たくさんある広告記事の中に、ペット紹介コーナーがありまして。
そこに、紹介写真&コメント募集…とありましたので、みぃの写真を携帯から投稿してあったんです。
随分前の事なんで、すーっかり忘れてました(;^_^A
そしたら、昨日配布分に、みぃの顔が(◎-◎;)
勿論、保存版とします!
余命4ケ月のダビデ 的場 千賀子 ミヤオビパブリッシング このアイテムの詳細を見る |
偶然書店の棚で見つけました。
いつものように、DVDのレンタルに行ったついでに、併設してる書店を覗くのが習慣と成ってます。
チェックを絶対に外せないのが、ペット関係の棚と韓流雑誌のコーナー。
時々、「くるねこ」とかが並んでるコーナーもチェックします。
そこで見つけたのが、この本。
”ダビデいったい何の名前”
と、手にとって
「しまった」
そう、猫の名前でした。
それでも、棚に戻す気にならず、恐る恐るページをめくってしまいました。
不治の病で逝ってしまった猫との、愛情溢れる生活を、写真と共に綴っています。
余命4ヶ月かぁ・・・。
みぃは、結局症状があらわれてから、1ヶ月ももたなかった・・・。
覚悟をする暇も与えてくれず、ホントにあっという間に逝っちゃいました。
今は、もう、みぃの話も普通に出来るんですが、こういう本はヤバイッ
案の定、数ページで目の奥が熱くなってきました。
それでも、少しは読めたのですが、如何せん。
この手のドキュメントに対しては、全く無防備なまぎぃ。
涙が本に落ちそうになったので、そそくさと本を閉じて、その場を離れました。
人って、命の大切さや大きさは、大切な命を失って初めて理解出来るものなんですね。
”知る”事は、本からでもネットからでも出来るけど、その真の意味を理解するのは、やっぱり経験なんだと、改めて思いました。
この本、今現在ペットを飼ってる方だけじゃなくて、ペットロスで苦しんでいる方、これからペットを飼おうと思っている方にも、お勧めします。
今朝の新聞記事から。
《赤血球のもとを増殖ーES細胞使い、半永久的に血液確保に期待》
〝マウスの受精卵からできる万能細胞の胚性幹細胞(ES細胞)から、血液に含まれる赤血球のもとになり、試験管内で半永久的に増やせる「赤血球前駆細胞」をつくることに成功したと理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県つくば市)の中村幸夫室長(血液学)らが、6日付で米科学誌に発表した。〟
一回読んだだけでは、充分理解できない私ですが、でも、すぐに思った事は、
”もう少し早ければ、みぃに試して欲しかった・・・”
と言う事。
みぃの死亡原因が、この幹細胞不全という理由だったからです。
〝この細胞は、試験管内で正常な赤血球に成熟できたほか、急性貧血のマウスに移殖したところ、マウスの体内の赤血球が増え、貧血症状が緩和された。〟
みぃは、この作業が骨髄の中で出来なくなったため、貧血が進み、食欲も落ち・・・という最期だったわけですから。
この記事を読んで、泣けました。
ホント、泣けました。
悔しかったです。
もう少し早ければ、あと半年早ければ・・・と。
もし、この研究が半年早く発表されていたとしても、現実には無理だったかもしれません。
でも、可能な限りの手は尽くせたかも・・・と、思ってしまうのです。
動物であっても、こういう想いを持つのですから、人であったら、家族であったら・・・と思うと、一層の悔しさが充分に想像できます。
現に、私の父がパーキンソン病で亡くなってますから、それ以後、パーキンソン病の治療方法に付いての躍進振りを見聞きするにつけ、毎回、このような想いになります。
そんな時、新聞の同じ紙面にこんな記事も見つけました。
《「新一筆啓上賞」決まる》
