レビュー一覧は、こちらから。
ク・ドハンは、殺人犯とノ・サンチョンがグルだと考えています。
しかし、正確に言うと、そうじゃないみたいですね。
殺人犯2人は、あくまでも金塊が狙いで、そのためにノ・サンチョンを帰国させて脅して金塊の在りかを吐かせ、奪おうと思っていたのでしょう。
帰国したいノ・サンチョンとすると、一か八か話に乗ったのでしょう。騙されたフリをしたのかも。
グルと言うわけじゃないみたいです。
拉致されたノ・サンチョンは、この期に及んでも、殺人犯にすら自分を信じさせようとしました。
稀代の詐欺師の本領発揮ってところでしょうか。
きっちり折半しようと持ち掛けました。
が、流石にすぐには信じない殺人犯たち。
この場で殺されてもおかしくないと言う雰囲気を感じ取ったのか、ノ・サンチョンはGPSを見せました。
ク・ドハンが勘づいている、ここに警察がすぐにでも押し寄せるぞと言いました。
逃げるしか無いですわな。
警察が到着した時、既にアジトにノ・サンチョンと殺人犯2人の姿はありませんでした。
が、身元を表す指紋等の証拠はそこここに残っていました。
だから、あっさり殺人犯の身元が特定されました。
元軍人で大統領警護室に所属する者だったのです。
この間、ノ・サンチョンや“執事様”から、キム・ソンデに指示が下りていました。
ノ・サンチョンたちを追うク・ドハンたちに、援護の警察官は一切出されませんでした。
金塊は、“執事様”が保管していたようです。
それが、キム・ソンデに渡されました。・・・全部
モーテルに入ったノ・サンチョンたち。
明日には大金持ちになるとノ・サンチョンは言いました。
ゆったりと世間話を始めたノ・サンチョン。
しかし、ここで殺人犯2人は毒殺されてしまったのです。
翌朝部屋を出たのは、ノ・サンチョン一人だけでした。
ノ・サンチョンはキム・ソンデから金塊を受け取りました。
キム・ソンデは使いっパシリをさせられたわけですが、それは、動画配信サイトに予約投稿した動画があると脅されたからのようです。
ノ・サンチョンは金塊を現金に換えました。
後は復讐するだけだと、ノ・サンチョンは言いました。
ノ・サンチョンが復讐しようとした相手。それはなんと、被害者たちでした。
わざと被害者たちに自分の居場所を分からせ、おびき寄せました。
そこは、炭鉱。
被害者たちも、金塊の隠し場所ではないかと、全国の炭鉱を探し回った経緯もあり、よく知っている場所でした。
恨み、憎しみに駆られたサンボンたち過激派の被害者たちが、一斉に炭鉱に駆け付けました。
そこで、敢えて自分の姿を見せ、廃坑に入るよう仕向けました。
爆弾を仕掛け、埋めてしまおうと言う魂胆でした。
同時に、ク・ドハンにも居場所を知らせました。
目撃させる計画だったのでしょうかね。
しかし、計画通りには行きませんでした。
爆弾がしょぼいモノだったことで、上手く爆発が起こりませんでした。
そして、ク・ドハンがノ・サンチョンの意図を察してサンボンたちを救いに来たのです。
危機一髪でした。
当然、ノ・サンチョンは逃げる手筈も整えていました。
キム・ソンデに迎えのヘリコプターの用意をさせておいたのです。
が、悪天候になったため、ヘリは飛べず、ク・ドハンやナヨンの追跡に追い詰められていきました。
トドメを刺したのは、意外な人物。
カン次長の部下だったチョ元刑事でした。
チョ元刑事が、密航の手助けをしたのは、妻と子供が人質になったためでした。
どうしようもなかったのです。
仕方なく従ったにもかかわらず、妻と子は凍死してしまったようです。
その時から、ずっと復讐を誓ってきたのでしょう。
ノ・サンチョンの死で、もう不安は無いと安心しきったキム・ソンデたち。
しかし、ノ・サンチョンが言っていた動画が、予約日時にネットで配信されたのです。
これまでの悪事が全て明かされていました。
彼らも終わりました。
画面が暗いこともあり、細かいシーンまでは把握できかねました。
年代もしょっちゅう飛びますから、理解に時間がかかることもありました。
しかし、そのせいか、集中して見ることが出来ました。
チャン・グンソクssiの新しいイメージが見えましたね。