帯を手渡そうとした瞬間、襲いかかり、携帯を奪って逃げたのです。

しっかり顔も見られてました。

ヒョヌンがソ地検長を・・・。

ミニは、ショックを受けました。両親がいくら法に触れるような事をしていたとしても、ヒョヌンは純粋培養されて来たと信じていたからです。最近は、道を外れそうになっていると感じてはいました。でも、ここまでとは・・・ね。

 

「自首して。」

と、ミニは翌日ヒョヌンを訪ねて言いました。

ヒョヌンは、いったい何の話だとしらばっくれました。

 

ソ検事は、チョン・ドソンの事件の再審を請求しました。

よって、ヒョヌン父カン・ジュンホと事件との関係も自然に表沙汰になり、戦々恐々としています。

ヒョヌンは、デチョルの仕業だと直感。

デチョルに詰め寄りました。

デチョルは、あっさり認め、言いました。

「お前は俺を誤解してる。俺の目的は出世じゃない。過ちを正して悪党を捕まえる事だ。」

俺に勝てると思ってるのか?・・・とヒョヌン。

「俺は勝てない。だが正義はお前に勝つ。」

「馬鹿め。そんな理想は現実に存在しない。」

と、ヒョヌン。

 

その時、ミニが現れました。ヒョヌンを説得しようと思ったのでしょう。

「あなたが握っているのは、虚像よ。まだ若い。罪を償ってやり直せるわ。」

でも、ヒョヌンはそれを受け入れませんでした。

どこから?底辺からか?僕には似合わない・・・と。涙がたまっているように見えたのは、私の見間違いでしょうか。

 

ヒョヌンを怪物にしたのは、彼の両親だ・・・とミニは言いました。

でも、デチョルは、その時々の選択をしたのはヒョヌン自身だ・・・と。

 

そんな話をしてる時、ミニの伯父ドンチャンがやってきました。

このところ、化粧をするようになったミニを見て、恋してるに違いないと思ってたんですね。

で、その相手がデチョルだと思い、からかったんです。

喜ぶデチョル。

でもね、ミニは、違う・・・と。覆面男だと言いました。

ドンチャンは、そーなの?・・・と少々がっくりしましたが、デチョルはも~っと喜びました。

要するに、自分の事ですからね。

 

その様子を見て、常々持っていた疑いを、ミニは改めて感じました。

デチョル=覆面男と言う疑念です。

で、デチョルにその疑いをぶつけました。

動揺するデチョル。

でもね、そこで助け船が。ソ検事です。彼女はデチョル=覆面男だと知ってますからね。デチョルが苦境に陥ってるのを見て、救ったのでしょう。

 

カン・ジュンホは、ヒョヌンをこれ以上巻き込まないよう、サンテクに抗議に行きました。

チョン・ドソン殺害を指示したという事だけで、いつまでも良い様に使うなということですね。

で、とうとうサンテクは、ヒョヌンがソン地検長を殺害した事実をばらしたのです。証拠も持ってる・・・と。これ以上のネタは無いでしょう。

愕然とするジュンホ。そして、それを聞いたジスクも・・・。

ただのハッタリとは思えませんでした。

このところのヒョヌンの言動を見ていて、ジスクは不安を感じていましたからね。

 

ジスクは、全ての裏にデチョルがいると思いました。で、問いただしに行きました。目的は何?・・・と。

デチョルは父ドソンとの関わりを話しました。

最初は、自分の復讐を押しつけようとする事に腹が立った。

でも、少なくとも父は俺の事を忘れなかった。

そして最期に自分の復讐を捨て、俺の為に犠牲になった・・・。

「そんな親父を一瞬でも誤解した自分が恥ずかしいです。」

「私たち家族に復讐するの?」

と、ジスクは問いました。

「父が俺を検事にしたのは、復讐のためじゃない。あなたたちを法で裁くためです。そして俺は父の望む道を歩むだけ。」

そう言ってデチョルが席を立つと、ジスクはその背中に向かって言いました。

「それでもヒョヌンは弟よ。弟を傷つけないで。それに、ヒョヌンはそんなに弱くない。覚えておいて。ヒョヌンは絶対にあなたなんかに負けない。」

要するに、彼女にとって大切な息子はヒョヌンだけだという事です。

「それに、私は母親よ。」

そう叫んだジスク。

でも、デチョルは、皮肉な表情で振り返り、言いました。

「失礼します。奥さま。」

決別の意思表示ですな。

親子の情に縋ろうとしたジスク、失敗しました。

 

