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スヒョンのスルギへの思い。
それは、守ってやるべき者・・・と言う感覚だったのでしょうね。傷つけてしまった事への罪悪感もあるでしょうし。
病院の前で座り込んでしまったスルギに電話しました。
私を見てるの?どこ?・・・と、スルギ。ソルロンタンは一人で食べたくない・・・と。
「今日から練習しろ。」
と、スヒョンが言いました。自分がいない事に慣れろということですね。
「嫌
」
キム院長に会って初めて安らげた。家族が出来たのよ。戻ってきて。外で何をしてもいいからうちに帰ってきて。ここがキム院長のうちよ。
スヒョンはスルギの顔を遠くから見ながら電話を切りました。
泣き声が聞こえました。
後ろ髪をひかれるというのはこんな感じなんでしょうね。その思いを振り切るように、スヒョンはアクセルを踏みました。
彼にとっても、スルギは家族でした。妹のような存在だったのでしょう。
コ・ヒョヌの取り調べが始まりました。
コ・ヒョヌはユン・ジヘの関りを否定し、全て一人でやったと言いました。
スヒョンの事も口にしませんでした。
スルギが家に戻ったと聞き、ヒョンジンは迎えに行きました。
危険だから別の所に匿おうと思ったのです。
でも、スルギは拒否しました。
スヒョンさんのため?スヒョンさんの帰りを待っているの?・・・とヒョンジン。
「スヒョンさんに会った?」
そう聞いたヒョンジンの目は真っ赤。涙がこみ上げていました。
「無理なのは分かるけど、一度だけ見逃して。お願いよ。ダメ?」
スルギが縋るように言いました。スルギだってそんなこと不可能だと分かっていました。
ヒョンジンは何も答えません。涙がこぼれるだけでした。
「だったら、命だけは助けて。他のことはいいから。殺さないで。」
ヒョンジンはスルギを抱きしめました。
本音を言うと、ヒョンジンも見逃したかったでしょう。でも、刑事としての信念が彼女をそうさせませんでした。
第一、ここまでになったら、もうスヒョンを逃がすなんてこと、出来る筈もありません。
ト会長の拘留が却下されました。どこまでも権力に弱い上層部です。
捜査陣は皆、憤りました。
ト会長は、自宅で取り調べを受けることになり、釈放されました。
あまりにも酷いやり方に激怒したユン検事は、敢えてト会長とコ・ヒョヌを会わせました。
対質尋問というのではなく、通りすがりに出会うという体をとって。
全く反省の色を見せないト会長に、コ・ヒョヌが掴みかかりました。
ま、すぐに取り押さえられましたけどね。
ト会長にとってはどーってことないハプニングでしたよ。
釈放されたト会長はすぐに“証拠”となる子供たちを始末しようとしました。
保護施設にいる子供たちを、遠くからイ刑事が見守っていました。
そこで、スヒョンの姿を目撃しましたが、見失ってしまいました。
スヒョンは必ずト会長の魔の手が子供たちに伸びると確信していました。
やっぱり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_iine.gif)
手下の女性が保護施設に行き、別の場所に子供たちを移す指示を受けたと言い、連れ出そうとしたのです。
でも、寸でのところでスヒョンが阻止。
車ごと子供たちを連れ出しました。
イ刑事が発見して、追いかけましたが、逃げられました。
駆け付けたヒョンジンたちが追跡すると、街角に車が放置されていました。子供たちが乗ったまま。スヒョンの姿はありません。
要するに、危険な場所から子供たちを連れ出し、カタが着くまで警察に保護させようと言う考えだったのです。ト会長が子供たちを殺そうとしていると気付かせる事が大切だったのですね。
ヒョンジンは、スヒョンがト会長のところに行くと察しました。
すぐに向かいました。
スヒョンはフィリップと別れました。
フィリップは必死にスヒョンを止めようとしました。一緒に海外に行こうと言いました。
スヒョンに悪いことが起こると感じていました。今、スヒョンを止めないと、生きて会えないかもしれないと思ったのでしょう。
でも、スヒョンはフィリップを置いて行ったのです。ト会長のところに。
ト会長は、逃げようとしていました。
でも、スヒョンが真正面から乗り込んで来たのです。
警護の者たちを次々に銃で撃ちました。
パク・テスがスヒョンを狙ったのを見て、フィリップが盾になりました。
フィリップ・・・死んでしまいました。
スヒョンはパク・テスを倒し、ト会長の所にたどり着きました。
ト会長も銃で応戦しようとしましたが、スヒョンに敵う筈もなく。肩を撃たれてしまいました。
この時になって、必死に命乞いをし始めましたよ。
「なんでもやる。息子にしてもいい。」
スヒョンは次に足を撃ちました。
ヒョンジンが到着しました。
死んだフィリップを呆然と見つめました。
ト会長に銃を突きつけているスヒョンを見ました。
駆けて来て、ヒョンジンはスヒョンに銃を向けたのです。
「スヒョンさん。やめて。あなたのためにやめて。殺しても解決しないわ。」
涙をためて言いました。
「僕が終わらせます。」
スヒョンは銃を下ろしません。
パク・テスが起き上がって撃とうとしたのを見て、ヒョンジンがテスを撃ちました。
その時、ユン検事たちと共に特殊部隊が入って来たのです。
もう、スヒョンの逃げ場はありません。
ヒョンジンが逃がす事も出来ません。
「銃を下ろして。」
ここに来させてしまってごめんなさい。お願いだから銃を捨てて・・・とヒョンジン。
泣きながら言いました。
ト会長は、この時、助かった・・・と思ったのでしょう。
笑みを浮かべました。そして、スヒョンに助けてくれと言ったのです。
その表情を見て、スヒョンは引き金を引きました。
ト会長が眉間を撃たれた瞬間、取り囲んだ警官たちが発砲![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
呆然とするヒョンジンの目の前でハチの巣になるほどに撃たれたスヒョン。
その目はずっとヒョンジンを見ていました。
スヒョンに縋りついて泣き出したヒョンジン。
スヒョンはヒョンジンの手を取りました。初めて二人が手を取った瞬間でした。
短い時間だったけど、スヒョンはヒョンジンと再会して幸せだったでしょう。
最期の最期まで、スヒョンはヒョンジンを見つめて逝きました。
ヒョンジンは初めて声を上げて泣きました。
このシーン・・・号泣ですわ、私も![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
やっぱりこの結末しか無かったですよね。
ラスト、スヒョンが笑顔でヒョンジンの隣にいるシーンが入っていました。
スヒョンがヒョンジンに見せる唯一の笑顔です。
あれは夢・・・ですよね。どんなに願っても叶う事は無い夢。
でも、本当は生きている・・・なんて希望を持ちたくなりました。
結構突っ込みどころがありましたが、大まかな流れとして、私の好きな作品でした。
チャン・ギヨンssi、キラー役、ぴったりでしたね。素敵でした。
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