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これってやっぱりカット有りですよね。なんだか、話が飛んでる気がするわ・・・ やっぱりNHKではノーカット版を期待するのは無理 確か昔、「冬ソナ」ではありましたよね、後日ですが。
カジンの姿が村から消えました。
オン・ダルをはじめとした村人たちは、皆でカジンの行方を探しました。
カジンは、死のうとしていました。
こんな大事な事を忘れてしまっていた自分が情けなく感じました。
自分を探している村人たちの声を聞きましたが、とても出て行く気にはなれませんでした。
ウォルの前に、コ・ゴンが現れました。
誰を探している?と聞かれ、震えながら犬だと答えたウォル。機転の利く子です。
しかし、それを信じるほどコ・ゴンは純粋じゃありません。
そこにオン・ダルが。
オン・ダルを見て、コ・ゴンはへ・モヨンの薬草店に囚われていたヤツだと気付きました。
と言う事は、カジンと行動を共にしていたヤツだと。
オン・ダルは“王宮から姿を消した女”の行き先を聞かれても、しらばっくれました。
しらばっくれながら後ずさりするオン・ダルに詰め寄ろうとしたコ・ゴン。なんと、落とし穴に落ちちゃった
そのまま行こうとしたオン・ダルに、コ・ゴンが
「王女を連れて行っただろ」
と、怒鳴りました。
王女
オン・ダルはこの時気づいたのです。カジンがピョンガンだと。
思い出しました。8年前のあの騒動を。
ショックでした。
青玉のペンダントを見たのに気づかなかったなんて・・・と。
崖から飛び降りようとしていたカジンを、危機一髪引き留めたオン・ダル。
何故お前が王女なんだ・・・とオン・ダル。
「お前の父親が俺の父や部族を殺したのに。よりによって何故お前が」
どうしたらよいか分からない・・・とカジン。
「お前の命はお前の物じゃない。俺が、俺の父が、スンノ部族が犠牲になって守った。死ぬのなら、皆の許しを得て死ね。皆が守った命をお前が勝手に捨てようと思うな。」
涙をこぼしながらオン・ダルが言いました。
そして、カジンを探す官軍を片付けると言うのを、カジンは押さえました。自分が行くと。
カジンはコ・ゴンの落ちた穴のところに行きました。でももう這い上がってましたね
「王女は死んだ。師匠が追う刺客ももういない。」
と、カジン。青玉のペンダントを投げ渡しました。
王宮に戻りましょうと、コ・ゴンは言いましたが、カジンは引きません。
ならば殺すしかないと言いました。
その時、オン・ダルが。
「お前はまだ刺客か。命を軽んじるな。」
村の事は口外しないから、王宮に戻りましょう・・・と、コ・ゴン。
ケル部族は信用できないと、カジン。
「村に王女は必要ない。行き場の無い哀れな身の上なら引き受ける。」
と、オン・ダル。
奇妙な音が聞こえました。
官軍が来たとウォンから聞いたプンゲたちが、亡霊や火の玉を装って脅そうとしたのです。
官軍と言えど、やはりこういうモノには恐怖を感じます。で、少々ビビり気味だったところにコ・ゴンが戻って来たのです。
コ・ゴンは撤退を命令しました。無駄足だったと、ここには何も無いと言って。
カジンを一旦は見逃すことにしたようです。
幽霊村の村長サ・ウナムは、官軍に立ち向かったプンゲを叱りました。
事を荒立てて、自分たちの存在が見つかっては元も子もないからです。
カジンは、自分のせいだと言いました。自分の正体が分かったと。
カジンが王女だと名乗ろうとしたとき、オン・ダルが慌てて口を挟みました。
「天誅房の刺客だ。」
止めるって言ったよね?と、ウォル。
オン・ダルは自分が連れて来たのだから、自分が責任を取ると言いました。
そして、カジンには、生きる道は自分で捜せと言いました。
オン・ダルは、村長にだけは本当の事を打ち明けました。
カジンが、王女だと言う事です。
オン・ダルはカジンをどうすればよいのか分からないと言いました。それは村長とて同じです。
父だったらどうしたでしょう・・・とオン・ダル。
「オン・ヒョプ将軍だったら、道理に従っただろう。」
と、村長は言いました。
オン・ダルは苦しんでいました。父や部族はカジンの父王のために犠牲になったのです。カジンに責任は無いとしても、やはり冷静にカジンを見つめることは出来ませんでした。
カジンはこのまま幽霊谷で暮らすとオン・ダルに言いました。
人間らしくここで生きて行きたいと。でも、オン・ダルが許さないと言うのなら、すぐに出て行くと。