デチョルは、ヒョヌンとサンテクを罠にかけ、証拠映像を手に入れました。これ以上の証拠はありません。

それをミニに送りました。もしかしたら、正検会メンバーに送ったのも、デチョル

すぐさま、ミニたち刑事が逮捕に向かいました。

でも、危険を察したヒョヌンは、何も持たずに家を飛び出し逃走。

先に待っていたのは、覆面男でした。

 

格闘となりました。でも、ヒョヌンは部が悪いですわな。

「パク・ギュチョルを殺せと命令したのは、お前だな?」

と、ヒョヌンを抑えつけながら覆面男が問いました。殴りつけましたが、ヒョヌンは言いません。

そこにミニが。

「やめてハ・デチョル。」

あいやぁ~っ

事は一気に動き始めました。

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『恋はドロップキック!~覆面検事~』13話まで

2016-06-27 18:20:27 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド 恋の女神号 (COSMIC MOOK)
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ヒョヌン、とうとう自分の手を汚す事になってしまいました。

ソン地検長を、自殺に見せかけて殺しちゃったよ・・・。

その後は、お手のモン。

自殺か他殺か判断されない時点で、正検会メンバーに自分たちへ影響が及ぶのを防ぐためにも・・・とあらゆる方面に手を打ち、あっという間に、自殺で決着つけてしまいました。

ソン地検長が、自殺などする人物じゃないと重々分かってると思うんですけどね。保身に走って早々に決着付けたのです。

 

デチョルたちも、ソン地検長が自殺する人間じゃないと感じていました。

でも、どうしようもありませんでしたね。

 

そんな中、ホシクの事を検察が探っていることが判明。

その意味を考えた時、ソン地検長のスキャンダル発覚となったマスコミ発表資料のすり替えに関して、疑いがかけられているとしか思えません。

で、デチョルは先に手を打ちました。

なんと、ヒョヌンに自らすり替え犯だと名乗り出たのです。

出世の為に、どーしても正検会に入りたかったと言う事と、ヒョヌンの下に付きたかったということを必死に訴えたのです。

ヒョヌン、デチョルの動きに怪しいモノを感じて居た時だったので、案外あっさりと信じましたね。デチョルは出世しか頭にない俗物だ・・・と判断しました。

 

ところで、ヒョヌンがソン地検長を殺した一件。

なんと、サンテクが手下をソン地検長に貼りつかせていた事によって、あっけなくソンテクに掴まれてしまいましたよ。

映像まで撮られちゃって・・・。

又大きなネタを掴まれてしまったもんだ・・・。

これで、いくら父親との因縁に自分は関係無いとヒョヌンが言っても、もうサンテクの網から逃れられそうにありません。

今のところ、ちらつかせてもいませんけどね。

 

ミニたちは、サンテクの資産がヒョヌン父の会社YK電子にプールされていることを掴んでいます。

で、YK電子の社員の中で、サンテク側との連絡係とも言える社員を見つけ出し、情報を得ようとしました。

が、易々と話してくれるわけも無くてね。

その話を聞いたら、やっぱり覆面男の登場ですよ。

その社員を痛め付け、情報を聞きだしました。

実は、サンテクはYK電子から資産を引き出そうとしていたのです。それも、口座振り込みでは無く、足のつかない現金で・・・と。

その現金の輸送情報を得て、交通取り締まりの体をとって、あっという間に確保しましたよ。

 

サンテク、激怒です。

相当な額でしたからね。

で、ヒョヌンに噛みつきましたが、今回は、せいぜい輸送してたトラック運転手とかを釈放させるしかできませんでした。

そう言う事もあろうかと、ミニたちは、相当な数の警官を出動させていたのです。その全ての警官の口をふさぐなんてこと、無理ですから。

お金は戻って来ませんでした。

地団太踏んで悔しがってます。

 

