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オソルはソンギョル母に呼び出されました。
何度考えても理解できないから聞きたいの・・・と。
「何故ソンギョルが嫌なの?息子を好きにならないって、ありえないわ。」
そこかい
もしかしたら、性格のせい?潔癖症のため?・・・と、母。
オソルはそのすべてを否定しました。
「嫌と言うんじゃなくて、レベルが違うと言うか・・・。」
と、しどろもどろなオソル。
いろいろ話しているうちに、母はふと気づきました。もしかしたら、ソンギョル祖父チャ会長のせいなんじゃ?・・・と。
ソンギョル母は、すぐさま父チャ会長のところに行きました。
「息子の恋愛に干渉しないで」
十分に不幸な息子を、さらに不幸にしないで・・・と。
で、ソンギョルのオソルへの想いをばらしちゃったよ。
かつて、ソンギョル母はソンギョルを身ごもった時、相手の男性と無理やり別れさせられたようです。それと同じことを、息子にしないでくれと言ったのです。
でも、チャ会長が認める筈はありません。オソルが条件に背いたと思ったでしょう。
すぐにクォン秘書にオソルの詳細な情報を調べるよう命じました。
オドルの件は、まったく解決への道筋がついていませんでした。
相手が交渉にも応じてくれないのです。
懲戒委員会も開かれることになってしまったようです。協会に知られたってことですよね。
責任を感じるジュヨンは必死に相手に縋りましたが、無駄でした。
この状況の中、オドルとジュヨンが近づいています。弟のようなオドルに、ふとした瞬間、ときめきを覚えたようです。
チャ会長の主治医から、ショック療法が効果がある場合があると聞いたソンギョル母。
すぐさま、策を考えました。
オソルを実家に帰し、ソンギョルの部屋を敢えて一番嫌う状況にしたのです。
つまり、大勢の人が集まって大騒ぎすると言う状況です。
帰宅したソンギョルは、呆然とし、
「帰れ」
と怒鳴りましたが、大騒ぎは静まるどころか、大勢の人がソンギョルの周囲に集まってくる始末。
発作が起こりました。
必死に救いを求めようとしたソンギョルは、オソルに電話しました。
休暇になったと嘘をついて実家に戻ったオソル。
父は大喜びで手料理で迎えてくれました。ハインも調子を合わせました。
そんな時に、何度もソンギョルから着信があったのです。でも、電話に出るなとソンギョル母から言われていたので、無視したのです。
それに気づいたハイン。
「待ってるぞ、出ろ。」
と、オソルに言いました。
そして、オソルは電話にでたのですが、聞こえて来たのはソンギョルの荒い息遣いだけ。
何かあった
気づいたオソルは、ハインと共に、急遽ソンギョルの元に向かったのです。
大騒ぎを止めさせ、探すと、ソンギョルは洗面所で倒れていました。意識がありません。
オソルの呼びかけで一瞬意識が戻ったソンギョル。
ほっとしたように、そのまま目を閉じました。
ハインの手当てで、落ち着いたソンギョルは、眠り続けました。
オソルは傍に付き添いました。
手を取ったまま、眠ってしまったオソルに、ハインはそっと毛布をかけてあげました。
ちょいと切ないです。
クォン秘書は、オソルを調べていくうちに、チャ会長との因縁に気づきました。
昔の事故の被害者の一人がオソル母だと判明したのです。
朝になって目が覚めたソンギョル。
彼が一番に心配だったのは、自分の事じゃなく、オソルの事でした。
何度連絡しても電話に出なかったオソルに、何かあったんじゃないかと思ったのです。
オソルを見ると、何も言わずにキツク抱きしめました。
「どれだけ心配したか・・・。」
本当に怖かった・・・と。
「もう僕の傍から一歩も離れるな。24時間ずっとそばにいろ。いいな。」
「そうするわ。どこにも行かない。ずっとそばにいる。」
オソルは諦めたように、言いました。もう止められないと思ったのでしょう。自分の想いを。