〝日本一短い手紙のコンクール「新一筆啓上賞」で知られる福井県坂井市は6日、今年の入賞作品を発表。大賞には、がんを患う妻への思いを記した愛媛県四国中央市の会社員松永佳二さんらの5作品が選ばれた。
今回のテーマは「未来」。
ー中略ー
「今すぐ、タイムマシーンで、妻を助けに来て下さい」。松永さんは「50年先の未来の名医へ」と題し、36歳で乳がんを発病、10年後には転移も始まった妻を、未来の発達した医学で助けて欲しいとの気持ちをつづったという。
ー後略ー〟
これも、泣けました。
みぃが居なくなって、もう2ヶ月が過ぎました。
寂しさも、慣れて来ました。
でも、やっぱり、居なくなってしまった・・・と言うより、お出かけ中・・・という感覚ですね。
で、ですよ。
このところ、どこかの猫ちゃん達が、時々我が家の庭を通りかかる事が多くなってきたんですわ。
みぃの匂いが消えつつあるって事でしょうか。
しきりに、あちらこちらで匂い付けの行動が見られるんです。
ま、早い話が、ぴぴっ・・・と、おしっこを引っ掛けて行くんですね
本日も、まずは上の写真のインパクトの強い色合いの、どこぞのボン。
そして、次が、下の写真の三毛猫。こやつ、オスのような感じなんですよ。だとしたら、貴重な”三毛猫のオス”
上手く我が手中に収める事が出来たら、一攫千金
・・・でもね、ちゃんと首輪してるんですよ。
・・・残念
まだまだ”みぃ2世”を育てる気にはならないけど、こうやって時々悪さをしてもよいから、猫が庭を歩いてくれる事が、無性に嬉しいまぎぃです。
少しずつ、みぃの事を考える時間が短くなって来ました。
不思議なのは、TVや雑誌で猫をはじめとした動物達の姿を見るのが、決して悲しくないと言う事。
以前より、すすんで見るようになったとも言えます。
無邪気な姿を見るのが、楽しくて、嬉しくて、そして何と言っても可愛くて。
でもね、必ず思うんです。
”うちのみぃの方が可愛い。あんな姿もこんな姿も絶対にみぃの方が可愛い。”
って。
居ない・・・という事が、まだきちんと理解出来てないのか、生活の中から消えてないのか。
先日も、アルフィーの影を見て
「あっみぃを踏んずけるところだった」
と、言っちゃいました。
影の直前で立ち止まって、思わず跨いじゃったんですよ。
でも、その瞬間
”あ・・・、違う。”
その一瞬が、辛かったです。
心臓を、ぎゅ~っとつかまれた様な、苦しくなる様な・・・。
どーしても駄目なのが、ドキュメンタリーでもドラマでも、”死に行く場面”。
やっぱり、みぃの最後が甦ります。
居ないという現実を突きつけられます。
そして思うんです。
みぃは、楽に逝けたんだろうか。
最後に、もう少し撫でてやった方が良かったんじゃないだろうか。
もっと長い間抱っこしててやればよかった。
寂しくはなかったんだろうか。
私の顔は見えていたんだろうか。
最後のため息は何だったんだろうか。
うちに来て、幸せだったんだろうか。
写真は、いつも夏の間、みぃが木陰で涼んでいた山もみじです。
少し落ち着きました。
・・・と言うか、直後の、あのどーしようもない悲しみからは逃れられました。
でも、やっぱり、みぃが居ないと言う事に、慣れません。
今、姿が見えないのは、外に遊びに行ってる・・・とか、入院してるんだ・・・とか、思ってしまいます。
そして、ふと思うのです。
”え~と、みぃは、外だっけ?病院だっけ?”
・・・と。
だから、骨壷が棚の上にあるのも、あまり気になりません。
目に留まらないんです。
出窓の辺りで、ことっ・・・と音がすると、
”あ、みぃ、そこに居たんだ。”
玄関辺りで音がすると、
”あぁ、玄関でドアを開けてくれるのを待ってるんだった・・・。”
雨戸を閉めたテラスの外で、泣き声が聞こえたような気がするし・・・。
”帰って来たんだ。開けてあげなきゃ。”
ご飯入れも、水入れも、みぃと一緒に葬ってあげたにもかかわらず、いつも置いていた場所を、ちらっと見ちゃうんですね。
”水、入ってたっけ?”