デチョルは、YK電子のヒョヌン父の執務室に監視カメラとマイクをしかけました。

そこで、思わぬ会話を聞いてしまいました。

母ジスクとヒョヌン父の会話です。

デチョルが元夫との間の息子だと言う事を伝えました。そして、デチョル父チョン・ドソンは既に死んでいる事も。

 

実はその直前、ジスクはサンテクに会いに行っていました。

それはひとえにヒョヌンを引き入れるなと釘を刺したかったからです。ヒョヌンを守ろうという一念で、彼女は動いているのです。

で、その時、チョン・ドソンが先だって死んだ覆面男だったということも話ました。

現在出没している覆面男は、チョン・ドソンと関係ある人物かもしれない・・・なんてことまで。

だとしたら、覆面男は、自分たちに復讐しようとしているのかもしれないと。

サンテクに、要らぬ情報を教えちゃったよねぇ

 

ま、そんなわけで、夫カン・ジュンホにも詳細を伝えておかないと・・・とジスクは思ったのでしょう。

そして、ヒョヌンを守るためには、もう一度デチョルを捨てる覚悟も出来てるなんて事も話しましたよ。

 

デチョル、ショックです。

少し前に、自分が育った施設の人から、ジスクらしき女性がデチョルについて問い合わせて来たという話しを聞いていました。

その時期が、自分と親しくなる前だったと言われ、全てを知った上で自分に近づいてきたのか?・・・とふと疑念が湧いていたのです。

でも、考え過ぎだとその時は、思ったデチョル。ジスクの事を信用し始めていたのです。

なのに、自分を捨てるという言葉・・・。

全てを知った上でヒョヌンを守るために、自分に近づいたと思えますわな。

 

ミニは、ヒョヌンと会っていました。

ヒョヌンは、昔、純粋で正義感が強く、本当にいいヤツだったとミニは感じていました。

なのに、今は道を逸れそうになっている・・・。

それを正したかったのです。

でも、ヒョヌンは、もう戻れないところまで来てしまってて。

だとしたら、ミニに、サンテクから手を引いてほしいのです。

相容れない平行線の二人でした。

ヒョヌンが可哀相でね、あたしゃ。

 

デチョルは、意を決してヒョヌンに会いに行きました。

「カン検事。いや、ヒョヌン。俺はお前の兄だ。」

ええーっ突然

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『恋はドロップキック!~覆面検事~』12話まで

2016-06-24 11:15:55 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋はドロップキック! ~覆面検事~DVD-BOX2
クリエーター情報なし
エスピーオー

レビュー一覧は、こちらから。

 

危ない~っってところで、ミニが戻って来ましたよ。

自分を偽情報でおびき出した理由に思い当たったのかも。

覆面男は、ミニの車に飛び乗りその場を脱出。正体がばれずに済みました。

そして、病院に行こうと言うミニを振り切り、そのまま帰って行きました。

ミニから、お礼のメールが届きました。最後になんと、❤マーク

これまでデチョル・・・覆面男は、何個もハートマークを付けて来たんだけど、ミニからはこれがお初。

一個だけなんだけど、デチョル、大喜びです。

 

サンテクは、やはりミニのことを傷つける気は無いみたいですね。

部下が、いつも邪魔するミニをどーにかした方が良いのじゃ?・・・と言ったら、激怒しましたからね。

後日、ミニが訪ねて来て、覆面男を狙う理由を問い詰めた時にも、サンテクは、自分が如何にミニを守ろうとしているか話しました。一度はミニを狙おうとしていたけど、やはり実の娘を殺すわけにはいかない・・・とサンテク。

覆面男とミニを切り離そうと考えているのです。

ま、ミニは娘だと認識することすら拒否してますけどね。

この話を、サンテクの娘ヨンジが聞いちゃった。

ミニが異母姉妹だと知ってしまったのです。そして、父サンテクがミニの母親を乱暴したってことも。

ヨンジはすぐさま家を出ました。で、ミニの家に居候しはじめました、半ば強引に。

でもね、ヨンジとすると、ミニを守ろうと思ったからでもありました。父サンテクがミニを狙おうとしていると知り、自分がいたらそれは出来ないだろうと考えたのです。

 

