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ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~ DVD-SET2 |
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交通課の警官ケ・ジンソン=パク・ソダムさんは、信号無視やスピード違反を繰り返すバイクを発見。
すぐにその後を追いました。
男はヒョンソン病院にバイクで乗り付け、心脳血管センターのオープン式典に出席していた国会議員のキム・ミョンスに殴りかかりました。
「俺が全部ばらしてやる!」
と叫びながら。
すぐに警備の者たちに取り押さえられましたが。
ジンソンは、事が予想外の方向に展開し、戸惑いました。
男はそのまま連れて行かれ、ジンソンは結局違反切符をきるだけしか出来ませんでした。
周囲は騒然としましたが、キム・ミョンスに怪我はなく、そのまま記者会見・・・となる筈だったのですが。
会見場に移動する時、彼らの前に現れたイ・ヨンオ=チャン・ヒョクssiが、言いました。
「キム代表の頭の中に時限爆弾が入っています。すぐに分かりますよ。」
その言葉通り、数秒後にキム・ミョンスがその場に倒れたのです。
巨大な脳動脈瘤が原因でした。何の検査も無く、初見でそれを見破ったのです。
あまりにも凄い新任の挨拶となりました。
その場にいた、医師たち皆が驚きました。
キム・ミョンスの場合、それがとても危険な場所にできているらしく、術後、重い後遺症が残る可能性があるとヨンオは診断しました。
なのに、ヨンオはライブ手術を提案したのです。
キム・ミョンスは大統領選に出馬する候補でもありました。
支持者たちが、病気持ちの候補を支持する筈がないと、キム・ミョンスは手術を拒否。
でもね、ヨンオは、彼の違法薬物使用の証拠をネタに手術を強要しました。
「私は、患者の犯罪を隠し通す非道徳な医者になります。」
なんてね。
逮捕されるよりは手術を選ぶでしょうね、普通。
今回新しく開設された心脳血管センターのセンター長イ・ゴンミュンは、ヨンオの父です。
ただ、普通の親子関係には見えません。
何やら、ゴンミュンは息子ヨンオを監視していたようですし、ヨンオはそれを承知の上でマイペースでやって来たみたいです。
ジンソンは、ある日、オシャレをして出かけました。
主治医のヒョン・ソクジュ=ユン・ヒョンミンssiと食事の約束をしていたのです。
ところが、ソクジュはその約束を完全に忘れてしまってました。約束の場所に、いつまで待っても現れませんでした。
ジンソンはがっくりして帰ろうとしたその時、事件が起ったのです。
彼女の目の前で、一人の男性が車から投げ出され、その上、同じく車がバックして来て、その男性をはね飛ばしたのです
ショックで一瞬凍りついたジンソンですが、そこは警官。
すぐに正気に戻り、轢いた車の車種とナンバーをチェック。通報しました。
救急車を呼ぼうと被害者を見た時、その手の火傷の痕に気付きました。ヒョンソン病院で暴れた男の腕にも同じ傷がついていたのを見ていたのです。
その時、男性が呟きました。
「助けてください。誰にも言いません・・・。」
それを聞いたジンソンは察しました。これは交通事故じゃない、殺人事件だ・・・と。
被害者はヒョンソン病院に運ばれました。
担当したのはソクジュ。
ジンソンが何故ソクジュの担当患者だったのかは、まだ分かりません。
ただ、この騒動の中、ソクジュはジンソンとの約束を思い出しました。わざと忘れたのではないと、分かったジンソンは、ちょっとほっとしたようです。
患者を検査し、ヨンオは手術をしないと言いました。
助かる見込みが無いと判断したのです。
ソクジュたちが必死に頼んでも、意見を変えることはありませんでした。
その時、ジンソンが。
ヨンオの態度は、医師法違反だと言ったのです。救急医療の従事者は、即時救急医療を施す事・・・という法律を持ち出しました。正当な理由なく、これを拒否することはできない・・・とね。
手錠までかけましたよ。
ソクジュは言いました。
胸部外科と脳外科同時に手術しないと意味が無い・・・と。同時に進行しましょう・・・と。
テーブルデスの可能性が高くなる・・・とヨンオ。
「だとしても、我々は最後まで諦めなかったとあの子に見せてあげたい。」
と、ソクジュ。
被害者の家族は高校生の男の子一人だけでした。
その子は、聾唖者で、駆け付けて来たものの、医師たちの診断等を知らないまま、父親のベッドに座り込んでいたのです。
手術が始まりました。
途中までは、上手く進んでいました。
ソクジュも、周囲の助手や看護師たちも、ほっとしました。
ところが、急変したのです。
結局、そのまま、被害者カン・チョルミンは亡くなってしまいました。
ソクジュが息子に頭を下げました。
その時になって初めて、息子が聾唖者だと言う事が分かったのです。それまで、一切言葉を発しなかったのは、発せなかったからなのです。
今回の事も含めて、ヨンオは一切の感情を失くしたかのように見えます。
冷静沈着で、正確な判断を下し、一切感情を挟まないのでね。
でも、彼にも恋人はいました。キム・ミンジェ=パク・セヨンさんです。同じ医者です。
「約束する。他の女にときめく事なんか、僕の人生にない。」
プロポーズしましたよ。
カン・チョルミンの事件は、監視カメラの無い場所で発生したことから、殺人と断定する何の証拠もありませんでした。
ジンソンがいくら主張しても受け入れてはもらえませんでした。
でも、それで諦めるジンソンじゃありません。チョルミンの息子にとって、それが唯一の弔いになると思ったのです。
ソクジュは、手術中、ヨンオが先の予想をしていたことを不思議に思いました。
その通りになったわけですから。で、自信の根拠を問いました。
「手術中に執刀医がどんなミスを犯したかは、自ら告白しなければ、誰も暴けない。」
と、ヨンオは言いました。
その言葉が気になったソクジュは、手術の動画をチェックしました。
そしたら、それが削除されていたのです。
チェ室長に問題を提議しました。チェ室長は、警察の解剖がある筈だから、それを待てばよいと言いました。
わざわざ執刀医が問題定義しない方が良いと言う事ですね。
死因が特定されました。多発外傷による失血死です。
監察医は、病院の診断書と結論は同じで、何の不審な点も見つからないと言いました。
が、ジンソンは不満です。
後になって気付きました。
司法解剖された遺体の腕には火傷の傷跡が無かったことを。
別人の遺体だ・・・と思いました。
監察医に問いただしに行くと、なんと、既に遺体は火葬されてしまったと言うじゃありませんか。それも、息子からそうしてくれと電話があったと。
聾唖者の息子が、電話できる筈ありません。
病院で遺体がすり替えられたに違いない・・・とジンソンは思いました。
で、病院の監視カメラをチェックし、ヨンオの姿を確認したのです。ヨンオは監視カメラに写ることを避けていませんでした。
敢えて顔を見せるような仕草です。
即、行動しました。ヨンオの部屋に忍び込んだのです。
そして、削除された筈の手術動画を発見しました。
その時、ヨンオが戻って来ました。
「あなたが殺したのね。あの日、手術室で何をしたの?」
ヨンオはジンソンの首を絞め挙げました。
そして、ナイフでジンソンを刺した
一体、何が起っているの