村の皆が許したんだから、良いとオン・ダルは言いました。
「あんたは?」
と、カジンが聞きました。
俺は・・・これから考えると、オン・ダルは冷たく突き放したように言いました。
カジンは刺客の武器を捨てました。
鍛冶屋のプンゲに全ての武器を渡し、鎌でも何でも村に必要な物に作り替えてほしいと言いました。
それをオン・ダルが知りました。
コ・ゴンはカジンから渡された青玉のペンダントを見つめていました。
父コ・ウォンピョは王女を殺せと言い、王女は自分は死んだと言う・・・。
そしてコ・ゴン自身は王女を想い続けていました。それは幼い頃から変わっていないようです。
決心しました。
王に王女が生きていると伝えようと。
平原王は、コ・ゴンから青玉のペンダントを見せられ、驚愕の表情を浮かべました。
直接会ったと言っても信じなかった平原王ですが、青玉のペンダントを見ると、それが嘘ではないと思えたのです。
平原王は心からヨン王妃を愛していました。
ピョンガンが生まれた時、そのペンダントをヨン王妃に渡したのです。
コ・ゴンは、この事は父は知らないと言いました。
とにかく無事に王女を王宮に連れてくることが大事だと言いました。反対勢力に知られない様に。
コ・ウォンピョの息子であるコ・ゴンをどこまで信じられるか、平原王はまだ迷っていました。
コ・ウォンピョは平原王の様子がいつもとは違うと報告を受け、気になりました。
お酒と薬におぼれて正体を失くしている事が多かったのに、薬を求めようとしないと言うのです。
ピョンガンの部屋に突然やってきて、物思いにふけっていたと言うし。
で、コ・ゴンをせっつきました。刺客を殺せと言う事です。
コ・ゴンは不法な薬を扱っている証拠を突きつけ、へ・モヨンを脅しました。
へ・モヨンに聞いて山に行ったが、刺客を見つけることは出来なかったとコ・ゴンは言いました。父からせっつかれているが、全く刺客の行方が知れない。だから、刺客の死体を用意しろと言ったのです。
カジンは、オン・ダルから貰った手彫りの人形を返そうと思いました。友情の印だと渡されたものです。もう友達とは言えないから・・・と思ったのです。
で、家を訪ねると、朝早く出て行ったとサ氏夫人が言いました。
サ氏夫人は、カジンに言いました。
「幽霊谷に波風だけは立てないでくれ。オン・ダル程可哀想な子はいない。万が一何か事が起こりそうだったら、静かに出て行ってくれ。」
しかし、カジンは出て行かないと言いました。オン・ダルと村の人たちには借りがあるからと。
サ氏夫人はカジンにお弁当を渡しました。オン・ダルに渡してくれと言いました。
オン・ダルはろくに食事もしていないのです。
オン・ダルはこのところ井戸を掘り続けていました。
日照りが続き川の水も枯れそうなので、今のうちに・・・と言う事です。
現場に行くと、既にカジンが来て掘っていました。
預かったお弁当を渡そうとしたら、それを払いのけたオン・ダル。
「私のせいじゃない。だから腹が立つし悔しい。あんたさえ分かってくれればいいと思った。そしたら私も幽霊谷で幸せになれると。」
「誰がお前のせいだって?俺だって辛い。お前を気遣いたいのに、出来ない。お前を見ると父を思い出すから。王の娘だけど構わないなんて言うのは、都合がよすぎる。」
罪も無い私たちが罰を受けるのね・・・とカジンが言いました。
そして、人形を返しました。
一旦は諦めようとしましたが、無理でした。
去って行くカジンを、オン・ダルは追いかけました。
「行くな。ここでカジンとして生きろ。思うとおりにしろ。王女でも刺客でもない。お前はカジンだ。」
ありがとう・・・と、カジンは泣きました。
コ・ウォンピョから天誅房に怒りの手紙が届きました。
仕事が遅いと言う事です。
トゥ・ジュンソは、平原王の前にコ・ウォンピョを殺すと決めました。
へ・モヨンが刺客の遺体を見つけたと、コ・ウォンピョの元にやって来ました。
コ・ゴンは驚いたフリをして見せました。
そして、確かめるよう言われ、確かに刺客だと父に告げたのです。
コ・ウォンピョは本当に信じたのかしら
一応、表向きは信じた様子を見せていましたが、息子すらイマイチ信用していない様に見えます。
オン・ダルはカジンのために養父ヨム・ドゥクを連れてこようと考えました。一緒に暮らさせてあげたいと思ったのです。
カジンは本当に嬉しく思いました。
「カジン、これからは幸せになれ。他の事は気にするな。自分を大切にしろ。」
オン・ダルが言いました。