ミニは、覆面男と距離を置く事にしました。

自分の傍で居たら、危険だと気付いたのです。

 

ソン地検長は、正検会のメンバーを前に、自分が逮捕される事は無いと言い切りました。

少しの間、表舞台から姿を隠すが、すぐ又復帰する・・・とね。

でも、ヒョヌンは、水面下でデチョルと共に、工作をしていました。

ソン地検長を有罪に持ち込み、正検会の長から退かせ、そこにヒョヌンが座ると言う事です。そして、デチョルも、正検会に入会させるという目的もありました。

 

ソン地検長が正検会に於いて長年トップで居られたのには理由がありました。やはりお金です。

実は、もうけた莫大なお金をサンテクは、ヒョヌン父の会社にプールしていました。

そして、そこから正検会メンバーに流れていたのです。

それを、ヒョヌンが仕切ろうとしたわけです。

勿論、それには、サンテクの協力が必要でした。

 

ヒョヌンは、ソン地検長の時代はもう終わった・・・とサンテクに言い、資金の隠し場所が父の会社だと指摘。

これまで通りの見返りを約束すると言ったら、サンテク、あっさり承諾しました。そして、お金の流れを記した秘密帳簿をヒョヌンに渡したのです。

ヒョヌンはそれをもとに正検会のメンバーを半ば脅迫するように、長の座についたのです。

デチョルも、右腕のような立場で正検会入りを果たしました。

 

ジスクは、デチョルがヒョヌンを助けて居ると知ると、またも家にやってきました。

デチョルが留守の間に、ホシクを言いくるめて家に上がり込んでいたんです。

ジスクは、どうも、デチョルの復讐心を消すために、懐柔策に乗り出したのですね。

それは半ば成功したように見えます。デチョルが揺れている事自体、復讐をすべきか悩んでいる事でしょうからね。

実際、デチョルは、父の言った事が本当なのか、母の言う事が本当なのか、結論が出せないでいます。混乱してしまっているのです。

 

ヒョヌンは、決着がついた今、もうソン地検長の有罪の証拠となった資料をすり替えた問題については追及しないでも良いか・・・と思いかけていました。

でも、以前から、調べさせていた防犯カメラの映像に、怪しげな男が写ってると報告され、チェック。

なんと、ホシクですよ。

危ない~っ

ホシクの素性はあっさりばれ、愛人がやってる店に時々現れるなんてことも、突き止められてしまいましたよ。

ヒョヌンは、すぐさまその店に行ってみました。

そしたら、運悪く、デチョルとミニが仲良さげに話ししてるのを目撃されちゃったよ。

それに、ホシクとデチョルが親しいってことも。

デチョルを信用し始めていたヒョヌン。またも不審感が募る結果となりました。

ミニに、デチョルと言う人物について問いましたが、ミニもそう易々とは事情を話したりしません。ヒョヌンは、秘密があると気付いた事で、いっそう疑念を抱く事になりました。

 

この時点で、ミニは、デチョルとヒョヌンが兄弟だと気付いています。

少し前に、デチョルと居る時、ジスクと偶然会いまして。

話しの様子で、ジスクがデチョルが言うところの“自分を捨てた母”だと察せられたんです。

 

ソン地検長は、必死になって正検会のメンバーと連絡を取ろうとしました。

でも、皆冷たく関係を断とうとしてるのが分かりました。

自分の後釜に座ろうとしているのがヒョヌンだと知った時、ソン地検長は30年前の事件の証拠資料を持ち出し、ヒョヌンを脅迫しました。

サンテクの秘密帳簿を渡せ・・・と。

渡さなければ、この資料を公表すると。

それだけだったら、冷静なヒョヌンは何か手は無いかと考えたでしょう。

でもね、口汚く“父親が馬鹿犬だと息子も馬鹿犬だ”等と言ったことが、ヒョヌンの忍耐の緒を切ってしまったのです。

後ろから、石でソン地検長の頭を殴っちゃった

ヒョヌン~っ

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