・・・って。
いつかは帰って来ると、まだ心の奥ではそー思ってるみたいです。
今は留守してるだけなんだ・・・と。
もう1週間になるんです。
上は、昨日のみぃです。
これだけでは判りませんが、かなり、痩せました。
別人・・・いや、別猫のような軽さでした。
骨髄異形成症候群、そして、不応性貧血。
これが、みぃに下された診断です。
素人には何の事やら判りませんが、明らかに重病だと言う事だけは想像がつきます。
早く言うと、白血病の前段階・・・という事らしいです。
進行すると、白血病に移行すると言う事。
骨髄の中にある、どんな細胞にも成れる幹細胞が、成熟した赤血球や白血球を身体に供給出来なくなって来ているという状態。
つまり、未成熟な赤血球を血管の中に送り出してる結果、相対的に赤血球の量が減少、深刻な貧血を招いてるという事だそうです。
一番効果が期待出来るのは、”正常骨髄移植”。
人間と同じですね。
今現在は、全くご飯を食べてない状態が続いているため、栄養剤とビタミンの点滴、そして、骨髄が正常な働きに戻るよう、刺激を与えているようです。
内臓やその他の病気は全く無く、いたって健康。
この夏、かなり身体に脂肪を蓄えましたので、それで体力がもってる状況。
やっぱり、体力ですよ、闘病生活に必要なのは。
先生が仰るには、先生自身、この病気を見るのは、此処へ来て5年になるけど、初めてだそうで。
第一、この病院で、この病気のコを扱うのは、みぃがお初だとか。
だから、専門家に詳細な診断を仰いだらしいです。
何でも、一番が良いとは言えませんな。
これからの治療の選択肢は3つ。
① 何もしない。
② 出来る範囲での治療。
③ 骨髄移植。
②は、輸血や、今やってるような対症療法レベルの治療の事。
③の骨髄移植が万能の治療方法かと言うと、そうとも言えないらしいです。
まず、動物の場合は人と違って全身麻酔での施術になる訳ですが、この体力の落ちてる時に全身麻酔を行うと、心臓が耐えられるかどうかという不安があります。
そして、術後完璧に骨髄が正常な機能を取り戻せるかというと、それも100%じゃないらしいんです。
提供してくれるもう一匹の猫の体調も安心できないものだし。
何より、相当高額な治療費になること。先生も、どのくらいになるのか、すぐには判りかねる・・・と言ってましたし。
先生も、今挙げたような理由から、あまり移殖は薦めない様な口ぶりでした。
昨晩、この結果を子供達とアルフィーに話しました。
それぞれの意見を聞いておこうと思って。
「何もしなければ、どのくらいもつ?」
これが、皆の第一声。
私が、怖くて先生に聞けなかった一言です。
あれこれ事情を説明して、②で行こうと言う事になりました。
それでも、やっぱり限度はあります。
有り余るほどの資産を有するのであれば、とことん治療をしてあげたいけど、普通のサラリーマン家庭の我が家。
あるところで一線を引かなくては無理です。
命に優劣も軽重も無いと思ってるんだけど。
いつかはこんな日も来ると、頭ではわかっていたんですが、こんなにいきなりなんて。
みぃの命の期限を、私がつけなきゃいけなくなるなんて。
”とにかく、近いうちに一度帰る”
そう、殆ど帰省しない息子から連絡がありました。
またも・・・です。
でも、今回は、ちょっと深刻
朝から暗い話ですみません。
先日、ど~も体調不良のようで・・・という記事をしましたが。
本当に、不良だったようです。
ここのところ、1週間近く、殆どご飯を食べませんでした。
朝から1日中ずーっと窓際で寝たマンマ。水だけ飲んで過ごしてました。
だから、あれこれと違うペットフードを買ってきては食べさせようとしてたんですが、全く受け付けず。
こんな感じ
不安になりながらも、毎日、様子を見てたんですよ。
でも今週末は親戚の結婚式で、どっちにしてもみぃを預ける予定になっていたので、その時になって預かってもらえないのじゃ困るから・・・と、昨日病院に連れて行きました。
外観からじゃ、全く異常が認められないので、とりあえず、血液検査とレントゲン。
その結果が、これ
一口で言うと、”極度の貧血”だそーです。
先生から、素人の私でも理解できるように、詳細な丁寧な説明がありました。・・・でも、何だか、今、ぼ~っとしちゃってあまり思い出せません
猫エイズと猫白血病については、予防接種をしてるので、陰性。
出血による貧血ではない。
リンパ球数が異常に多いし、且つ、形状が変形してる。
おそらく、骨髄性の病気じゃないだろうか・・・と言うのが先生の所見です。
でも、その道の専門家じゃないので、正確なところがわからない。
だから、そのデータを専門家に送付しました、そこで診断を仰ぎたいと思ってます・・・とのこと。
もし、骨髄性の病気だった場合の治療は、人間と同じ様に、輸血や放射線治療があるそうです。
でも、猫の場合、人間の様に保存血液があるわけでもなく、初回は良しとしても、複数回の輸血はかなり危険らしいです。
そして、骨髄で血液が作られてないのであれば、輸血はその場しのぎという事になってしまいます。
また、放射線治療は、費用がかかるだけじゃなく、みぃ本人がそれに耐えられるかどうかわからない危険性があると言う事です。
データ分析の結果は今日にも病院に届くらしいのですが、生憎休診日。
おまけに明日からは、私達が出かけてしまうので、結局月曜日にその結果を聞きに行く事になってます。
それまで、みぃは、入院して点滴を受け、とにかく体力の回復が優先させることになりました。
その後の治療は、先生と私達家族との話し合いで決めましょうと、先生が仰いました。
かなり、かなり、ショックです。
上の写真は、先生との話の後、面会中のみぃ。
後ろ足の白い包帯は、点滴の針をつけてる所為です。
この夏で一段と太ってたみぃも、6㎏まで体重が落ちてます。
でも、元々元気で体力、脂肪た~っぷりだった事が、今、幸いしてます。
「あの、お腹のぼんやりとした空間は何ですか?」
と、レントゲン写真を見ながら聞くと
「あ~、あれは脂肪です」
「あ、あ~・・・そーですか」
これから、どーしたら良いのか、どーしてあげれば良いのか、そして、私達に何が出来るのか。
「どちらにしても、あまり良い結果は得られないと思います。」
という先生の言葉の後、みぃの姿を見たら、我慢してた涙が、今度は止まらなくなってしまいました。
「じゃあね。」
と、別れる時、ドアが閉まる瞬間まで、大きな眼を丸くして私を見ていたのが余計に悲しかったです。
みぃは、この病院の一室・・・いやいや1ゲージの中に、入院中です。
体調不調のみぃ
先日来、一日の大半を寝て過ごしてます。
それも、ご飯もあまり食べずに・・・
今日も、朝ご飯にドライフードを10粒程度食べただけで、この時間まで、ず~っと寝床。
とにかく、あれほどお出かけ好きだったのに、全く出かけないんですから。
それに、ご飯も欲しがるけど、数粒食べただけで終わるし・・・。
また誰かと喧嘩して、どこか噛まれて、膿んでるじゃないだろうねぇ。
今のところ、腫れてる箇所は見当たりません。
身体中を撫でても、痛がる風も無いし・・・。
いったい、どーしちゃったんでしょ
こんな風に、私にくっついて寝る事もしません
これは、みぃが私の腕枕で、寝入る様子を連続撮りしてみたモノです。
体調が悪い時は、動物って、傍に寄って来ないで、一人でじ~っと耐えてるんですよね。
見てて、本当に可哀相で・・・
早く良くなっておくれ~
朝早く起こされようが、一人でご飯食べないで、食べさせて貰おうと我が儘言って手がかかっても、やっぱり、元気なみぃで居て欲しい
そんなに広い豪邸じゃないのに、時々みぃの居場所がわからなくなります。
確かに、家の中に居るはずなのに、どんなに探しても姿が見えず、諦めた頃に・・・と言うか、忘れた頃に
”ちりちりっ”
と、鈴の音をさせて現れます
今日も、夕方ご飯を食べてから、行方不明状態が続いていたのですが、ここで発見
確か、どなたかの結婚式の引き出物等が入ってた、大きくて丈夫な袋
以前から、気に入ってる様子なので、捨てる事も片付ける事も出来ず、二階の廊下の隅に置いてあるんですわ。
ここだと、適度に温かく、誰にも邪魔されないのが良いようで・・・。
他にも、たたみ忘れて置いてあったダンボールの箱も好きらしい
気に入ってるのを見ちゃうと、どーしても、そのままにしておいてやりたくなるんですね。ま、ぐうたらな私としては、言い訳にもなりますが・・・
みぃの、お気に入りの隠れ家は、何箇所かあり、それらをローテーションしてるようです。
ちなみに、まだ今も、袋の中です。
今夜はそこで過ごすのでしょうか・・・。